シンガポール&美浜 発信 文左衛門の部屋

写真集★シンガポール&美浜の海・景色・街・食
私小説★男女・愛・起業・歴史・外国・人生
コラム★心の梅雨を飛ばす気

ある日のシンガポールの街の風景 パート64

2011年02月28日 09時22分00秒 | 写真

  

近くの歩道橋の風景です。

綺麗なので、花を見るために渡ってみようかという気になります。

手入れもされていて、楽しみです。

この歩道橋は、シンガポール日本人会へ渡る場所にあります。

明日から『男と女 第2巻』はじまります。

山岡理恵社長以下、女性陣の大活躍です。

ちなみに明日は、女性が語る投資について。

来週からは、シンガポールカジノ写真特集ですよーーー。

 

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白南風 44

2011年02月27日 12時07分48秒 | コラム
白南風(しらはえ)44

やっぱりシンガポールは暑い・・・・

シンガポールに来ると、内臓の細胞まで広がる。

だから、だるい。

年とともに、調整時間がかかる。

それでも、この国が今力の上昇にあるのを感じる。

国全体がワクワクしている。

鳴り物入りのカジノからの収益(税金)は予想を上回る。

それを国民に色々すぐに還元している。

基本的には、外国からの訪問者の使った金だ。

倫理面と国民への厳しい仕組みが生み出した追加の収入だ。

どこかの増税しか考えられない国とは基本が大違い。

そこの国でも同じことを考えているらしいが、同じようにはできない。

日頃の仕組み作りが違う。

シンガポールが足漕ぎをいつまで続けられるかという見方の評論家。

その評論家の行き詰まりは目に見える。

2011年2月27日
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ある日のシンガポールの街の風景 パート63

2011年02月26日 17時12分09秒 | 写真

  

曇り空なので、ボケてしまった。

やっぱりシンガポールは暑い。

雨が降りそうだけれど、暑い。

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男と女 第6章 六本木 『ザ・サード』 第1巻完

2011年02月25日 15時32分53秒 | 小説
-六本木 『ザ・サード』-

 麻子が、

「星さん、文さんが少し頼りないけれど、こんな機会だから、『ザ・サード』にいかない?私達、まだ、帰国のご挨拶二人揃ってしていないの。那美さんも一緒に行きましょう。直ぐそこだから。」

「そのお店は知っています。『ギャラクシー』のとき何度か港さんに連れて行ってもらったから。港さん、そうしましょ。」

「そうだね。由布子さん、沙織さんもいかがですか?」

 みんなで、ザ・サードに行く途中で、

 文佐衛門は、麻子と並んでいたが、

「星さん、昔を思い出すね。よく飲み歩いたよ。」

「そう。いつも荒れていて、私、送ってきてもらい、お金まで払っていただいていた星さんに米搗きバッタのように謝る日々。」

「そんなこともありましたね。『ザ・サード』の雰囲気は、心の港が形になったようなところで、大好きです。いつも変わらぬマスターとママ。こちらが荒れていても、羽目を外していても、落ち込んでいても変わらない。私の目標です。」

「それは俺たちも同じさ。」

「そうね。『ザ・サード』で私が星さんと会わなかったら、今のほとんどはなかったかもしれないね。」

 那美はみんなの時間をかけて積み重ねを聞いていた。

 『ザ・サード』にはいると、いきなり音楽が鳴って、おめでとうの声が飛んだ。

 目前には、ランの花束を持った絵美子が立っていた。

 麻子と文佐衛門の手を握ると、ランの花で飾られた特別席に誘導した。

 帰ったはずの江藤たちが道田を。
 
 吉之助と霞が涼子を。

 西波たちが、銀子を。

 澤村たちは、『ギャラクシー』の龍子ママをつれていた。
 
 麻子たちが着席と同時に、スパークリングワインが何本も向かれ、江藤が立ち上がった。

「私、不肖、江藤が麻子さんの復帰と新しい『スパークリング』の出発への乾杯の音頭を取らせていただきます。なお、スパークリングワインは、メルボルンからお二人のために特別に空輸されてきました。ボトルのラベルを見てください。Bun & ASAKOになっています。行きますよ。乾杯!」

 麻子はあまりのことに泣き出した。ステージでは、絵美子が祝いを盛り上げるために、前座を勤めていた。

 演奏を勤めるゴンサンも嬉しそうだ。ようやくエンジンがかかってきたような空気が流れたところで、文佐
衛門が不意に演奏に加わった。マスターも堪らずいつの間にかギターを握っていた。

 誰かから、麻子を呼ぶ声が始まると、麻子コールになった。

 押し出されるように出た麻子は、繰り出される祝いのメロディーを次々とこなした。

 まるで、水を得て魚のようだった。

 絵美子が加わる。

 理恵と霞は、目頭を押さえていた。
 
 由布子、沙織も嬉しくて笑いながら、泣いていた。
 
 那美は、メルボルンのボブの優しい心配りに感謝していた。

 このラベルやボトルの件を那美は知らない。

 ボブが多分星から聞き出したのか、星の提案か、それにしても心憎い仕掛けだ。

 このワイナリーと組んでよかったと思った。

 それより、今日の昼からの一連のすべてイベントの後ろに星はいる。

 それが表に出てこない。

 このことが、星の港の大きさだと思った。
 
 星は、少し前、文佐衛門がシンガポールで運転中に電話をかけてきて、江藤の危機を伝えたところから回想していた。

 急に、麻子と初めて、『ザ・サード』で出会ったとき、文佐衛門を紹介された時のシーンに切り替った。

 そのころは人生会社論の形はなく、まだ模索をしているときであった。
 
 不意にママが声を掛けた。

「星さん、この日が迎えられて、私本当に、麻子さんをあなたに紹介できてよかったと思っている。あの時はよく分からなかったし、別居することになるとは思わなかった。結果的に、知り合いになっていたから、今日のことにつながってきたと思うわ。」

「いや、私がシンガポールにいる間に、文佐衛門さんがどうしているかいつも覗きに行っていただいたりしていたことが大きいと思います。これからのほうがもっと大変になると思いますが、いつまでも、よろしくお願いします。」

「那美さんは、以前あそこにいたとき、ご一緒に来ましたよね?」

「はい、今はあそこにおられるお父様の会社のアンテナショップオーナーとして銀座でワインなどのカフエ・バーをやっています。文佐衛門さんの強力な支援で、先ほど乾杯で抜いた、スパークリングワインも造っているメルボルンのワイナリーと独占契約をしてこれから、日本酒のプロジェクトも手がけるので、事業家ですね。」

「星さんはそうやって芽を大きく育てるのが上手ね。普通の人なら見過ごすところに着目して、いつの間にか花を開かせていく。でも自分はどんどん表から消えていく。」

「なんかくすぐったいですね。」

 いつの間にかステージでは最後の曲も終わり、アンコール・リクエストが渦巻いていた。

 麻子と文佐衛門は目をあわせると、麻子のアカペラではじまった。

 『ユー マストリメンバー・・』それに文佐衛門が演奏を合わせる。

 二人の封印していた曲『アズタイム ゴーズ バイ』。
 
 那美は、星のことが急に気になって、探した。

 見つからない。

 星は、『アズ タイム ゴーズ バイ』を口ずさんで、一人で、六本木を歩いていた。

 またどこかの港に向かって。

 第1巻 完

2011年2月25日
2011年2月25日
 

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ある日の日本の風景 パート3

2011年02月24日 15時44分48秒 | 写真

 

富士山です。

左はいつも使う昼バスの車窓から。

右は、サービスセンターから。

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