LOVE - GOLDEN APPLE

投資とフィギュアスケート、映画とドラマに政治、その他諸々。
自分の興味ある事を勝手に綴っているブログです。

フィギュアスケート世界選手権2017 羽生くん、優勝おめでとう。SPからFSまでの変化はどこから?

2017-04-02 10:34:15 | フィギュアスケート
すごい戦いでしたね。



驚いたのは、羽生くんの変化です。
SPが終わった後、ネットでは「一人で気負いすぎ」というようなご意見を多く見受けられましたが、そのような日本のファンの声が届いたのでしょうか。

演技後思わず、拍手



羽生くんの演技で拍手が出たのは久しぶりのこと。今回は本当に心技体が完璧に揃っていました。
一体全体、SP後、どうやってそのような精神状態に持っていけたのか、知りたいところです。何がきっかけで❓ まるで別人。
そしてFSは世界最高得点です。

6分間練習の時の表情は若干自信がないような感じでしたが、いざ始まってみれば、すごいすごいの連続。完璧な演技でフィニッシュ。
演技前に座禅でもしたのかな、と思わせるぐらい、精神統一されていてとっても落ち着いていました。気負いが全くありません。

そうなんですよ。気負わないこと❗️が一番ですね。

記事によると最終グループ第一滑走というのが良かったということです。他の選手の点数を気にせず滑れることが良かったようです。ご本人はファンの皆さんやチームのメンバーを信じていたと言っていました。SPで失敗して(凡ミスもあったりして)、開き直ったのかもしれませんね.
SP後のブログで私も色々文句を書いてしまいましたが、今回のような FSの演技を見てしまうと、さすがの精神力と言わざるをえませんね。

そして宇野昌磨くん。演技前のアナウンスの「ショーマ ウ〜ノ」と言うのも気に入りました。
宇野くんの演技、ますます高橋大輔さんに似たようなものになってきている。音楽も。
宇野くんの演技終了後も拍手 です。




羽生くんといい宇野くんといい、この二人の演技は4回転もですが、芸術的な要素がたっぷり入っていました。見入ってしまいます。
3位の中国の選手は4回転は飛びますが、あまり見応えがないという感じ。。。。



それに比べて、パトリックとフェルナンデスくんはどうしたの???
パトリックは失敗が響きましたね。今回の大会では一つの失敗が命取り。絶対失敗しないのがメダルの条件です。スケーティングはいいのですが。。26歳ですが常に上位に食い込んでくるのには感心してしまいます。
またフェルナンデスくん、疲れてしまったのかな。SPでは完璧の演技だったんですが。
フェルナンデスくんのプログラムって、演技で失敗が連続すると全く面白くもなんともないプログラムになってしまうと思うのです。完璧にこなしてこそのプアログラム内容なのに、残念です。

最終滑走者というのが響いたんでしょう。羽生くんとは真逆ですね。また、宇野くんの演技もすごかったので、そんなこんなで失敗が続いてしまったのかもしれません。





完璧にこなした羽生くんと完璧にこなしたフェルナンデスくんの対決を見てみたいです。
いつもどちらかが失敗しているような印象なので。

ですが、

これがオリンピックであったなら!!!

と思います。

平昌が楽しみですね。


フィギュアスケート世界選手権2017 SPを終えての感想です。

2017-03-31 17:36:57 | フィギュアスケート
フィギュアスケートの一大イベントの世界選手権。

男子、女子ともSPが終了し、本日深夜から女子のFSが行われる予定。
そこで、いよいよ、来年のオリンピック出場枠が決定します。








日本選手は何しろ、宮原知子さんの欠場が痛かったです。当初はすぐに回復するできるようなお話だったんですが、報道されているより症状が重いのでしょうか。まあ、無理して出場して想像できないような結果になるより、来シーズンに頑張ってもらいたいですね。
でも、股関節の剥離骨折のようで、大丈夫かなと心配はしてしまいますが。
三原さんとかいろいろ失敗はありましたが、フリーでは新たな気持ちで頑張って、自分らしさを出してもらいたいです。

3枠が2枠になろうとも誰も文句は言わないと思いますが、それが今の日本の実力かもしれません。
とにかく思いっきり滑ってもらいたいですね。

さて、男子です。
今回はYouTubeの動画で拝見しました。









日本では大注目の羽生くん。ソチオリンピック後、なんとなく、本人は頑張っていても心が追いついていかないような雰囲気を感じてしまっています。ソチの時は心技体完璧に揃っていたように思えますが、今は全部バラバラのような状態。ですから、演技を見ていても全然面白くありません。ご自分でも、気持ちの中に冷めたところを感じてしまっているのではないでしょうか。 
それになにか、とっても焦っているような雰囲気も感じてしまいます。こういうところにゴールドメダリストというプレッシャーが知らず知らずのうちに湧いてしまっているのではないでしょうか。

