もう閉会式が近づいています。
いろいろ騒がれたRio2016。日本人選手の活躍ももちろんですが、とても気になったのは、観客が少ない、ということです。
せっかくのオリンピックというのに、まるで地方大会のような惨状。あるいは、小さな町の一地域がたまたま大きな会場で行うことになった運動会のような観客数。
オリンピックがこんな状態で良いのでしょうか。
また、そんな少ない人数の観客の皆さん。選手が試合中にもかかわらず、テレビカメラが移動するのに合わせて、カメラに向かって旗振ったり手を振ったり。
試合中にですよ。
こんな観客の方々って今までの大会にいたかしら?という感想。
オリンピックにおけるチケット収入がどれほどの重要性があるのかわかりませんが、やはり収入源としては重要でしょう。それが、こんな状態で、オリンピック後のRioの惨状が目に浮かびます。
観客が少ないので試合もやりやすい、とい思う選手もいるのかもしれませんが、やはり、多くの観客の声援、応援があってこそ、オリンピックでの競技が盛り上がるのではないでしょうか。
陸上競技でも空席がほとんど、というのには驚きました。ガラガラ状態。
また、本日未明に行われていたレスリング。
表彰式だというのに、テレビに映っているところはほとんど観客の皆さんがいませんでしたが。。他の席にはいたんでしょうか???
今回のオリンピック、空席率が70%だということです。
70%!!
って、こんな数字で競技会を開催する都市としての責任があるのか問いたいです。
市民の興味がないのかあるいはチケットの値段が高すぎるのか。
チケットの値段が高すぎて市民に行き渡らないのではないか、というのは事前予想でわかっていたはずです。
そういうことであれば、もっと早くから対策をとるべきだったのではないでしょうか。
ソチやロンドンでも、空席のことがとても気になりましたが、Rioが一番ひどかった。
選手の皆さんにも失礼です。
今後のオリンピック開催地を選定する上で、十分な観客数を望めるところ、というのも条件の一つに挙げるべき、と思ってしまいました。