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妙法院・西福寺・建仁寺(久昌院)

<2月1日の日記>妙法院・西福寺・建仁寺(久昌院)
京の冬の旅、第2弾。
「大政奉還150年記念」をテーマにした幕末ゆかりの寺院(通常非公開)の文化財が特別公開されています。
今日は、妙法院、西福寺、建仁寺(久昌院)を拝観してきました。



京阪電車で「七条駅」下車。東の方角へ歩くこと約10分。
まず最初に訪れたのは、「妙法院」。天台三門跡の一つです。
皇族・公家が住職を務める特定の寺院のことを門跡と言いますが、中でも天台宗を代表する「青蓮院」「三千院」「妙法院」を「天台三門跡」と呼びます。
あの「三十三間堂」も「妙法院」の塔頭の一つなんですね。

今回の「京の冬の旅」は「大政奉還150年記念」がテーマなので、幕末に三条実美ら尊皇攘夷派の公卿7人が京都から追放された「七卿落ち」の「七卿落図」を宸殿で観ることができます。

あとは、国内最大級の桃山時代の庫裏(要するに、台所ね)やポルトガル領ゴアのインド副王ドゥアルテ・デ・メネーゼスから豊臣秀吉に宛てた外交文書(伴天連追放令の緩和を求めたものらしい)(いずれも国宝)、御所の旧殿を移築した大書院(重要文化財)の狩野派の障壁画、伏見城遺構とされる池泉式庭園等見所が多いです。




「妙法院」から「西福寺」も歩いて移動。
途中、ホテル東山閣のカフェレストラン「桂川」でランチバイキング。
粕汁が美味しかった(^o^)




「西福寺」の建つ轆轤(ろくろ≒どくろ)町は、あの世とこの世の境とされた場所で、葬送地鳥辺野の入り口に当たります。
小さな古刹ではありますが、今回一番印象に残る寺院でありました。
と言うのも、「地獄絵図」や平安時代の壇林皇后(嵯峨天皇の妃)を描いたといわれる江戸時代初期の「九相図絵」が、あまりにもインパクトがあって・・・(>_<)
特に、「九相図絵」は壇林皇后が美貌で知られた生前の姿から、死後、風葬され屍になり骨となり朽ち果て土に還るまでの変容を、9つの段階に分けて生々しく描かれています(>_<)
檀林皇后は仏教に深く帰依されていたので、自らの身を獣などの生き物に与えるため、また人の世の無常観を伝えるために、死後は遺体を風葬(野ざらし)にすることを望んだそうです。






「西福寺」から「建仁寺(久昌院)」はすぐ近くなのですが、途中、同じ建仁寺の塔頭である「禅居庵」と、そのお向かいにある「恵美須神社」にも立ち寄って、Boo8の商売繁盛のお参りをしていきました(^o^)
「禅居庵」は開運勝利の御利益のある摩利支天が祀られており、境内には狛犬ならぬ狛亥が・・・(^o^)

「恵美須神社」は言わずと知れた商売繁盛の神様が祀られています。
「西宮」「大阪の今宮」と共に「日本三大えびす」の一つに数えられるそうな。
「十日えびす」には行かなかったけど、今日お参りしてきました(^^ゞ




最後に、「建仁寺(久昌院)」を拝観。
ここの見所は「長篠合戦図」の襖絵と池泉観賞式庭園、それに「遠州別好ノ席」と言われる茶席。

足裏からじんわりと伝わってくる冷気が・・・(>_<)
スリッパくらい用意しておいてほしい(>_<)



「京の冬の旅」のスタンプラリー企画で、3ヶ所回ると特典があるの。ま、ショボいもんですけど(^^ゞ
前回は京都駅でクリアーファイルをもらったので、今回は高台寺すぐ傍の茶店でグリーンティーを頂きました(^^ゞ


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