EMIKO NAKAMURA official blog-Emi 's ballpark-

ラテンアメリカの野球、生活、音楽、スペイン語、旅のことetc.
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スペイン語いろいろ[4]

2006-11-26 | Español/スペイン語
Qué onda vos?
Buena onda!

これが、グアテマラの友達同士で交わされている、一般的な挨拶。

Cómo estás?
Muy bien!

は、あまり聞かないですねー。

ちなみに意味は、
How are you?
I'm fine!

アレクシスと、スペイン語で話すときは、
ほとんどvos、時々tu。
そうなんです。グアテマラでは、頻繁にvosを使うのです。

スペイン語に興味がないひとには、退屈な話なんですが、
スペイン語の「あなた=you」にあたる単語(2人称単数代名詞)は、一般的にはtuとustedの2種類。

tuは、友達同士やコンフィアンサ(信頼できる)がある人に使い、
ustedは、目上の人や、あまり親しくない人に対して使います。

ustedは日本語で言う敬語かなぁ~と思うのですが、そうでもないんですよね。
目上の人にustedを使い続けていると、
「みずくさいわね~、まだ心を許してくれていないの~」と言われることがよくあると思えば、
自分のおじいさん、おばあさんたちに対しては、家族なのにustedを使ったり。

感覚が難しいですよね~。
誰にtuで、誰にusted?
どのタイミングで、ustedからtuに変えるの?
ま~、旅行してる分には、外国人なら何でも許してもらえると思いますが(笑)。


そしてそして、グアテマラでは、それにvosが加わります。
正確に言うとグアテマラだけではなく、ラテンアメリカ数カ国(地域)で、このvosが使われています。

アルゼンチンでは、túの代わりに一貫してvosが使われているのは有名な話。
中米でも、ニカラグアでは初めて会ったひとに対しても気軽にvosを使うとか。

グアテマラでは、そこまでではなく、
男同士の友達、女の子でも親しい友達、年の離れていても仲のいいひと、兄弟、家族(人にもよりますが)などなど、、、
に使います。
社会階層による、という国や地域もあるようですが、
グアテマラではアルゼンチン同様、それは関係ないみたいですね。

普通、語学学校ではvosは習いません。
でも町に出ると、そこら中にvosが飛び交っています。
私も授業では習ったことがありませんが、いつの間にかうつって?しまいました。

Vos veni!=ven!
Qué querés vos?=Qué quieres?
Vos que tenés?=Qué tienes?

アレクシスを呼ぶときは、Vos Alexis!と呼んでいるのですが、
周りで聞いている皆さんは、Boss=ボスと思っているようです。

どうやら「R」と「L」だけでなく、「V」と「B」も出来ていないようですね~(涙)。