娘から電話があり、自転車がパンクしたとのこと。よりによって締め切りが迫っているときだったが、他に誰も迎えに行けないので、早速、車を走らせた。
幸い、自転車を車に積めたので、自宅に持ち帰ることはできた。しかし...。この地域にもう自転車屋はない。「どんな穴が空いているか確認しないといけないし、遠くの自転車屋に車で運ぶのも面倒だし..」と思い、翌朝、修理部品を買いに行くことにした。
で、今日の昼休み、パンク修理キットを買ってきた。
仕事が順調に進んだので、夕方に修理時間を確保できた。以下、修理手順を説明する。安定させるため、自転車を逆さまにして作業した。
1. キットに付属のタイヤレバーを使って、タイヤをはずす。
2. はずしたタイヤとリムの隙間からチューブを引っ張り出す。バルブを引き出すのに手間取った。タイヤが硬くて、硬くて...。
3. 引っ張り出したチューブに空気を注入する。漏れの位置を確認するためだ。
4. 水をはったバケツ(本当はもっと口の広い容器、洗面器などが良い)にチューブをつけて、穴の位置を確認する。
5. 穴の位置を見失わないようにして、布で水分を拭き取る。
6. 「ゴムのり」をキットから取り出し、パッチを貼る面積よりもやや広めにゴムのりを薄く塗り広げる。
7. 3分ほど放置して、ゴムのりを乾燥させる。次に、適切な大きさのパッチを貼り付ける。
8. プラスチックハンマーなどを使って、パッチを押さえつけ、しっかり圧着させる。
9. 表面の薄いフィルムをはがして、パッチの密着状態を確認する。
10. 空気を再度注入し、水の中につけてみる。泡がでないようであれば、大丈夫。水分を拭き取って、タイヤの中に戻す。
11. チューブを入れ終わったら、タイヤを元の状態に戻す。
昔は、このあたりにも自転車屋があった。中学生の頃はよくお世話になったものだ。近所に自転車屋がなくなった今となっては、自分で修理する以外に選択肢がなくなった。でも、やってみたら、さほど難しくはなかった。タイヤをはずす作業とはめる作業にちょっと手間取ったぐらい。穴の形状を見る限り、パンクの原因も「人為的なもの」ではなかったようなので、安心した。
DIYが趣味だと公言しているので、これぐらいはできないといけないかもしれない。