その反対にハビエルくん。完璧な演技と気迫を感じます。4回転をそんなに何回も飛ばなくても高得点が取れる、というお手本のような演技でした。思わず拍手
パトリックもそうですね。今回はとっても調子が良さそうでした。

最近は4回転を何回も飛ぶプログラムが流行っているようですが、フィギュアスケートって4回転だけが大切ではないとあらためて思わせてくれたこの二人の演技。
4回転も取り入れながらさらに芸術性も高めていく、というのが本来のフィギュアスケートの姿なのでは?
アメリカ人の子とか、ポンポン飛んでいるだけで、プログラム的にはそれほど面白いとは思えません。

そこで羽生くんに提案!!なんて偉そうなことは言えませんが。。

恋愛したらどうでしょう⁉️


ハビエルくんは私生活も充実しているようですし。パトリックも大人の雰囲気を感じさせてくれていますね。宇野くんも精神的に充足しているように思えます。
恋愛でダメになるスポーツ選手もいますが、羽生くんはむしろそういうことが精神的な肥やしになってくれる気がします。

恋愛が難しかったら、なんでも話せる人をみつけることが必要かもしれません。とにかく、羽生くん、精神的に寂しそう。。です。


まあ、フリーになると俄然高得点を取ってくる選手もいますので、今回のSPだけで決めてしまうのはなんですが、フリーではもっと落ち着きましょう。

さて、ハビエルくんとパトリック、このままで行くのか???







フィギュアスケート四大陸選手権2017 羽生選手のお尻に火をつけた結果に。

2017-02-19 23:47:29 | フィギュアスケート


四大陸選手権、男子FS終了です。

この結果、1位から5位までアジア系。この中にヨーロッパやロシアの選手がどうやって食い込んでくるのか興味がありますが、フェルナンデスくんしか候補はいないのではと思えてしまう、フィギュアスケートでのアジアの台頭を思わせた結果となりました。



それにしても羽生くん、SP3位からの見事な巻き返しでした。でも、7点の差はそれほどは縮まりませんでしたね。
SPの羽生くんは若干元気なかったです。二ヶ月ぶりの実戦で、いろいろ考えてしまったのでしょうか。
でも3位になったおかげで、FSは頑張りました。なんか、「見てろよお〜〜〜」というような気迫が漂っていましたね。その結果、途中、ジャンプが抜けてしまったようなところがありましたが、4回転追加したりなどで、挽回。そのへんの落ち着きぶりはものすごいです。
つくづく、SPで頑張っていれば、ととても惜しい結果でした。

ですが、この結果でオリンピックまでの1年、頑張っていかれるんではないでしょうか。



全米チャンピオンのネイサン、5回の4回転をプログラムに入れてくるのはすごいと思いますが、ジャンプを跳べなくなった時にどうするかを考える必要があるのでは、と思いました。ぽんぽん飛んでいるだけのようなプログラムに思えてしまったのです。
今は、全米でものすごい得点で勝利し、イケイケの状態ですからね。
羽生くんとのGOEの差を見れば、ネイサンもまだまだかな、なんて思ってしまいます。その実力をつけてきた時には良きライバルになりそうな感じですが、イマイチ、印象が残らないんですねえ。魅力がないというか。。
その反対に、氷の上にいる宇野くんは、とっても大きく見えますね。また、大人になりました。
今回転倒が2回もあって、そこが惜しいところ。音楽も非常に滑りにくいような曲に思えますが、そういうことを感じさせず、見事な滑りだったと思います。



ネイサンという年下の今シーズン、シニアに上がってきたばかりの選手に負けてしまったということは相当悔しいのではないでしょうか。
羽生くんって、ライバルがいることによってモティベーションが上がるように思えるので、ネイサンのような人がいて良かったのではないかと思ってしまいます。

来月の世界選手権だけでなく、来シーズンも非常に楽しみになりました。






フィギュアスケート四大陸選手権2017 三原舞依 200点越え‼️

2017-02-18 23:59:57 | フィギュアスケート
韓国で行なわれているフィギュアスケート四大陸選手権。女子FS終了しました。



フジテレビで生放送で放送するかと思ったら、なんと録画。9時からの放送ということでした。ライブストリーミングはあるのかと思ったら、eurosportとかで見られるようだったの最後の方だけ早速視聴開始。ライブストリーミングも昔と比べて問題なく見られるので、安心ですね。



