感謝

当ブログをご覧いただいていた皆さまへ

６年生も中学校に入学し、いよいよチーム活動も終わりました。下級生も含め卒業した子供たちも大半が野球を続けているようで一安心しています。
ブログが中途半端なまま終わっていましたので、一応の区切りとして、以下、お別れ会での挨拶を掲載し一旦休止したいと思います。


近年、学童人口の減少に加え、スポーツや文化の多様化により、少年野球を取り巻く状況は非常に厳しくなっております。
平成１９年、野球連盟は、市町村合併に先駆け、前橋支部と富士見・大胡等の周辺支部を統合、５０チームで発足したものの、数年経過した２４年度については、４１チームに激減しております。

また、野球というスポーツは歴史があるが故に、活動規則も多く、大会数が年々増加していることから、大会日程にも余裕がありません。
複数小学校・複数学年で編成している我がチームについては、学校行事を優先させるため、大会日程を消化すること自体が、非常に困難な状況となって来ておりました。
さらに、近隣の○田小・大○○小のチームについても、数年前までは３０人を超える程、選手がいましたが、現在は、チームの存続が危ういほど人数が減少してきており、同じ小学校で２つのチームを存続させることは、もはや不可能と考えられます。

創部３１年、数々の栄光と歴史のある素晴らしいチームを存続させるために、今まで、諸先輩方の努力で、少人数ながらも活動を続けてまいりました。
また、下級生からも、継続して欲しいとの要望もありましたが、この様な条件の下、下級生たちの代にチームを引継いでも、苦労は目に見えており、試合に出場できない状況では、子供のためにもならないとの思いから、やむを得ず解散に踏み切ることと致しました。

卒業生・下級生には、チームが無くなり寂しい思いをさせてしまい申し訳ありません。
監督、コーチに於かれましては、永年、少年野球に携わり、何度言っても覚えられない子供たちに、根気強く同じ事を繰り返し、熱心に指導いただきました。その姿には、子供たちに野球を覚えて欲しい。上手くなって欲しい。との思いが伝わってきました。
また、選手一人一人の個性を大切に、家族共々暖かく見守っていただき、私達は、良い指導者に巡り合えて、本当に幸せだったと思います。

最後に、チームを支えてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。