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大家族・長期村の日々奮闘記

海隊 まずは、


おかじぃの車で寿都の街のはずれの海岸のスタート地点へ。荷卸にモタモタしていると、漁師のお爺さんがやって来て・・・、
「あんた達どこへゆくんだ!」とちょっときつい調子で声をかけられました。
「体験学習で弁慶岬までゆきます。」 驚いて・・
「それは、無理だ! あの灯台の先だぞ! 体験学習はいつも役場を通してうちに連絡が来る! 聞いていないぞ!」

「政泊のOさん、漁協、役場にもこの夏、寿都に海岸で自然体験活動をすることは書類を出しています・・・」
「俺は聞いておらん!」 
「若いころは俺も行ったことがあるが、上に道がある、そこを歩いた方がいい!」
とちょっと押し問答・・・

「黒松内作開の自然学校です。もう何年も前からここを歩かせてもらっています。大丈夫です」

「この子たちは 太平洋から40Km歩いて来ています。海岸活動もして、とても元気で、歩けます」
「えっ? どこから?」
「静狩からです」  ウソだろう・・・?という視線

おかじぃも一緒に来ていたFさんも加勢に入って・・「お願いします」大人四人で頭を下げてお願いしました。

じゃあ・・仕方がないという感じで・・、「気いつけてゆきなさい」
という波乱のスタートでした。

この場所の漁師の親方にも来年からは事前に話をつけておこう・・・。

関所を通過して、まずは腹ごしらえ。メニューはおにぎりに海水鍋。

きれいな海水を汲んできて、沸騰させて鶏肉とウィンナーを茹でて食べるのですが、これがいけるんですねえ。 ミネラルたっぷりの塩味となってね。

海水鍋。

コメント一覧

KNT母
漁師のお爺さん
http://www.positiveaction.jp
漁師のお爺さんとのやり取り
すごく興味深いですね。
’おりゃあ聞いとらん!’という漁師さんの責任感も
すごいし、
自然学校の活動は、地元の人には想像もできない
スケールで進行していることがわかったし。

最後はお爺さんも一緒に活動に参加
なんてことになるのかな~と思いながら
読み進みましたが
まあ、そこまで急には変わりませんよね。
1つ1つ説得/開拓しながらの自然学校の活動の広がりが
よくわかりました。
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