検討委員会のある方のご意見
・9月1日に新たに展示された731部隊のパネルは一歩前進ではあるが、下に展示されている医療器具や本との関連が説明されていません。どうしても731部隊の証言が必要です。
改めて、昭和天皇・皇族・医学者の戦争責任を問う!!
ニュルンベルグでは、アメリカは医師裁判などを行い、医師裁判では23人の被告人が裁かれ、うち7名が絞首刑となった。
市教委が展示したパネル
山田朗講演会(講演、質疑応答、意見交換等)
・山田先生の講演を聞いた人の感想
化学兵器や生物兵器は天皇の戦争責任にどう関係したでしょうか?小泉親彦や橋田邦彦の自死、あるいは帝銀事件が東京裁判で天皇の責任が問題になりそうな時に起きているのが気になっています。
・山田朗先生の回答
昭和天皇が化学戦・生物戦について認識していたことは、大本営からの命令(大陸指)の発令や、731部隊の関係者と接触した三笠宮からの報告で動かしがたいものだと思われます。ご指摘のように、敗戦から1947・48年の間にどのような隠蔽工作が行われたのか、これはまだほとんど解明されておりませんので、しっかり取り組んでいこうと考えております。ご指摘、ありがとうございました。
三笠宮と731部隊員の記念写真
三笠宮は回顧録の中で、「多数の中国人捕虜を貨車やトラックに積んで満州の広野に連行し毒ガスの生体実験をしている映画」を見たのを憶えている、としている。彼は次の様にも述べている。
「その実験に参加したある高級軍医は、かつて満州事変を調査するために国際連盟から派遣されたリットン卿の一行に、コレラ菌を付けた果物を出したが成功しなかった」、と語っていました。
(『死の工場』シェルダン・H・ハリス著 柏書房 p227)
※三笠宮は紀元節復活に反対(ウィキペディアより)
1950年代後半から「紀元節」(神武天皇即位紀元(皇紀)に基づき、三笠宮自身の父系祖先と伝承される初代天皇・神武天皇が即位したとされる西暦紀元前660年2月11日を「日本建国の日」とするもの)の復活への動きが具体的なものになってくると、考古学者及び歴史学者としての立場から「神武天皇の即位は神話であり史実ではない」として、「『神話』と『史実』は切り離して研究されるべき」と強く批判し、皇族の身分でありながらも積極的に「紀元節復活反対」の論陣を張った。編著『日本のあけぼの』は、このときに刊行されたものである。
竹田宮と731部隊
竹田宮は、他にもっと直接的なつながりを、細菌兵器施設との間に持っていた。彼は関東軍司令部によって設置された、731部隊と100部隊の事業の監督をするための特別委員会の幕僚メンバーだった。彼の幕僚メンバーとしての最も重要な責務は、平房や他の支部施設を訪問する許可を与えるかどうかを決定することであった。関東軍に於ける医療行政官のチーフのように権力ある個人すら、平房(の施設)に立ち入る際には竹田宮・宮田(竹田宮は宮田武中佐と名乗っていた)が発行した通行証を求める必要があった。関東軍司令官もしくはその直属の部下が731部隊を訪れる時は、竹田宮自身が彼らの一行に混じって彼らをエスコートした。(『死の工場』シェルダン・H・ハリス著 柏書房 p228)
入学式の日の丸
「香川の子どもと教科書ネット」通信
第68回会議報告より
【二】 「はだしのゲン」
【5巻】
(132P)
元川小学校朝礼 「いわおとな~りて~こけの~むすまで~~」児童斉唱
校長 「ゴホン、それでは、二十三年の元旦を迎え、天皇陛下に新年のおよろこびのあいさつ
をおこなう」
「一同東向け東」
児童・ 一斉に東に向く
校長 「天皇陛下のいらっしゃる皇居に向かって最敬礼~~」
ゲン 「な、なんじゃ」「これじゃ、戦争中と同じじゃ、アホか」
担任教師 「これ、おまえは、なんで最敬礼をしないんだ」
ゲン 「わしゃいやじゃ」
「もう日本は戦争に負けて新しい憲法ができて,軍隊は一切持たず」
「平和な国づくりをするんだと先生は教えてくれたんじゃないか。」
教師 「それがどうした」
ゲン 「わしらを戦争でピカでさんざんひどい目にあわした戦争責任者の天皇をなんでいつま
でもわしらにおしつけるんじゃ」
教師 「お おまえはなんちゅうバチあたりなことをいうんじゃ」
「このばかたれっ」ゴツン
教師 「な、なんだその目は」
ゲン 「わしゃ 先生はきらいじゃ」
「戦争の反省をせん大人はきらいじゃ」
教師 「こ こいつ」
ゲン 「天は人のうえに人をつくらず人の下に人をつくらず」・・・(繰り返す)
教師 「全く頑固なやつじゃ」
「まったく困ったやつがわしの組にいるわい」
学校から出てきたゲンを,友達が追いかけ、もらった餅を渡したが,ゲンは投げ捨てる。
ゲン 「こんなモチいらんわい。」
友達 「な、何をするんじゃ。ばかたれ。」
ゲン 「ばかはおまえじゃ」
「クソ森 戦争を起こしてわしらをいまも苦しめているやつらをもうのさばらしたらい
けんのじゃ わすれるな。」
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