ちょうど三原舞依さんの演技が行われているところでした。
この三原さん、昨年からダークボース的にメキメキと頭角を現してきましたね。あれよあれよという間に日本選手権で3位。そして世界選手権出場が決定しました。ジュニアでも活躍していたようですが、病気でお休み。そのため、彼女の存在を全く知りませんでした。

グランプリシリーズで初めて三原さんのスケーティングを見てびっくり❗️スケティーングは滑らかで、ジャンプもしっかりしていて、のびのびと滑っている姿に目が釘付けになりました。
こんな選手がいたとは。。
案の定、日本選手権で表彰台、そして今回の四大陸で見事200点越えです。

こういう結果を残してしまうと、否が応でも世界選手権そして来年のオリンピックに期待がかかってしまいますが、彼女だったら自分を見失うこともなく、これからもメキメキと実力を伸ばしてくれるものと思っています。

フリーの曲も良かったです。三原さんの雰囲気にぴったり。自分をよくわかっているんでしょうね。
また、今回200点を超えた、ということが自信の源になるかもしれません。今のフィギュアの世界では200点超えてこないと、オリンピックでの表彰台は難しいでしょう。だから、これからも200点越えることが続くように期待してしまいます。

樋口さん。フリー後大泣きしていましたが、今回の演技は樋口さんらしからなぬ演技。
でも彼女の場合、良い点数を出そう出そうとして、かえって全体がからまわりしているような雰囲気。また無理して大人ぶっているような印象もあって。。。
あの曲とコスチューム、本当に自分に合っていると思っているのでしょうか???お化粧も濃すぎるし。。

試合で勝つ要素って、テクニカルなことはもちろんですが、曲、コスチューム、演技、テクニック、そして本人の醸し出す雰囲気、魅力など全てが揃っていないと良い点週は出ないような気がする。

三原さん、これからはもうちょっと女っぽい色気のある雰囲気を醸しだすことが課題かもしれませんね。






フィギュアスケート四大陸選手権2017 平昌オリンピックは大丈夫か!?

2017-02-17 22:10:26 | フィギュアスケート
ここ数日、私の以前のブログ
 
  フィギュアスケート四大陸選手権、観客が少ない!なぜ!?

という記事にアクセスが増えているな、と思っていたら、四大陸選手権の季節でした。

今回も韓国で行なわれている4大陸選手権。平昌オリンピックを来年に控えた、その前哨戦のようなものです。が、やはり、観客が少なく空席が目立つ状況。
オリンピックは来年なのにこんな状況でいいのか、と改めて思ってしまいました。
今回の観客数を見ても、あまり盛り上がっていないような印象を受けてしまいます。

そんなか、日韓関係がこじれているにもかかわらず、なんでも日本から1000人近い人がこの大会を見に、韓国を訪れているということだそうです。
今現在、この会場にどのくらいの人数の観客の皆さんがいらっしゃるのかわかりませんが、殆どが日本人??に思えてしまう。地元韓国の方はいらっしゃらないのでは?

昔は四大陸といえばマイナーな大会で、世界選手権に出場できなかった人が参加するような大会だと思っていましたが、今は世界選手権の前の練習のような大会と捉え、一流の選手の皆さんが参加することが多くなってきています。
今回もパトリックや、全米で優勝したネイサンや我らが羽生くんや宇野くんが出場。日本人だったら、絶対に会場に行きたくなりますよね。

それなのに、この観客数では、来年のオリンピックが大変心配。

韓国の皆さんは、もう、フィギュアスケートには興味がないのでしょうか

さて、女子、男子ともSPが終わり、いろいろありましたが、FSに期待しましょう。
羽生くん、まだ本調子ではないような印象。









フィギュアスケートグランプリシリーズ2016 スケートアメリカ 真央とアシュリー

2016-10-23 23:02:45 | フィギュアスケート
フィギュアスケートグランプリシリーズ2016
始まりましたね。
その初戦、スケートアメリカ。浅田真央が出場。

今回の大会、日本勢は17歳の三原舞依さん、頑張って表彰台に乗ることができたのは彼女にとっても、非常に良かったです。

が私が注目したのは、浅田真央さんとアシュリー・ワーグナーさんの対比です。

浅田真央 26歳  アシュリー・ワーグナー 25歳とほぼ同年代の二人の選手。
ですが、今回明暗が分かれました。


二人とも年齢的にはフィギュアの世界では年長さんに入ると思います。でも最近のアシュリーは自信に満ちていて氷上の演技にも引き込まれるものがあり、全く年齢を感じさせません。
彼女、今年の世界選手権で初めてメダルを獲得。苦節10年というような表現が当てはまるような経歴です。昔は、美人なんだけれど試合ではコロコロ転んだり演技がうまくいかなかったり、いいところまで行くんだけど、なかなか目が出ないような状況で、正直私自身も、彼女ってまだスケートしているんだ、などと思ったこともあります。しかしここ数年、特に20歳過ぎてからの活躍が目立ちます。そして、世界選手権で初めて銀メダル獲得!
遅咲きの選手ですね。
そのせいか、今は絶好調の状況です。自信たっぶりに滑っていてい、観客の心をがっちりつかんでいますね。彼女の表情と姿勢にそれが表れています。その後押しで、テクニカルな部分も自信たっぷりの演技で安定していました。

