<9月21日の日記> 今日も1冊読了。 初めて読む作家ですが、北原亞以子の「深川澪通り木戸番小屋」を読みました。 泉鏡花文学賞を受賞した時代小説の連作短編集。 時代小説で、主人公が木戸番って言う設定はかなり珍しいのではないでしょうか? 木戸番夫婦を中心にした人情話なのですが、周囲の庶民の悩み事に寄り添っていく・・・って話。 特別な才能を持った人が難事件を解決していくわけでもなし、心理描写が中心であるため、なんか物足りなさも感じます。それなりに楽しめはしましたが・・・。