前回の「ホワイトアウト」があまりに面白かったので、続けて真保裕一の作品を読んでみました。
今回読んだのは「奪取」。
この作品も二巻組で計九百何十ページかあるのですが、一気に読まされてしまいます。
面白くて話の続きが気になって気になって、ついつい読み進めてしまうのです。
読むのがとっても楽しみでした(^o^)
簡単に言ってしまえば偽札作りの話なのですが、三部構成になっていて、各部毎に主人公の名前が変わります。と言っても、その人物は全て同一。
名前どころか整形して顔まで変えちゃいます(>_<)
そこまでして、究極の偽札を作ることに情熱を傾ける男たちのロマン!(ロマンって呼んでいいのか?! 途中、女の子も参加するけど)
偽札作りは当然のことながら重罪。
でも、思わず応援したくなるような痛快な展開。
ヤクザとの格闘、より高度な偽札を作るための職人芸、二転三転どころか四転も五転もしてそうなストーリー展開。いや~、面白かった(^o^)
ただ偽札作りの説明が緻密過ぎて、それにページを割き過ぎのきらいがある。ちょっと蛇足かも?
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Boo8マスターごうちゃん
朝霧
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