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コラム★心の梅雨を飛ばす気

文左衛門の部屋 blog移行準備開始のお知らせ と ご挨拶

2025年08月31日 15時06分14秒 | 日記
【文左衛門の部屋】blog 移行準備開始のお知らせ と これまでの感謝

既にお知らせしましたが、goo blogより移行の準備に入ることになりました。11月18日迄はご覧になれると思います。それまで 【言霊】の研究を続けてください。

尚、著者に興味のある方は、Amazonで
「小笠原孝次」で検索できます。『言霊百神』『言霊精義』『言霊開眼』の順で、展開されています。少なくとも3回は、『言霊百神』を読んでから、次に進まれるといいと思います。

「山腰明將」(やまごしあきまさ)氏は、昭和15年版であり、音に主眼が置かれているので、上記三部作の後の方がいいと思います。

小笠原氏のお弟子さんで、ブログでも出てきた「島田正路」氏は、YouTube「コトタマノマナビ」で、氏自身の音声シリーズが著書『古事記と言霊』ベースで収録されています。結構ボリュームがあるので毎日、一つベースがいいかもしれません。

goo blogでの発信はありませんが、色々振り返ってみる機会かと思います。

【goo blog に想う】
2010年から色々はじめ、コラム 日記 小説 当時のシンガポール風景や同時期の日本の風景など、今まで経験したことのないことを切り開いていく面白さがありました。コラムの固い話を小説に落とし込んでみるとどうなるのかな等の試みも楽しかったです。

当時はシンガポール在留だったので、日本に来るたびに違いが目について、新たなる発見もありました。あるいは、発展の速いシンガポールから日本を見るときに、このままでいいのか日本!等とも感じたこともありました。

そんな想いをぶつける相手が【goo blog】でした。毎日 アップを基本にしていましたので、重圧を感じたり、夜明け早起きから始めて、スマホコピーに移って、深夜にアップとスタイルを変えたりしました。古希過ぎの身には、【goo blog】との生活は、本当に大切なリズムになっていました。しばらくは
スマホに溜め込むことでそのギャップを埋めようと思います。

新しいblogに移っても今までの継続を基本にして、【言霊 備忘録】で進めていと考えています。ただ、新しいルールの下なのでどうなるかはやってみないとわかりません。また、カテゴリーも今までのようにはいかないようですので、再開後しばらくは混乱するかもしれません。

いくら書いても想い出は尽きないのでここでひとまずとさせていただきます。

【goo blog読者様】
大変お世話になりました。連番で何度もミスをしていましたが、お許しいただき現在514,000閲覧になっています。訪問者も254,000を数えることができました。特別な広報活動はしていないのに、ありがたい限りです。新天地で何が起こるかわかりませんが、今後ともよろしくお願いいたします。なお、9月末までには、新天地情報を【goo blog】でお知らせできると思います。そのときまで、お待ちいただけたら、幸いです。投稿者
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心に根っこ 人生に彩り 1338 【言霊 備忘録2】12 【goo blog 移行最終稿】

2025年08月30日 07時48分36秒 | 日記
【言霊 備忘録2】12【goo blog 移行前最終稿】

【父韻の性質】2完 無限特別重要

「紅赤橙緑黄青藍紫の八律を一巡すると、不可視の紫外線を新しい出発点としてレントゲン線、アルファ、ベータ、ガンマ線等のより微細な震動の系列階段に入る。ガンマ線の系列が終わるとまた新たな、更により微細な震動の系列が始まる。又逆に紅色以前の世界に在ってはこれもまた不可視の赤外線の系列を逆行して、高周波電波やレーザー光線やテレビ用電波の波長の長い系列を後戻りして、その周期が終わると、更により低調な震動の世界に還る。ピアノ鍵盤もオクターヴの右より高いオクターヴがあり、左にはより低いオクターヴが並ぶ。音のオクターヴは高低共に或程度まで循環を重畳すると音として聞く事ができなくなる。高音は一秒二万サイクルの震動、低音は五十サイクルで音が消えてしまう。ピアノのキイは一三八個以上は並ばない。音波、電波、光波、電磁波にせよ科学敵な客体の震動は八律(オクターヴ)を原律とし循環する。それと同じく宇宙生命の主体側の人間の霊の変化の相も八律を以て循環して、高低の次元を登り降りする。然し次元は変化しても八相の循環率は変化する事がない。此の時人間の場合はチヒシキミリイニのオクターヴの循環はウオアエイの五段階に制約されて、此の五つ以外上にも下にも超ゆることを得ない。」
<---解説1 ウオアエイ