この状態がオリンピックまで続くのかどうかはわかりませんが、必ず上位に食い込んでくるものと思います。



そして、浅田真央さん。
アシュリーに比べると早咲きのスターです。最近は身体的に万全ではなく、その不安が表情に表れていると思います。SPの時もリンクに出てくるときの表情からして暗い。姿勢にもそれが表れていました。FSでもそうです。自信がないんじゃないのか、とわかるような表情と姿勢です。
FSの滑り自体はそれほど悪くはなかったと思いますが、ジャンプの失敗が痛かったです。3-3が3-2になったでしょうか。

これが身体的なことからくるものであれば、グランプリシリーズのフランス大会などお休みして、体の治療と立て直しに専念すべきと思ってしまいました。あるいは精神的なことからくるのであれば、自信を持てるような何かを得る努力が必要と思いました。



またいつも思うのですが、選曲が良くないと個人的には思います。SP,FSとも曲が暗すぎる。こう言う曲で毎日練習していたら、心も暗くなるのでは?メダルを取りに行く、という選曲には思えませんでした。パーフォーマンスとしてはいいのだと思いますが。。
表情は暗いは、曲も暗い雰囲気であれば、観客もハラハラドキドキと心配してしまう。そういう会場の雰囲気が演技にも影響するかもしれません。
もっと、浅田真央さんの表情を豊かにするような曲目選びをした方が良いのではよ思います。
その点、アシェリーの選曲はgoodだと思います。感情を表しやすいし、彼女の表情も非常に豊か。観客の心も掴みやすいです。

25歳でもできる、ということを証明しているアシュリー。

今の浅田真央さんにとっては自信を持つこと、そしてその自信を持つことに何が必要かを考えるべきではないでしょうか。

25歳のアシュリーにできているんだから、26歳の浅田真央さんにできないわけがない、と思います。


Skate America 2016 SP Mao ASADA




Ashley WAGNER FS - 2016 SA

2016フィギュフィギュアスケートジュニア 紀平梨花さん、3A成功しました。

2016-09-27 23:55:27 | フィギュアスケート
2016年のフュギュアスケートシーズン、もう始まっています。

ジュニアグランプリシリーズもすでに第5戦が終了しました。
先週、スロベニア大会が行われ、女子は紀平梨花さんが優勝。SPではロシアの選手に負けてしまいましたが、FSでは見事に3Aを決めてきましたね。
軸が斜めになってしまったと思うのですが、見事な着地でした。

紀平さん、昨年から3Aの飛べる選手、ということで注目されてきて、今回ジュニアグランプリシリーズに初参加。
結果を残しましたね。
スケーティングも非常に素晴らしいと思いました。素直な滑りです。性格も素直なのかしら??

それにしてもジュニアの大会を見ていると、女子はロシアvs日本という構図ですね。アメリカのジュニアはどうしているのでしょうか??

今後、紀平さんのような選手がどんどんと成長してシニアに上がってくると思うと、シニアの皆さんもうかうかしていられませんね。
でも、紀平さんも身体が成長してくると、今回のように3 Aを決められるのかどうかも課題があります。

フィギュアの世界も、優雅、華麗だけではなく、アスレティックの部分も非常に重要になってきています。

今シーズンはどんなドラマが待っているのでしょうか。楽しみですね。

(ジュニアともなると、観客席ガラガラなのが残念。日本の会場はほぼ満員のようでしたが。)





2016 ISU Junior Grand Prix - Ljubljana - Ladies Free Skate - Rika KIHIRA JPN

NHK杯フィギュア「スペシャルエキシビション ~盛岡~」

2016-01-10 10:44:06 | フィギュアスケート
東日本大震災から今年ですでに5年が立ちます。その震災の復興支援として、スペシャルエキシビションが盛岡で行われました。
そして、その模様がNHKで生放送。




豪華な出演者たちでしたね。海外からはお決まりのプルシェンコさん、そして往年のキャンデロロさんそしてデービスさんのペアなどなど。
また会場のライティングがとってもきれいでした。氷上を彩るライトも普通のアイスショーとは違い、とっても洗練されていた印象。
会場で生で見ていた人には、さらにきれいに見えた事でしょう。うらやましい。

