ダイヤモンドダスト

北の大地と日々の生活

脳腫瘍 10年経過

2016年10月19日 | Weblog
息子は2006年12月の初めに脳腫瘍の手術を受け
ました。
先日、年二回の病院への定期受診とMRIの検査に
足を運びました。
12月で10年を迎える事になります。
これで終わりではありませんが、やっと10年です。
もちろんこれからも続きます。

術後3年の苦しい抗癌剤の治療をしその後は年に数回
の通院経過観察です。現在は年に二回になりました。
親としては心配なので早期発見のためにもっと回数を
増やしたいのですがそうもいかないですね。MRIの
影響もあるだろうし。
ずっとこのままだとは思いませんが、手術以降再発は
せずに過ごしています。

「再発」の言葉は消えた事がありません。そうなった
時のことを想像すらしてしまいます。
私はともかく、子供だった息子もすっかり大人になり
それなりの日常を過ごしています。このまま何もなく
過ぎてほしいと思います。
もし再発したら今度は私が病気を引き受けます。

今は、突然の病気発覚から、遠く離れた札幌での入院、
みるみる痩せてしまった抗癌剤治療、100キロ以上
離れた私の家庭と病院への往復、他の子どもたちの
影響・・・・いろいろ思い出されます。
大きなことは望みません。小さな幸せで良いです。
病気にだけはならないでほしいですね。
他の皆さんも病気にはならないでほしい・・・


前回は会えなく、
また病気か?(以前手術を受けて休んでいた)
と心配していました主治医には会う事が出来ました。
とても恰幅のいい先生で。
「久しぶりです!元気でしたか?」といつもの挨拶を
受け、内心(イヤイヤイヤ、先生の方が大丈夫か)と
突込みを入れてました。 (^-^; ・・・・
「久しぶりです!元気でしたか?」
の挨拶がいつまでも出来ると良いなぁと思います。