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大徳寺3

<11月11日の日記>
ひと月振りに京都紫野の「大徳寺」へ行ってきました。
1年の間に、しかも、ほんのひと月余りの間に同じ寺を3回も訪問するなんて初めての経験です。

今回も秋の特別拝観で「芳春院」を拝観する予定でした。
ところが、「芳春院」は公開されていなかったのです(>_<)
大徳寺は何十万坪もの敷地を持つ謂わばお寺の集合体で、別院が2つ、塔頭が22もあります。
その中で、常時拝観できるのは「龍源院」「瑞峰院」「大仙院」「高桐院」の4箇所だけで、あとのは基本的に非公開。
「芳春院」も今回は公開されていないそうな。「呑湖閣」を観るのを楽しみにしていたのですが・・・(>_<)
事前にネットで調べていたつもりなのですが、どうやら見間違えたのかも知れません(^^ゞ

せっかく来たのに目的の「芳春院」が観られず残念でしたが、その代わり、常時公開されている「大仙院」「瑞峰院」「龍源院」を拝観して来ました。

「大仙院」は高校の英語の教科書に、「龍安寺」や「銀閣寺 向月台」の石庭と共に載っており、一度訪れたいと思っていたのがようやく実現しました。
国宝の方丈は室町時代のもので、日本最古の方丈建築だそうな。

帰ってきてから気付いたのですが、売店で「沢庵」が売られてたのは、ここの7代目の和尚が、沢庵和尚だったからなんですね(^^ゞ

次に訪れた「瑞峰院」は、戦国大名であった大友宗麟が自分の菩提寺として建立した寺。
大友宗麟はキリシタン大名としても知られており、瑞峰院にも7個の石で作られた十字架に見立てた庭(閑眠庭)があります。
方丈前にある「独坐庭」は大海の荒波を表現した枯山水で、とっても迫力がありました。


最後に訪れた「龍源院」は、大徳寺塔頭の中でも最古の物で、いろいろと変わった珍しい寺宝も・・・。
例えば、豊臣秀吉と徳川家康が対局したとされる蒔絵を施した碁盤や、日本最古の火縄銃や長谷川等伯の作と伝えられる掛幅「猿猴図」等。




・・・とまぁ、3回に渡り大徳寺を訪れ、たくさんの塔頭を観て回りましたが、どこもやはり枯山水のお庭が素晴らしいですね!(^o^)
普段非公開の塔頭が多いので、なかなか一時に全てを拝観することができないのが残念ですが、また何年か後には再訪してみたいものです(^^ゞ

因みに、一部紅葉はしているものの、まだちょっと早いようです。
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