「科学はウ言霊を拠点として宇宙自然界の客体側に側してその原則原律の開明に素晴らしい進捗を示して居る。然し科学一般は客体を観ている生命の自覚者としての主体が存する事を忘却し失念して居る。知らないのではないが存在する主体の権能と原律を捨象し、客体のみを抽象(アブストラクト)して取り扱って居る。だから科学全般の有機性、綜合性が出て来ない。換言すれば科学自体には生命がない。無自覚であり盲目である。」
<---解説2 ウ 科学 無限特別重要

「然しこの事はあながち科学者の迂闊のためではなくなく、実は生命の主体側の取り扱いに任じるべき仏教やキリスト教やユダヤ教を担当する者が主体側の先天的原理である古来の教義教理(ドグマ)を釈くことを今日に及んでもなお怠って居るためである。宇宙の両儀は陰と陽、客体と主体である。現代文明は陰儀のみが異常に発達した跛行(はこう)状態にある。人間が月面を散策しても、火星に触手を伸ばしても、この事が人間生命に、その幸福にとって何の意義があるか答えを出す事が出来ない。科学の有機化、生命化は文明創造の能動者である生命主体の権能とその活動の原律を明らかにして科学に参与、強調する時初めて解決する問題である。」
<---解説3 陰陽と科学

「地なる母の名はアオウエイ、天なる父の名はチヒシキミリイニである。イエスはこの父の名を知って居た筈であるが、ことさらに祈りの対象として神秘の中に隠して置いた。時が未だ至らぬ間の処置である。イエスもまたユダヤの予言者の一人である。これを唯一のメシヤとして祭り上げたのは弟子のペトロのローマ・カソリック協会の仕事であって、イエスが説いた所を旧約のモーゼの五書に照合して理解すれば、ユダヤ教がキリスト教を敵視する理由はなく、またキリスト教がユダヤ教を軽んじるいわれがなくなる。」
<---解説4 ユダヤ教 キリスト教

「古代日本語、大和言葉の子音は必ず八つの父韻の律(天なる父の名)と四つの実在としての母音(地なる母の権能)の結合によって創世され、万象万霊の三十二の実相の単元(原素)を現出する。また更に一方から考えると此の実相は陰儀(客体)と陽儀(主体)の感応同交の状態であって、双つの震動が縄の如くに糾(あざな)われて結合される。(『言霊百神』第二版34頁、176頁 参照)」
<---解説5 陰陽の感応同交

「言霊精義[新装版]小笠原孝次著 七沢賢治監修 和器出版」

本稿を以て、記事としては【goo blog 最終稿】となります。不本意ではありますが、避け難い運営側の諸事情から新天地へ向かうことになりました。この【goo blog】を父母音として、新天地(ameba予定)を子音として今後も取り組みたいと考えています。

【goo blog】を通じての皆様からいただいている事へ感謝、今後などは明日にまとめさせていただきます。毎日のルーティンが消えるので、寂しい気持ちではありますが、9月末までには、新天地の詳細をお知らせできると思います。また、此の続きは
【言霊ふたこと】の連番『633』から解説なしで読むことができます。宜しくお願いします。
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心に根っこ 人生に彩り 1137 【言霊 備忘録2】11 無限特別重要

2025年08月29日 07時38分58秒 | 日記
【言霊 備忘録2】11 無限特別重要

【父韻の性質】1

「却って説く、初め宇宙はスであり、やがて漠然たるウであり、客体のみのワである。この辺の悟りが般若心経の説く「空」である。「五蘊皆空」(ごうんかいくう)の世界である。五蘊アオウエイがあるとしても自覚を遡上った世界であり、一物一塵も止めぬ清浄無垢の無限に透明な世界である。その空の中に自覚される五つの次元がたたなはって居り、各々の次元には客体的には宇宙の物体の震動がゆらめき、主体的には人間の生命意志本具の魂の震動がたゆたって居る。宇宙の物体と人間の霊魂とは同じ震動の原律を持って居る。」
<---解説1 五つの次元

