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赤と黒

<8月5日の日記>
久し振りに小説を一冊(千ページ近くあるので、実際には二冊)読み終えました(^^ゞ
実は、大分前から読み始めて中途半端になっていたのです。
それと言うのも、SAS(睡眠時無呼吸症候群)のおかげで、いくら寝ても寝た気がせず、通勤の電車の中はほとんど寝ている始末だったので・・・。
でも、最近使い始めたシーパップのおかげで、電車の中で起きていられるようになり、また以前のように本を読めるようになりました(^^ゞ

今回読み終えたのは、スタンダールの「赤と黒」。
作者は、作中では題名について何の説明もしておりませんが、恐らくは主人公のジュリアンが出世の手段にしようとした軍人(赤)と聖職者(黒)の服の色を表しているのでしょう。あるいは、ルーレットの回転盤の色であることから、一か八かの出世の賭けようとするジュリアンの人生をギャンブルに例えていると言う説もあるようです。

あらすじは・・・
貧しい材木屋の倅として生まれた主人公ジュリアン・ソレルはナポレオンを崇拝し、野心に満ちた美少年。
最初は、ナポレオンのように軍人としての成功を望むが上手くいかず、後に聖職者を目指す。
ある日、ジュリアンはその頭脳明晰さを買われ、町長のレナール氏に子供の家庭教師として雇われる。やがて、ジュリアンはレナール夫人と恋に落ちるが、レナール氏に二人の関係を疑われるようになる。そこで、レナール夫人は、ジュリアンをかばって彼を神学校へ送り込む。神学校でも、ジュリアンは頭脳明晰さと記憶力の素晴らしさを校長であるピラール神父に買われ、大貴族のラ・モール侯爵の秘書に推薦される。
侯爵令嬢マチルドと強引に結婚し、社交界に出入りし、長年の願望であった権力の獲得と高職に一歩近付いたと思われた途端、レーナル夫人からの手紙「ジュリアン・ソレルは良家の妻や娘を誘惑しては出世の踏み台にしている」云々で二人の結婚は認められず、レーナル夫人の裏切りに怒ったジュリアンは、彼女を射殺しようとする。レーナル夫人は一命を取り留めるがジュリアンは捕らえられ裁判にかけられる。マチルドはジュリアンの助命に奔走するが、レーナル夫人がジュリアンを愛しており、ラ・モール侯爵への手紙は本意ではなかったということを知ったジュリアンは望んで死刑を受け入れる・・・。

とまぁ、ちょっと長くなりましたが、こんな話です。
主人公が出世し成功する物語ではなく悲劇に終わります。

さ、次は何を読もうかな~?
今度は肩の凝らない軽い読み物を・・・(^o^)
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