ダイヤモンドダスト

北の大地と日々の生活

大雪山系 黒岳 初登山決行2

2015年08月31日 | Weblog
大雪山系 黒岳 初登山決行
のタイトルに「無茶な」をつけたい感じですがあえてそのまま。
本人の私が一番よくわかっています「無茶」だったと。
しっかりと体も作らずに突然行く気になって行動し、往復で
帰っては来れましたがとても大変でした。
他の人にはどんどん追い越されるし、数分ごとに休憩するし、
自分の心臓の音が耳に聞こえてくるし・・・甘く見てましたね。

どうしてかと言うと・・・
以下2枚の写真は去年の紅葉の時期に雲海を見に行ってロープウェイ
5合目駅舎展望台から黒岳を撮影したものです。
7合目のリフト終点と登山口のロッジが見えており、ジグザグの
登山道までが見えていたのです。晴れていたので登山口から頂上まで
ハッキリと見えており、何だか楽勝!と馬鹿な考えが浮かんで
しまったのです。馬鹿ですね。まあ、去年なら体が出来ていたので
普通に行けたのかもしれませんが、今年は何もしてなくて・・・
登山道は見えててもその道の状態は見えてないのにねぇ lll(-ω-;)lll




霧雨ですがスタートです。


あ、歩きやすい。
思ったより歩きやすいです。こんな感じが続くのかな~


大きな石があるけれどまあまあ歩きやすいです。


ん?大きな岩が多くなってきました。


登るんかい!!
けっこうな高さです。私、背が低いので、もちろん足も短く不利。


これは岩登りですな。登山道の7割ぐらいはこの様な感じでした。
スタートしていきなりこんな感じで、10分もしないうちに
挫折しそうになりました。


同じ山だけどあっち側でなくて良かった!!


霧雨状態で全く下界は見る事が出来ませんでした。
でも、この角度・斜面、見えてない方がいいかもしれない。


岩肌が増えてきてそろそろ頂上です。


頂上です。
休憩も多く、普通の人の倍の時間がかかったのではないでしょうか。
かなりの人に抜かされましたね。写真も撮ったりしてたので・・・
標高1984メートル。大雪山系最高峰の旭岳よりは低い山ですが
北海道は緯度が高いので南の方の3千メートル級の山に匹敵する
そうです。気象状況とか植生などが。




何だろう?近づいては見なかったです。山小屋?


すぐ横に少し高い所がありましたがとても危険そうで行けない様に
なっていました。こちらが本当の頂上?なのかもしれません。


黒岳の頂上を抜けて先に進むとゆったりと広い稜線になっています。
100メートルぐらいまで歩いてみました。ぜんぜん歩きやすい!
この先には花の時期になるとたくさんの高山植物を見る事が出来る
素敵な所があるそうです。なんて、そんな話を聞くと「行けそう!」
とまた思っちゃう。馬鹿で単純だから・・・稜線を進むと大雪山系の
反対側にある旭岳に行けるのです。7時間ぐらいかかるそうですが・・・
私が行くとなると10時間以上かかるだろうし、帰りのロープウェイ
には間に合わないだろうし、テントが必要か?お花畑も見たいけど
さすがに縦走するにはガッチリと体を作って時間内にいける様に
しないとダメですね。


晴れてるとどんな景色が見えるのでしょうか。旭岳は見えるのかな?
残念ですね。でも、道具はそろったのでまた行きます。

知り合いに「熊除けの鈴は持った?」と聞かれましたが
忘れてました、買ってなかったです。(屮ω`)
まだ、紅葉前でしたので少しだけお花の写真を撮る事が出来ました。