久々に屋上に上がってみたら、タマネギに花が咲いていました。これでは半年かけて成長したタマネギの栄養がすいとられてしまうのですぐに摘みましたが、菜園をまかせたカミさんはそういういうことに気付かなかったようです。
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食道がんステージ４の抗がん剤治療は４月で終了しました。終わってみて、今回の抗がん剤治療は何だったのかと考えるに、わかってはいましたが完治しない延命治療、緩和治療であったことに改めて気づきました。そして抗がん剤治療によって２年近く命がのびたのは間違いないと思っています。反面抗がん剤の副作用はひどく、肺炎・腎臓障害・糖尿病なども併発し、脱毛・口内炎・鼻血・手足のしびれ・背中の筋肉痛・かゆみ・便秘などに悩まされました。
このような状況でも、月１回は日帰りや一泊で里山山麓の石仏調べにも出かけ、ブログにアップ。『東国里山奥山の石神石仏風土記』の執筆や校正も進めることができたのは抗がん剤治療のお陰です。
次の治療は近くの病院での緩和ケアです。その病院も紹介していただき、すでに在宅の緩和ケアの準備を進めています。介護認定の面談も終わり、地域支援包括センターをとおして介護用ベッド、車イスも入り、これからは私とがんとの本当の戦いです。頼りになるのは痛み止めだけ。それでもまだ石仏ブログの材料はあるので、もう少し続けられそうです。