多くのスケーターの皆さんが大変素晴らしいエキシビションを見せてくれましたが、何よりもとても感動したのは、エキシビション最後に浅田さんとか羽生くんと一緒に滑っていた地元の幼いスケーター達の姿です。皆さんとってもお上手でした。また今回のプログラムを作るにあたって、何日が前より浅田さんとかと一緒にリハーサルしていたという事。
世界のトップ選手と一緒に滑る、という事はなによりの子どもたちへの贈り物だと思います。また、今後の人生の目標にもなるのではないでしょうか。

今回のエキシビション前に選手の皆さんも被災者を訪れて皆さんとふれあっていたのも印象的でした。

すでに5年立ちますが、まだ5年という印象もあります。

私も震災直後、仙台周辺を訪れた事があります。
津波に見舞われたところとそうでない地域のあまりの差に愕然としました。そんな中でも、内陸の、でもすぐそばに津波が来ていた、という地域でも、すでにゴルフ練習場ではゴルフの練習をしている人もいたのです。こんな大災害があっても生活は続いていく、続けなくてはいけないというような気持ちを漠然と持った事をおぼえています。

これは誰にでも言える事ですが、どんな災難があっても生活し続けなくてはいけないという義務があります。
そんな中でも、今回のような素敵なひとときが生きる糧に、また心に暖かい物が残ればと思い居ます。

スケーターの皆様、地元の皆様、そしてスタッフの皆様、ご苦労様でした。



フィギュアスケート全日本選手権2015 女子FS&エキシビション 皆さんの笑顔が素敵でした。

2015-12-28 22:15:57 | フィギュアスケート


フィギュアスケート全日本選手権、2015年は終了しました。

グランプリシリーズからここまでかなりきついスケジュールでしたが、終了後は選手の皆さん、笑顔で良かったですね。



さて女子ですが、浅田真央さん、踏ん張ってどうにか表彰台。無事に世界選手権出場です。その前に4大陸選手権にも出場するとか。。
冒頭のジャンプがうまくいかず、大丈夫かな、とは思いましたが、中盤から復活したみたいでいつもの演技に戻りました。その後は最後まで見事に滑りきりました。
この、復活、っていったいどういう事がきっかけで起きるんでしょう。

冒頭のジャンプに失敗してしまうとダメかも、という気持ちが出てきてしまうと思うので、そのままズルズルと行きそうな感じもしますが、しっかり立て直してきたので、そこはエラいと思います。失敗のあとのジャンプが成功したので、それで自信が着いたのでしょうか。そういうところって、とっても微妙ですね。
また、今回はあまり汗をかいていなかったので、体調的にも調子が良かったのだと思います。




この全日本選手権の前頃、NHK「アーカイブス」で浅田真央さんの事を放送していました。((浅田真央 飽くなき挑戦~シニアデビュー10年の奇跡~
そこに、伊藤みどりさんが出演していましたが、真央さんに対するアドバイスとして、「周りの言う事に惑わされない」「自分の体調の変化に耳をすまし、ケアして行く事が大事」という様な事を話していました。真央さんを多いに応援しているように聞こえましたが、伊藤みどりさんのアドバイス、今の真央さんにぴったりの言葉ですね。
また、本人も「自分に勝つ」というような事を言っていたので、今ご自分が一番越えなければいけない事を良くわかっているのだと思います。



宮原さんは相変わらずの好調でした。
見事、昨年に続きトップですね。良かったです。





今回の全日本選手権で一番驚いたのは、樋口さんが総合で本郷さんより上に行ったという事です。
実は、今回1年ぶりに見る樋口さんの演技。体つきも以前より大きくなり、顔つきも大人になりました。今回の大会では多くのジュニアが活躍しましたが、その中でも私が一番期待しているのが、この樋口さん。
巷では、「性格悪い」「生意気」「顔つき悪い」とか言われているようですが、そのくらいの性格のほうが勝負の世界では良いのではとは思います。
ご本人のお話では、「このジャンプ飛べるかな、と思っても跳ぶと跳べてしまう」とか言っていましたが、ある意味天才肌だと思います。
良くピアノでも初見で何でも弾けてしまう子とか、教えなくてもリズム感抜群の子とかいますが、それと同じ感じなんでしょう。ですから、「出来ない事がわからない」と感じてしまっているかもしれません。
今回のプログラムは若い勢いで演じている感じがしました。今後、年齢が上がるにつれて勢いだけでは壁にぶつかると思いますが、それをどのように克服して行くのかに興味があります。また体の変化にも対処して行かないといけないでしょう。
歯並びがきれいですね。

