【文京区労協】活動レポート

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08文京春闘総括会議

2008年07月05日 | 文京春闘
 7月5日~6日、08文京春闘泊り込み総括会議を湯河原で開きました。
 運動の幅が広がっていますが、運動そのものへの参加者が減っている状況の中で、限られた役員の皆さんへの活動の負担も過重になっています。
 そういう中で、泊り込み会議の是非も議論されましたが、今回は従来の通りの泊まり込み会議となりました。地域の労働運動の中心をになっている団塊世代が定年退職期を迎え、大幅な世代交代の時期でも有り、今後は運動のあり方、関わり方についても深く検討していかなければなりません。
 2008文京春闘共闘会議は07年12月11日に発足総会を開き、春闘行動計画をたて地域春闘を取り組みました。07参議院選挙で与野党が逆転したねじれ国会のもとで、大企業は史上空前の利益を上げ、その一方では、貧困と格差の広がり、社会保障制度の改悪・大増税計画・憲法改悪などの策動が強まる雇用・くらし・平和を守る春闘となりました。
春闘前段では、都立駒込病院を守るたたかいと映画『日本の青空』上映運動を、地域の共同闘争として位置付け積極的に取り組みました。
 春闘後半は、後期高齢者医療制度の廃止や恒久法反対の取り組みを重視した運動を取り組みました。
 会議の中では、08文京春闘のこの半年間の運動をふりかえり4本の特別報告を入れました。
  1. 保育労たんぽぽ分会「不当労働行為事件での中労委結審と現在の局面」(日下分会長)
  2. 東京土建文京支部「組合員の持続的拡大の成果と教訓を学ぶ」(滝沢書記長)
  3. 駒込病院分会「都立駒込のPFIに反対する運動の広がりと今後のたたかい」(細井分会長)
  4. 都教組文京支部「改悪教育基本法以降の教育現場と30人学級実現の運動」(泉書記長)
 どの問題でも、当事者の日々の努力と奮闘によって運動が支えられていますが、地域共闘の共通の問題として共同で取り組んでいくことができるなら、もっと大きな成果が得られるし、そこにこそ地域共闘の意味があるなどとの積極的な意見も出て有意義な会議となりました。
08文京春闘は、この日をもって解散し、09文京春闘は12月4日(木)に発足させることを決めました。
 8月下旬には臨時国会が召集され、恒久法、増税、医療制度、年金、最賃、派遣法問題など様々な問題が出てきますが、春闘共闘が発足するまでは文京社保協や共同センターを中心にした共同闘争を取り組みます。




=おまけ=

 長年にわたって地域運動にかかわってきた昆副議長は、この9月で定年退職となります。産別・地域の運動の中で果敢にたたかい、誰からも愛すべき人物と自他ともに認める、昆さんは、この夜も、お酒を美味しく飲んでいらっしゃいました。長い間、ありがとうございました。


どんなところでも絵になる昆副議長
飲んでよし、歌ってよし、人を飽きさせない
この人に変わる人はでてこないかも知れませんね


春闘の泊まり込みも、今宵限り
来年は、1回休んでみることになりました
常連のみなさんには、ちょっぴり寂しいですね

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