核・戦争のない世界!!

2024-07-09 09:08:13 | Weblog
 3月20日に飯田市の飯田市平和祈念館に寄りました。下の写真のパネルは市教委が昨年9月に新たに作成したパネル。もう少し、詳しいパネルがほしい!!なんで日本は医学者が中心となって細菌兵器の開発に突き進んだのか?
                 飯田平和祈念館展示
 
検討委員会のある方のご意見 
・9月1日に新たに展示された731部隊のパネルは一歩前進ではあるが、下に展示されている医療器具や本との関連が説明されていません。どうしても731部隊の証言が必要です。 
昭和天皇が裁可したこの巨大施設で、細菌兵器の開発のため、人体実験が繰り返され、細菌兵器を製造し、中国各地で細菌戦が行われた!!(中国・平房)
改めて、昭和天皇・皇族・医学者の戦争責任を問う!!
ニュルンベルグでは、アメリカは医師裁判などを行い、医師裁判では23人の被告人が裁かれ、うち7名が絞首刑となった。
 
               市教委が展示したパネル
 
 

山田朗講演会(講演、質疑応答、意見交換等)

・山田先生の講演を聞いた人の感想
化学兵器や生物兵器は天皇の戦争責任にどう関係したでしょうか?小泉親彦や橋田邦彦の自死、あるいは帝銀事件が東京裁判で天皇の責任が問題になりそうな時に起きているのが気になっています。
・山田朗先生の回答
昭和天皇が化学戦・生物戦について認識していたことは、大本営からの命令(大陸指)の発令や、731部隊の関係者と接触した三笠宮からの報告で動かしがたいものだと思われます。ご指摘のように、敗戦から1947・48年の間にどのような隠蔽工作が行われたのか、これはまだほとんど解明されておりませんので、しっかり取り組んでいこうと考えております。ご指摘、ありがとうございました。
 
 会場には、100名を超える人々が参加して、山田さんの講演を聞き、又意見交換もしました。
              三笠宮と731部隊員の記念写真
三笠宮は回顧録の中で、「多数の中国人捕虜を貨車やトラックに積んで満州の広野に連行し毒ガスの生体実験をしている映画」を見たのを憶えている、としている。彼は次の様にも述べている。
「その実験に参加したある高級軍医は、かつて満州事変を調査するために国際連盟から派遣されたリットン卿の一行に、コレラ菌を付けた果物を出したが成功しなかった」、と語っていました。
(『死の工場』シェルダン・H・ハリス著 柏書房 p227)
※三笠宮は紀元節復活に反対(ウィキペディアより)
1950年代後半から「紀元節」(神武天皇即位紀元(皇紀)に基づき、三笠宮自身の父系祖先と伝承される初代天皇・神武天皇が即位したとされる西暦紀元前660年2月11日を「日本建国の日」とするもの)の復活への動きが具体的なものになってくると、考古学者及び歴史学者としての立場から「神武天皇の即位は神話であり史実ではない」として、「『神話』と『史実』は切り離して研究されるべき」と強く批判し、皇族の身分でありながらも積極的に「紀元節復活反対」の論陣を張った。編著『日本のあけぼの』は、このときに刊行されたものである。

竹田宮と731部隊
竹田宮は、他にもっと直接的なつながりを、細菌兵器施設との間に持っていた。彼は関東軍司令部によって設置された、731部隊と100部隊の事業の監督をするための特別委員会の幕僚メンバーだった。彼の幕僚メンバーとしての最も重要な責務は、平房や他の支部施設を訪問する許可を与えるかどうかを決定することであった。関東軍に於ける医療行政官のチーフのように権力ある個人すら、平房(の施設)に立ち入る際には竹田宮・宮田(竹田宮は宮田武中佐と名乗っていた)が発行した通行証を求める必要があった。関東軍司令官もしくはその直属の部下が731部隊を訪れる時は、竹田宮自身が彼らの一行に混じって彼らをエスコートした。(『死の工場』シェルダン・H・ハリス著 柏書房 p228)



                 
        
入学式の日の丸
 
     
 
 
 
「はだしのゲン」巡り揺れる広島 教材から削除、販売は急増―原爆忌 








































「はだしのゲン」はなぜ削除されたのか
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「香川の子どもと教科書ネット」通信  
 
第68回会議報告より

 


【二】 「はだしのゲン」


【7巻】


(28P)


ゲンの友達の年男の伯父の家の前


伯父「年男、おじさんがわるかった。許してくれ~~・かんべんしてくれ~~たのむ~~たの
   む~~」


  「おじさんがおまえの財産をとったのも、おまえにつらくあたったのも、国に裏切られた
   からじゃ」


  「わしらは、日本国の繁栄と日本人のすべてのためになると信じてどんなに苦しくても必
   死で歯をくいし
ばって日本の長い15年間の戦争に協力して、自分の青春もすべてを犠
   牲にして戦ってきたんじゃ」


  「神州不滅(しんしゅうふめつ)の大日本帝国は神様の天皇陛下が守ってくださるから日
   本は絶対に戦争
には負けないと信じて戦ってきたんじゃ」


  「ところがあれよあれよと言うまに」


  「日本は焼け野原にされて」


  「広島、長崎は ピカドンであっというまに消えてしまい何百万人の日本人が死んで日本
   は戦争に負けて
しもうた」


  「いままで日本を守る神様だった天皇陛下は、あっという間に人間様に変身して、わしら
   にたえがたきを
たえ,忍びがたきをしのべと知らん顔じゃ 」


  「わしゃ ナンのためにすべてを犠牲にして 必死で国のためにたたかってきたんじゃ」


  「わしゃ だまされたと気がついた時は、くやしゅうて くやしゅうて」


  「それ以来権力者のやつの言うことは絶対に信じるもんか 人間は信じるもんかときめた
   んじゃ」


  「信じられるものは,自分と金や財産だけと決めたんじゃ」


  「だからおまえがどうなろうと 自分の財産をふやすことだけに熱中したんじゃ」


  「年男うらむなら、わしをだまして戦争を起こした奴らをうらんでくれ~~」


  「わしの心を変えたやつらを」「どうかわしを殺さないでくれ~わしゃ 戦争でなくした
   青春をこれから
とりもどしたいんじゃ」


  「まだまだ死にとうないわい たのむ たのむ」


 

 

 

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