今回真央さんより表彰台が上だったので、ゆめゆめ「真央に勝った」なんて、天狗にならないように。

そのほかジュニアが大勢頑張りました。
今後は日本vsロシアの様相とは思いますが、今のジュニアの実力があればロシアにも大丈夫かなと期待しています。










フィギュアスケート全日本選手権2015 女子SPにはジュニアが台頭

2015-12-27 13:04:41 | フィギュアスケート
女子SP終了後は、「浅田5位と出遅れ」というタイトルが多かったです。
ようやく、宮原1位という見出しが。。。
テレビでも浅田真央優勝を期待、と優勝、優勝ばっかり。
それだけ皆さんの期待が大きいのも解りますが、もうちょっと冷静に見てあげては、と思います。




女性でこの年齢で(とは失礼ですが)この世界にカムバックしてきたのですから、控えめに見てあげた方が良いのではと思います。
真央さんがいなかった昨シーズンの様子を見た限りでは、日本にも続々と若い選手が育ってきています。一時は世界に追いついていかないのでは、と心配もしていましたが、その心配も稀有に終わりそう。
ですから、真央さんが戻ったとしても以前のようなポジションをキープするのは難しいのではないのかな、とは思っていました。

今シーズン序盤の中国大会では、ご本人もわくわくしながら滑っていた、という事ですので、自分の実力が十分発揮できたのだと思います。が、回を重ねるたびに、良い成績を、若い人には負けられないというプレッシャーが予想以上に多いのではないのでしょうか。

もっと楽しんで滑ったら?

パトリックはグランプリファイナル、SPでは最下位でしたが、FSでは頑張って4位に食い込みました。

SPを見る限り、顔つき、顔色も良いのであまり心配はしていませんが、体力に負けず、自分で満足のいく演技をして欲しいですね。

そして宮原さんですが、彼女だけはグラプンプリファイナルの呪縛がかかっていません🍎
今回も見事に滑りきり、高得点で1位です。小さいのに、演技中はものすごく大きく見えました。



本郷さんも頑張りました。女らしさが漂ってきましたね。




3位に入った樋口さん、序盤、プログラム的には面白くなかったですが、後半のジャンプ、良かったです。若いながら、気の強さを感じさせます。こういう気の強さが真央さんにもうちょっとでもあったら、とは思いますが。。





村上さん含め、この上位4名の中に真央さん、どうやって食い込んでいくのでしょうか。


フリーの滑走順見ただけでは、真央さんにも勝負ありかも、と思ってしまいました。
優勝するしないは別にして、あまり心配はしていません。

本田まりんちゃんもよかったですね。


フィギュアスケート全日本選手権2015 羽生結弦 転んでも優勝🍎

2015-12-27 12:25:54 | フィギュアスケート


今回のフィギュアスケート全日本選手権、男子SP終了後には、「羽生、転倒しても100点越え」なんてタイトルが踊りました。
そこで迎えたFSですが、ここでも転倒。結果は優勝でしたが、グランプリシリーズおよびファイナルの試合に比べて、今回の演技はやや低調なものになってしまいましたね。



ご本人も満足の演技ではなかったため、ある意味、悔しいと思っていると思います。

今までも言われている事ですが、グランプリファイナル終了後すぐの全日本って、スケジュール的にちょっときつすぎるのでは??
以前にも、グランプリファイナル出場者には全日本は免除すべきなんて意見を述べている人もいました。
フィギュアスケートでも表現力だけではなく、今ではジャンプの得点が大きく加算されるので、体力を維持するのは大変とは思います。

今回の男子の試合では、グランプリファイナルに出場していたのは羽生くん、宇野くんそして村上くんの3名。その3名とも、はっきり言って、満足、と言える演技内容ではありませんでした。宇野くんもほんと、疲れているという感じで。。





すべての選手が全日本選手権で満足いく演技を披露できるような日程って、考えられないかしら。

ロシア選手権は毎年日程が変動するという事。特に固定していないようです。今季は今現在行われているようで、女子はメドベージェワが優勝。
アメリカ選手権は1月に、そしてカナダは2月という事です。

羽生くんの転倒する姿を見ていて、骨折でもしたらどうするんでしょう、とハラハラしていました。

ジャンプにかなりの体力と負担がかかる今、選手の怪我を防ぐ意味でも、全日本の日程というものも考慮してもらいたいものです。

とにかく、羽生くん、世界選手権出場おめでとう。
今回はリベンジの大会です。ぜひとも1位獲得し、宇野くんと二人で、来シーズンは日本人選手3枚の権利ゲット、お願いしますね。

