ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[7]タイトルが好き

2024-08-02 14:21:43 | 読書

本文やあとがきとかでタイトルの理由を知って

自分の中でピッタリはまると

その本がものすごく好きになります。

 

 

『半日寂寞』

初めて読んだとき、

文章もタイトルもすごく綺麗だと思いました。

「寂寞」が「半日」っていうのがなんだかとても良い。

日本語っていいな、というか、うまく言葉にできないのですが

やわらかくて、ちょっと切なくて無駄がない感じ。

この本に出てくる俳句もとても好きです。

 

 

『天使が通る』

浅田彰さんと島田雅彦さんの対談。

ニーチェとかフーコーについては、

もとの知識が乏しいのでわからないところが多いのですが、

最後のヴェンダースについての対談が大好きです。

けっこう辛辣というか、褒めている感じがほとんどないけど

ちゃんと愛を感じるところ 笑

『ベルリン・天使の詩』で好きなシーンがあるのですが

まさにそのシーンのこととか話していて面白い。

 

で、最後まで読んではじめて

「だからこのタイトルなのか!」ってなる。

 

天使といえば、

中沢新一さん『イコノソフィア』の「第五講 天使図」の文章が好きで

この文章の一節を、学校の課題に引用したりしてました。

思い出したら読みたくなってしまった。

 

 

『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』

 

これも対談です。

春日武彦さんと穂村弘さんが、

わりと軽いノリで「生き方」「死に方」について語っていて

先人の言葉とかを引用しつつ、話が進んでいく。

 

読み始めた時、お父さん(旦那)に

「今この本読んでいて面白いよ」という話をしたら

表紙を見て、

「VOWか何かのネタ」みたいなことを言われて

初めてその意味に気づきました。。。

本文にその辺も出てきたけど、それまで全然知らなかった (´ー`)

 

挿絵もかわいいし、

「この本ではこう書いてあった」みたいな感じで

たくさんの本が紹介されているので、

そっちも気になって読みたくなってきます。

 

こうして読書は続いていく。。。

 

 

さて、

フリーランスで仕事をしていますが、

今週は急に仕事が動き出しました。

聞いたら、今年のお盆休みは会社が8連休とか9連休とからしく

お盆進行なんですね。納得。

 

私が忙しくても、疲れていても

いつも通りのネコたちに癒されています。

 



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