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巷にあふれるフォアグラ

2014年01月21日 | メモ・覚え書き

世界の三大珍味といえば
「キャビア」「トリュフ」「フォアグラ」
どれも高価で、手の出しにくい食材である

ところが去年の夏ごろから
大衆の胃袋を担うとされる
ファミレスや居酒屋チェーンで
比較的安価にフォアグラを使用したメニューが
続々と投入されている

先日はコンビニのファミリーマートが
フォアグラを使った弁当を発売すると発表した


黒毛和牛入りハンバーグ弁当~フォアグラパテ添え
  690円也

黒毛和牛「入り」だったり、フォアグラ「パテ」だけど

どうしてフォアグラなのかという理由について
近年、アヒルやガチョウの肝臓を
人工的に肥大化させるその製造工程に
動物愛護の観点から
「フォアグラ禁止」の動きが相次いでいるんだそう

英、米ではフォアグラの生産・販売・提供を
法律で禁止する州が現れたり、
独、伊でも強制給餌を禁じたりして
それは世界的な広がりを見せているとか


わかりやすい抗議広告

個人的には今さら?である
この手の運動には正直、辟易させられる

ただ供給元の仏はその市場を失いつつあり、
その受け皿として、期待されているのがアジア圏で
比較的抵抗感の少ない日本や中国に
売り込んでいるという見方があるらしい

安く手に入るということなんだろうか?
確かに文化の違いを踏まえて
日本が無下に拒否することはないと思うけど

古くはフォアグラ自体が極少数の
貴族のための食材というイメージだ
それが大衆にまで降りてくれば(需要が増えれば)
問題も発生しがちで
世界の情勢に「右倣え」となる可能性はある

「珍味」なわけだし
一生食べることがなくても特に支障はない
今の状態が一過性のものなのか
一般的な食材にまでなるのか
興味の端っこぐらいに置いておこうかなと思う。



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