見る前から泣くだろうな~と思われた映画……はい、ボロボロ泣いて来ました。
昔のヤツを知らないので比較するようなことはできないのですが、いい映画ですね。
予告編を見て『南極に取り残された犬たちが生き延びていくドラマ』かと思っていたのですが、そうでもないですね。
てか、取り残されるまで1時間ありましたが。
え。メインじゃなかったの?
て感じでした。
でもその序章もまた犬たちの凄さ、可愛さが観れて良かったです。
中盤からは犬たちだけの自然との闘いと何とかして南極に戻ろうとする飼い主(?)のお話。
人間は……ともかくとして。
犬たちのお話は何と言うか、いい!
セリフとかナレーションとかも一切無く、ただ鳴き声と仕草のみで描かれているのですが、それだけでも何をしているのか、何を思っているのかがすんなり判る。
いたずらっ子の成長とか、リーダー交代のところとか、1匹1匹と少なくなっていくところとか……かなり喉を詰まらせながら観てました。
人間の恋愛模様とか正直どうでも良かったさ。
そういえば。
上映中1つ席を空けて隣に座っていたカップルの方から鼻をすする音が聞こえ続けていたので
『あぁ……彼女泣いてるな……』
って思ってたのですが。
上映後、ちらりと見てみれば男の方でした。
ちょっと応援したくなった(笑)