本文やあとがきとかでタイトルの理由を知って
自分の中でピッタリはまると
その本がものすごく好きになります。
『半日寂寞』
初めて読んだとき、
文章もタイトルもすごく綺麗だと思いました。
「寂寞」が「半日」っていうのがなんだかとても良い。
日本語っていいな、というか、うまく言葉にできないのですが
やわらかくて、ちょっと切なくて無駄がない感じ。
この本に出てくる俳句もとても好きです。
『天使が通る』
浅田彰さんと島田雅彦さんの対談。
ニーチェとかフーコーについては、
もとの知識が乏しいのでわからないところが多いのですが、
最後のヴェンダースについての対談が大好きです。
けっこう辛辣というか、褒めている感じがほとんどないけど
ちゃんと愛を感じるところ 笑
『ベルリン・天使の詩』で好きなシーンがあるのですが
まさにそのシーンのこととか話していて面白い。
で、最後まで読んではじめて
「だからこのタイトルなのか!」ってなる。
天使といえば、
中沢新一さん『イコノソフィア』の「第五講 天使図」の文章が好きで
この文章の一節を、学校の課題に引用したりしてました。
思い出したら読みたくなってしまった。
『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』
これも対談です。
春日武彦さんと穂村弘さんが、
わりと軽いノリで「生き方」「死に方」について語っていて
先人の言葉とかを引用しつつ、話が進んでいく。
読み始めた時、お父さん(旦那)に
「今この本読んでいて面白いよ」という話をしたら
表紙を見て、
「VOWか何かのネタ」みたいなことを言われて
初めてその意味に気づきました。。。
本文にその辺も出てきたけど、それまで全然知らなかった (´ー`)
挿絵もかわいいし、
「この本ではこう書いてあった」みたいな感じで
たくさんの本が紹介されているので、
そっちも気になって読みたくなってきます。
こうして読書は続いていく。。。
さて、
フリーランスで仕事をしていますが、
今週は急に仕事が動き出しました。
聞いたら、今年のお盆休みは会社が8連休とか9連休とからしく
お盆進行なんですね。納得。
私が忙しくても、疲れていても
いつも通りのネコたちに癒されています。
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