朝、カトーくんと上天草市姫戸へ。姫戸でカメラマンシュトーさんと合流。
今日は、とある雑誌の撮影に同行することに。姫戸にある巨石遺跡ドルメンへ。
山道に点々と石段があり、登って行くと突然大きすぎる岩が現れる。これがドルメンか。
ドルメンに登ってみる。天草各地には謎の遺跡が多数あるそうなのだが裏付ける文献や史料が見つからない為に色々よくわかっていないらしい。オランダのドルメンは紀元前四千年前に作られたとのこと。
案内板の内容。
詳しく書かれてる方がいらっしゃったので以下コピペ。
姫戸に多く残る石積みの古代遺跡の中でも、ここのドルメンは最大のもので、世界に類を見ない最大級のものである。
現存するドルメンで最も大きいものは今のオランダにあるHunebeddenと呼ばれているドルメンである。
建造年代はB.C.4000が確認されている。名前のとおりケルト神話の王ハンの寝床である。
日本でも「蘇我馬子の石舞台」などと名前のついた巨石文化があるが、ドルメンの歴史はまだ浅い。
ここ姫戸のドルメンは、長さ13m、幅6m、厚さ1.5mの天井石を、2m幅の階段状の礎石を中心に五つの支石で支えていて、
東西に長く東向 きに28°の仰角を持つ。全体は山の斜面に築かれているが、ドルメンの内部は階段になっていて、正面つまり東の面は垂直に削られていて、
その前のテーブル面は水平の割石(2m長)でできている。その祭壇様のテーブル正面に手の平大の盃状穴が認められる。
また、テーブル状の礎石は、実はその下に存在する空間、つまり玄室(chamber)の天井石ともなっている。
その玄室は東側からしか入れないが、その外には、明らかに人の手によって削られた約1m大のサイコロ様の角石が積み上げられている。
このドルメンの位置は、宇宙船によく似た矢岳頂上石の真下にあり、ドルメンの上に登ると、不知火海を一望に臨める。
しかし、真南に目を向けると、小島と雨竜崎が一直線に並び、偶然の位置関係によるものではないことが見て取れる。
出雲風土記に「日の御崎の雨竜では、スバルが南中天に輝く頃、サメの群れが沖合いに現れる頃」とされている。
そのスバルの観測は、星見台に櫂丈(やこうたけ)4尺約1.2mを手を延ばして垂直に立て、坐ってその先にスバルが現れたときなどとされていたが、そのときが潘種の始まりでもあった。
その雨竜こそ、宇宙より水をもたらす北の天神北極星のことである。姫戸の雨竜より北極星を望むとき、小島のその先の矢岳に神を迎え入れる神殿としてこのドルメンが存在していた。
ドルメンの真下の空間。結構広い!
アリジゴクの巣久々見た。
ドルメンを後にして松島の風景撮影を終えて本渡へ。カトーくん家でご飯いただいて自分は帰宅。
夜にカトーくんとシュト-さん民宿泊。ドルメン色々興味深い。今度は天気いい日に行きたい。