<9月2日の日記> 葉室麟の直木賞受賞作「蜩ノ記」を読了。 葉室麟はまだそんなに読んでなくて、これで10冊目くらい。 武士の生き様、武士の死に様を中心に描いた感動の名作。 主人公の秋谷もさることながら、農民の子である源吉の言行がとても10歳程度の子供のものとは思えないくらい立派。死に様など斎藤隆介の「ベロ出しチョンマ」を彷彿とさせる。 このところ現代物が多く、時代小説を読んだのは久し振り。やっぱ時代小説は良い(^o^)