「薔薇は本来赤くない。ピアノはピンともポンとも鳴っては居ない。薔薇が発するものは幾オングストロームかの無色の光波であり、ピアノの弦は無音の空気震動を輻射(ふくしゃ)している丈けである。薔薇を赤しとする者はその光波と同調して、その波長を赤と認識自覚する心の波が主体人間からも発するからである。ピアノのオクターブを聞く者は魂の本具のオクターブがそれに同調し聞き分けるからである。宇宙(自然)の客体も人間の主体の精神、霊魂も同一系列の気(岐)と波(那美)の震動を発して居る。」
<---解説2 気と波 無限重要

「森羅万象はこの双つの震動が同調する時主体側に認識され、自覚される。自覚は主体側に於てのみ行われ、客体側にはその権能はない。ピアノは自分の音を識らない。噴火山は自分が吐き出す熔岩の温度を知らない。薔薇を赤しと見、ピアノの音をポンと聞く者は人間及び他の獣類のみである。「神言たまひけるは我が我と汝等と偕なる諸(すべて)の生物の間に世々限りなく為す所の(生命)契約の徴は是なり。我わが虹を雲の中に起さん是我と世との間の契約の徴なるべし 即ち我雲を地の上に起す時虹雲の中に現るべし」(『旧約聖書』「創世記」第九章)。」
<---解説3 無限重要

「客体に於ては無自覚に発現し、主体に於ては自覚を以て認識される波と気の震動は、それが感応同交した時、現象となる原律である。その震動は客体側に於ても主体側に於ても同じき一定した律動の制約を有して居る。『聖書』はその制約(契約)の意義を虹の八色(七色)の律動として教えて居る。「汝等生物は万象を虹の八色を逸脱する相に於て認識しようとしても不可能であるの『聖書』は此の客体と主体の連繫を「虹」と云い、古神道は「天の浮橋」と云う。或いはアとワの間(淡路島)を通う(往来する)千(ち)(道)(ち)鳥とも云う。此の天の浮橋の原律を人間の言語の相を現わす原律チヒシキミリイニとして、我等の遠い祖先人が既に捕らえて、我等に遺し教えて呉れた。「天にいます我らの父よ、願はくは御名の崇められん事を。」(新約マタイ伝第六章)。これは主の祈りであるが、父の名とは森羅万象を顕出せしめる生命の原律、父韻のことである。」
<---解説4 生命の原律 無限特別重要

「八父韻は循環する。これを万物の色相の循環率と云う。八律の変化遠一循環すると、その循環率から不羈勝手(ふきかって)に逸脱する事なく、より高い次元、より重厚な世界に飛躍して其処でまた新しく、然も同じ八律の循環が始まる。循環が終わるとより高い次元に登るが、新たな循環の原律そのものには変化はない。万物の色相は八律を周期として巻貝(*きさ貝)の様にスパイラルの形態で次元の階段を登り且つ降りる。」
<---解説5 八父韻 無限特別重要

「言霊精義[新装版]小笠原孝次著 七沢賢治監修 和器出版」

ここは「無限特別重要」以上に重要です。これが全ての仕組みの青写真ですと云えるでしょう。個人的意見ですが。(投稿者)
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心に根っこ 人生に彩り 1336【言霊 備忘録2】10 無限重要

2025年08月28日 07時24分58秒 | 日記
【言霊 備忘録2】10 無限重要

【五行、九星、十干、十二支】1


十 十 九 五
二 干 星 行
支     五
      大

子 甲 一 木
丑 乙 白 火
寅 丙 、 土
卯 丁 二 金
辰 戊 黒 水
巳 己 、 ・
午 庚 三 地
未 辛 碧 水
申 壬 、 風
酉 癸 四 火
戌   緑 空
    、
    五
    黄
    、
    六
    白
    、
    七
    赤
    、 
    八
    白
    、
    九
    紫
等はその初めは陰儀、陽儀、母音、半母音、父韻である生命の先天的要素を概念や文字を以て示したものであったわけであるが、何時の間にかこれ等は陰儀、客体のみの原理として、他方の陽儀の主体性が忘却され、陰儀が陽儀を、客体が主体を拘束規範する法則として操作される様になった。すなわち卜筮(ぼくぜい)、易占(えきせん)である。陽儀の活動も陰義の顕現も同一宇宙の原理原則に則(のっと)るものであり、両者が同調して森羅万象を生ずるものであるから、その原則が一方の客体側のみ存在すると考え、その側だけから理解しようとする事は必ずしも不合理ではないが、但し自己喪失である。」
<---解説1 両者の同調

