6月24日(水) 上達は甘い認識では不可能

2009年06月24日 | 練習日記
6月24日(水) 

 浦和根岸支部では、水曜日は型の練習、土曜日は組手の練習をメインとして行うようにしている。
 型の練習というと、私としては組手の練習と比べておとなしい、もしくは実戦ではない分、格が劣るという印象を持っていたのだが、本来の型はそんなレベルの低いものではない!そうあってはならないのだ!ということを今日は教えながら教わった。
 
 気温が上がり夏に向けて体が動きやすくなった、ということもあろう。しかしなんと言っても気合を入れながらの、足の移動の練習で、型が皆上手になってきている。細かい点を上げれば注意点はあるが、まずは「型で闘う」ことである。

 上達とは、単に何回も繰り返せば良いというような、単純きわまるものではない。そこに目的意識があるかどうかである。
 私自身、体のほぐしを兼ねて行っているラジオ体操でも、同様の経験がある。毎日数回行っているのであるが、なぜかほぐれない日があった。なぜかと思い考えていたら、ふと気付いた。ただ回数をこなせば良い(=ほぐれるだろう)と考えていたのである。目的は体をほぐすことなのだから、その目的に沿って体を動かさなければ大した意味を持たないのである。
 これはラジオ体操のレベルであるが、いずれにせよ、上達するというのは一つの変化であるのだから、今までの自分を変える(=捨てる)必死さが要求されるのである。