フィギュアスケートグランプリファイナル-気になったのは浅田真央の汗

2015-12-15 13:32:34 | フィギュアスケート
先日のフィギュアスケートグランプリファイナル、エキシビションに浅田真央さんが欠席、胃腸炎で急遽帰国、というニュースが流れました。

フリー演技の前から調子が悪かったとか。
本当に胃腸炎なのかどうか、報道からはわかりませんが、体調をくずしていたというのは確かのようですね。

グランプリファイナルで気になったのは、フリー演技後のキスアンドクライで真央さんが大量の汗をかいていたのです。今までも試合後に汗をかいていたとは思いますが、中国大会のときにもかなり汗をかいていましたが、今回の汗はなんかちがうな、と。。

汗をかくにも多すぎない?あるいは顔色悪いんじゃない、と思ってしまっていました。以前はこれほど汗をかいていたしからとも思いました。
汗をいつもより多量にかいてしまうというのは、やはり体調の悪化かからもきているのだと思います。

試合をするにも、やはり体力の勝負です。
胃腸炎にしろなんにしろ、検査&治療をしっかり行って、次に備えてほしいと思います。
日本選手権はすでに目の前ですから。


以前、羽生くんがマスクをつけて練習しているという事を書きましたが、このマスク、別に風邪をひいている訳ではなく、低酸素状態を作り出し、高地トレーニングと同じ条件を作って練習するという事なのだそうです。その結果、心肺機能が高まると。
ですが、もともと喘息の持病がある場合、氷など空気が冷たいところに長時間滞在しなければいけないなどの場合は、このマスクは喘息発作予防の効果もあると思います。
羽生くんにとっては一石二鳥の効果かもしれませんね。

フィギュアスケートGF 2015,羽生くんは予想通りの活躍、浅田真央さん、年齢&体力の勝負でしょう。

2015-12-13 12:47:53 | フィギュアスケート
本日早朝、注目のフィギュアスケートグランプリファイナル終了しました。




リアルタイムでは見ていませんが結果をネットで拝見。
予想通り、羽生結弦くん、またまた自己最高得点を更新してグランプリファイナル三連覇という結果。



今最も旬で油の乗り切っている羽生くんなら当然の結果と思えます。もう、優勝するしないではなく、一体どこまで点数が伸びるのかに興味が移っている状況ですね。
合計得点見事に322.40という結果でした🍎
また、この大会で顔つきが変わりましたね。なんて言ったらいいのか、精悍かつかわいらしさを備えているというか。。。
今後は、くれぐれも天狗にならないように。



また、3位には宇野昌麿くんが滑り込み、この結果もまたまた良かったです。
残念ながら村上くんは最下位の6位。彼にしてみれば、本当に不本意な結果で、そうとう悔しいのではと思います。



パトリックはフリーで見事復活。しかし、ショートが悪かった。ので、表彰台には上れませんでしたが、4位までたどり着きました。

そして、注目の女子です。




結果は皆さんご存知の通り、浅田真央さんは6位、宮原さんは見事復活し、総合2位という結果になりました。




今回の大会、なんとなくまだ元気のなかった真央さん。実力はそれほど悪くはないと思うのですが、やはり年齢と体力に勝つ事が出来なかったのではないのか、と思います。
何しろ、月末の日本選手権を入れれば月3回もの大会に出場です。それも日本とスペインの往復を間に挟んで。
既に25才という年齢ですから、時差がからむ体力的な問題もあるのではないでしょうか。自分では大丈夫と思っていても、確実に体は衰えていくという現実があります。

実際に皆さんの滑りを見ていても、若い年齢の人の方が、ジャンプの飛び方が違う。GOEがつくかつかないかは別にして、動きが軽やかです。そういう方々に混ざって勝負する訳ですから、大変だなあと思っています。

でも24才のアシュリーも頑張っている訳ですから(体格は違いますが)、大人の意地を見せてほしいですね。

来シーズンはオリンピックシーズンですが、オリンピックに出るならば、来シーズンは試合数を減らすか、余裕を持ったスケジュールが必要とも思います。

元気だして行こうよ、真央さん🍎🍎🍎


なんか、日本選手権が心配。若い人に持っていかれてしまうのかな。。。

フィギュアスケートGF2015男子SP 羽生結弦の110.95がもたらすもの

2015-12-11 21:51:20 | フィギュアスケート
フィギュアスケートグランプリファイナルの男子SPが終了しました。





日本時間の早朝に行われ、その結果は朝からニュースで流れていましたが、予想通り、羽生結弦くんが1位でした。
そしてその点数が、なんと110.95という、自分が持つ世界歴大最高点をたった2週間あまりにうちに更新。

前回のときは誰もが「100点越えと非常に驚いたものですが、今では、この点数がどこまで伸びるのかに興味の対象が移っているような雰囲気です。そして、私たちの期待を裏切らない、全く完璧な羽生くんの演技でした。