「この様に客体現象の法則から主体を規律しようとするやり方を「天津金木」(あまつかなぎ)と云う。金木とは金や木の物体を意味し、唯物論である。また一面にはこれは巫(ふ)(かんなぎ)術でもある。今日世界にはこの天津金木式の易占術(えきせんじゅつ)、推命学(すいめいがく)その他の占合が随所に行われて居る。この方法では人間が陰儀である「運命」の制約の下に置かれて始終(しじゅう)これに操縦されることとなる。主体すなわち陽儀に立脚して自己及び世界の運命を創造して行く自由、自主、自律性に生きて居るのが本来の人間の生命意志活動である。」
<---解説2 陽儀に立つ意味

「このためモーゼは此の逆の方向を厳しく戒めた。「卜筮する者邪法を行なふ者禁厭(まじなひ)する者魔術を使ふ者、法印を結ぶ者憑鬼(くちよせ)する者巫覡(かんなぎ)の業をなす者死人に詢(とふ)ことをする者あるべからず…(中略)…汝が遂(おひ)はらふ故の国々の民は邪法師卜筮師などに聴くことをなせり然(され)ど汝には汝の神エホバ然(しか)する事を許したまはず」(『旧約聖書』「申命記」第十八章)。人間は神の子であって創造の主体であり、運命の自主的な操縦者である。たとえ如何なる「星」、因縁、業の下に生まれようと、その星を自由に正しく転換して行く。」
<---解説3 占い等について

「易の五行八卦は日本に言霊を学んだ神農、伏義、孔子等が父母音を概念と象形文字、易象や数に翻訳して教伝したものである。易と同じく九星も次の如く五黄を陰陽に分けて見ると根底に言霊が存した事が肯(うなず)かれる。」*図表6-九星 略
<---解説4 易

「甲乙丙丁の十干は木火土金水の五行を兄弟(えと)に分けて母音半母音を示したものである。これを「きびつかみ」(吉備津神)と云う。」*図表-7 十干略
<---解説5 十干

「十二支「子丑寅卯辰巳申酉戌亥」。十二獣説や欧州の占星術は初めから陰儀(客体)の規律を示すために定められたもののようである。時間、方位、季節等の宇宙客体の運行は十二数を以て取り扱うことが便利である。欧州の占星術は筆者が知る範囲内では四母音を取り扱って、その発生運行の順序として宇宙人生を説こうとして居るようだ。是等何れにしても現代にあっては陰儀(神産巣日、客体ー天津金木)に就いての説として取り扱われて居て、その陰儀の原体として存する陽儀(高御産巣日、主体)の道の存在にはまだ一般には気が付かない。陽儀を主体性として取り扱って居るのはキリスト教や仏教であるのだが、その取り扱い方は信仰としての範囲を出ることがない。」*図表-8 十二支、図表-9アストロロジー略
<---解説6 陰儀と原体としての陽儀

「言霊精義[新装版]小笠原孝次著 七沢賢治監修 和器出版」

短いですが主体と客体について、現在よく見られることを題材に、両者の関係を再度強調して居ます。(投稿者)
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心に根っこ 人生に彩り 【言霊 備忘録2】9 無限特別重要

2025年08月27日 07時42分49秒 | 日記
【言霊 備忘録2】9 無限特別重要

【現象の原律、八父韻】2完

「宇宙と生命が同調して現象を生ずるには相対する陰陽の両儀アオウエイ、ワヲウヱヰの五つの権能(実在)の他に、もう一つその両儀を結び付ける綱(注連縄(しめなわ))又は橋(天の浮橋)が作用する生命及び物質の振動と云う媒介の活動を必要とする。この媒介の振動の基本原律が簡潔な人間の先天性として遠い昔唐既に発見されていたものがチヒシキミリイニの八つの律動である。アオウエイを母音と云い、チヒシキミリイニを父韻と云う。父韻は主体アにあっては霊波であり意志波である。客体ワにあっては光波、電波、音波であり放射線である。何れも波動であって主体側を十六名岐(いざなぎ)、客体側を十六名波(いざなみ)と云う。」
<---解説1 両儀と綱

