ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[14]柿の本、そしてネコ

2024-08-23 14:58:19 | 読書
毎年、秋が待ち遠しいです。
おいしいものが多いから。
そして「果物」で一番好きなのが柿だから(≧∇≦)
(なんだか柿はフルーツっていうより漢字のイメージ)

実家に柿の木があって、
本当にたくさん思い出があるのでそのせいかもしれません。

なので、
柿のことが載っている本があると読みたくなります。


つい先日、すごく惹かれる本が発売されました。
読書日記[12]に載せた『うかたま』を出している農文協さんの『柿ライフ』。

生で食べられて、干し柿で保存食にしてもよし、
おやつにもおかずにしてもよし、
柿酢はドリンクにしても畑にまいてもよくて、
柿渋で布を染めて、柿の葉でお茶ができて、種は丸薬になる!
なんだかものすごく万能な感じが伝わる特集でした。

子どもの頃、実家の木は渋柿だったので、「甘柿を植えたい」と頼んだところ
「うちの標高だと、どの種類を植えても渋柿になる」と言われて
とてもショックを受けました。
ちなみに標高900mほどの、冬は一面銀世界になる山間地です。

が、2年くらい前に、甘柿がなるようになったと聞きました。
温暖化の影響か?と思っていたり。




『柿日和』

ネンテン先生の柿にまつわる話がとにかく面白いのと
本文に出てくる数々の俳句や小説も全部柿に関するもので
季語のことなどその説明(補足?)みたいものもわかりやすくて
偶然出合った本ですが見つけて良かった。

お土産の柿を、渋柿だと伝え忘れてそのまま友人に渡してしまい
子どもが知らずに食べて「毒入りだ!」となった話とか 笑
いまは食べてみたら渋柿だったなんて経験しないんだろうな、と。





『地域文化 柿特集』

『地域文化』は八十二文化財団が出している機関誌です。
毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などから何か1つとりあげて
特集として紹介しています。

当時(2001年頃)勤めていた会社がたぶん友の会の会員だったので
届くと社内で回覧されるのが楽しみでした。
この号はどうしても欲しくなり、事務の人にダメ元で頼んだら
「2冊あるからいいよ〜」とあっさりもらえました 笑

八十二銀行の支店に行くと雑誌とかと一緒に置いてあるのですが
銀行に行く用事もなくて最近は全く読んでないです。
残念。まあ、本気で読みたければ申し込めばよいだけですが。


実家では毎年干し柿を作って、冬の間食べていましたが
私が子どもの頃は、干したままにしておくとものすごく硬くなるので
なるべく早く食べ切っていました。

そのうち誰かに聞いて焼酎につけてやわらかくして食べるようになり、
お酒が苦手な母は紅茶に浸してやわらかくしていました。
これもとても美味しくて
一時期いろんな種類の紅茶でやってみましたが
あまり香りが強くない紅茶の方が良いという結果に。
とくにアールグレイの香りは柿には微妙だったかな。

あと、はるは柿が苦手です。
曰く、「タネのまわりのきょときょとしたのが嫌」とのこと。
それを聞いた母(おばあちゃん)は
「そこがおいしいのに…」とつぶやいていました。

おばあちゃんはむしろそこが好き 笑

好き嫌いの理由って聞くと面白いですよね。
思いがけない返事がきたり、人によっていろいろで。


一言で柿と言っても品種も食べ方も本当にたくさんあって
はるも干し柿ならちょっと食べられます。

私が今までで一番おいしいと思ったのは、
木に残ったまま霜にあたり雪が降る頃枝から落ちた
激甘とろとろ状態の冷たい柿です。
(見た目はこれ食べられるのか?状態)

冷凍にすると似た状態になるようですが
枝に残って雪が積もったあのビジュアルも重要なのです。


なんだか、読書の話というよりは
単に柿のことを書きたかっただけでした。




ここ数日のぼたんくんは階段下が気に入ったらしく
ずっと階段の一番下で寝ているので
階段を通るたびにみんなにまたがれています。


熟睡していると思って通り過ぎようとすると
シュッと手が出て爪が当たるので油断できません。






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