NHK杯の時と同様に、今回も心技体ともに揃っていた演技だと思います。何しろ、顔つきが自信にあふれていましたね。前回のNHK杯の演技で、さらに自信がついたような印象です。

この自信が加わると、さらに演技に磨きがかかりますね。

この110.95という点数、フィギュアスケートが新しい舞台に確実に移行した、という印象です。

バンクーバーオリンピックの時にプルシェンコが、「4回転も飛べていない選手がなぜ金メダルなんだ」と協会に大きく文句を言った事がきっかけで、ルール改正されました。「進化を認めないフィギュアスケートはスポーツではない」という事を強く強調していた事を覚えています。
その結果、4回転などに大きく点数が与えられました。それと並行するように、アメリカ人の男子の選手でトップに出てくるような選手がいなくなってしまいました。

プルシェンコが撒いた種が、大きく、羽生くんで開いたような印象。
そしてさらに、羽生くんの点数で、フィギュアスケートではアーティスティックな部分だけではなく、ジャンプなどアスレチックスなところがより強調されて行くような雰囲気がします。
フィギュアスケートの世界が別次元に移行した印象です。
中国の選手も、4Aルッツを見事成功させています。これは羽生くんも飛べていないジャンプ。アーティスティックな面ではまだまだですが、トップに肉薄してくるのは間違いないでしょう。
今後は、技術面で常に安定した実力を出せないとトップには登れないのではないでしょうか。



さて、その羽生くんに闘争心を植え付けてしまったパトリック
今回のSPは技術面で全く失敗でした。全体に不安定でしたね。カナダ大会の時のような演技であれば、見ている方も面白かったと思いますが、残念でした。でも、パトリックのSPの基礎点は大変低いです。



こういう処をみていると、フィギュアスケートも別次元に入ったんだな、と思わざるを得ません。

明日のフリー、今度は羽生くんがまたまた世界歴大最高点を越えるのか、というところに注目が集まりますね。


フィギュアスケートNHK杯2015 羽生くん絶好調!真央さんはちょっと体調不良?

2015-11-28 23:27:38 | フィギュアスケート
注目のフィギュアスケート NHK杯終了しました。




SPで100点越えたので、フリーと合わせて夢の300点越えなるか、と期待されていた今回の羽生くんの演技。まさに絶好調でした。その結果、なんと322.40という高得点で優勝です。
心配なのは今からこういう状況でいいのかしら、という事。
今後、グランプリファイナル、日本選手権そして3月の世界選手権が控えています。
ご本人はまだまだこの上を狙って頑張るなんて言っていましたが、常に300点越えるような素晴らしい演技ができると、見ている方も楽しいですね。

体調の悪かったカナダ大会と比べて、心技体がすべて揃っていた、今回の大会ではなかったでしょうか。
やはり、この3つが揃っていないと良い成績が残せません。



それに反して、浅田真央さんは最初から元気がない様子。疲労がたまっているのかな、とも思えました。前回の中国大会は復帰第一戦という事もあり、ガッツありましたが、今回はそれもなかったような印象。
そのほか女性は生理的な問題もあるので、その大会にピークを持ってくるのは大変だと思います。
心配なのは、今回の大会の内容で、以前のように精神的にもろくなってしまうのが心配です。もうちょっと元気出して滑ってほしいですね。



優勝した宮原さんはまだ17才。でも、最近はどの大会でもやるぞ、という意気込みが感じられます。今回もそうですね。
そしてスケーティングがとっても丁寧。ジャンプも身長の低さを感じさせません。昨年の全日本選手権で優勝後から、自信にあふれたスケーティングが出来るようになったと思います。

ちょっとしたきっかけで選手の気持ちの持ちようが変わってしまい、それが演技に反映されますね。

真央さんもまずは元気出して、滑ってほしいですね。

さあ、次はグランプリファイナルです。
今回の結果、男子は日本選手が3名出場が決定しました。そして6名の顔ぶれを見ると、フェルナンデスくん以外、アジア系。日本人3名、中国人1名、そしてカナダのパトリックはカナダ国籍ですが中国系カナダ人です。アメリカやヨーロッパの選手ってどうしているの?という状況に驚きます。

女子はようやく日本人選手が復帰。昨年は本郷理華さんが出場しましたが、おまけのような感じでしたからね。

皆さん、元気に笑顔で滑ってほしいですね。🍎🍎🍎


なお、動画はNHKのページで。放送終了後、すぐにアップしてくれるので便利!

NHK杯フィギュア


ネット同時配信、見てみましたが、本放送とやや時間がずれていました。