「この双方の波が同調する時初めて森羅万象が現前する。放送局の電波のサイクルを受信機のダイアルが同調する時初めてブラウン管の映像となり、スピーカーの声となるようなものである。宇宙自然界には様々な発進装置がある。人間は発信装置と受信装置の双方の機能を兼ね具えて居る。だから特に人と人との間に交互に会話が成り立ち、恋愛や交際や交渉が出来る。両者の波と波が調和した時が意見一致でありEinfurung(アインフユールング独語)である。調和を見なければ反発し決裂する。やがて闘争となり、戦争となる。」
<---解説2 受信と発信

「人と人の不調和の原因には二つある。一つは主体と客体が拠って立つ五つの次元(母音)の段階が一致しない事である。もう一つは両者を結ぶ架け橋(天の浮橋、『聖書』では「虹」)すなわち震動する霊の波長と性状が同調しない事である。世界の闘いが個々の思想や信仰や政策や利害の齟齬(そご)に由来すると考えることは現象から見た皮相の見解であって、生命の公理である五つの母音の不一致と八つの父韻が同調を得ない所に矛盾の根本原因が存する。此の生命の根底に存する先天の原理から解決して行かなければ、如何ほど原水爆の製造と使用の禁止に熱心であろうと此の限り世界は何時までも相克(そうこく)の坩堝(るつぼ)である。」
<---解説3 波長と性状の不一致  無限特別重要

「創造する宇宙の生命意志の活動は根底にチヒシキミリイニ八律の先天的律動(震動・impulse)を具えて居る。この律動は一万年昔が既に生命の原律として発見した所であって、五つの母音アオウエイと同じく生命の基本的公理である。公理は物心両者に通じる先天性、先験、a priori, transcendental character である。先験とは経験以前に存在し、経験を経験したたらしめる本来の権能である。」
<---解説4 先天的律動・公理・先験

「だが宇宙と生命に何故先天があるか、先天が何故そう動くかと云うことは不可知であって人間には説明はできない。そう動くからそうであるのである。その何故かの所以は、不可思議の領域に属していて、人類はその理由を明らかに為し得る能力を持って居ない。公理を公理としてその儘に承服、遵守、順応する以外にはない。「念仏には、無義をもて義とす。不可称・不可説・不可思議のゆへにと、おほせさふらひき。」(歎異抄)親鸞のこの言葉は呉々も味わうべきである。故に『聖書』はこれを神(絶対者)の律法(掟)と云う。この八律に反抗しようとしても、その反抗悶掻きはその儘にこれに順応する道となる。自分の狭小な意志によって先天に反抗し、然もそのままにこれに順応せしめられ、制約され、拘束され、遂に破滅に陥ることを宗教的には「罰」と云う。」
<---解説5 先天 罰

以下の図表5は抜粋です。

ワ サ ヤ ナ ラ ハ マ カ タ ア

客 調 繁 成 浸 開 整 収 創 全
体 和 栄 熟 透 顕 理 納 造 体
  
  透 飛 吸 螺 開 旋 陰 陽 山
  刺 至 引 婁 発 回 掻 出 腰
  力 力 力 力 力 力 力 力 氏
                  の
                  説
                  明

「チヒシキミリイニの宇宙生命のハ律は古代既に世界に教伝されて居た。今日顕著に残っているその典型は易の八卦である。本来は音(おん)として直裁簡潔に表現されてある父韻の八律を象形文字に表わし、概念と象徴に示して伝えられた。その伝承された所を解説したものが孔子の易繋辞伝である。その初め神農、伏義の頃日本から母音、父韻が数の配列として数えられた。「河(か)は図(と)を出(いだ)し、洛(らく)は書(しょ)を出す。聖人(しょうにん)これに則る。」(『易経』)と伝えられて居る。その後、孔子が日本へ来た時、更に精しい部分が教伝されたところを漢字と概念を以て布衍(ふえん)されたものが繋辞伝である。」
<---解説6 易 父韻

「言霊精義[新装版]小笠原孝次著 七沢賢治監修 和器出版」
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