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東寺と西寺

<11月2日の日記>
少しずつ寒くなってきましたね。
でも、朝からとってもいいお天気で行楽日和だったもので、京都へ行ってきました。

JR京都駅からてくてく歩いて、まずは日本一高い五重塔で有名な「教王護国寺(東寺のことね)」へ。
もう何度か訪れている場所ですが、丁度「秋の特別拝観」で、普段は観ることのできないところを拝観できると言うので行って参りました(^o^)

東門から入り、宝蔵→食堂→宝物館→大師堂(御影堂)→経蔵→毘沙門堂→講堂→金堂→五重塔→瓢箪池→小子房→灌頂院→八幡宮・・・と修復中の観智院以外のほぼ一通りを巡り、南大門から出ました。

今回特別拝観をやってるのは、宝物館・講堂・金堂・小子房・五重塔(初層内部)、それに灌頂院です。

東寺は、国宝・重要文化財の宝庫ですね。
何度来ても観応えを感じます。
仏像を眺めていると心洗われる思いです(^o^)
東寺では拝観時間を2時間見てたのですが足りませんでした(>_<)

拝観途中、板塀で囲まれた中で、お坊さんが念仏を唱えながら越中褌一丁で水行をされておりました。
水に濡れた褌が体に張り付き、とってもセクシーでエロチックでした。
なんとかカメラに収めようとした(←罰当たり)のですが、板塀の隙間からの撮影は無理でした(>_<)



東寺の次に目指したのは、「羅城門跡」。


そして更に歩いて「西寺跡」も見学してきました。
「東寺」があるんだから「西寺」もあるのでは?と思い、疑問を持って調べた結果、その昔、かつて「西寺」も存在してたってことが分かり、その史蹟を観るために行ってきました(^o^)

かつて平安京にはその中央にメインストリートの朱雀大路が通り、その東側を左京、西側を右京としました(左右反対なのは、京都御所が南向きに建てられており、帝の視点で造られている為)。
そして、平安京の入り口である朱雀大路の南端に造られたのが「羅城門」と呼ばれる巨大な門。
芥川龍之介の短編小説や、黒澤明の映画でも有名な、「羅生門」です。
当初は「羅城門」と表記してた(「今昔物語」等も「羅城門」とある)のが、室町時代の後半(1500年頃)、謡曲のタイトルに「羅生門」として表記され、それが広まったらしい。
その羅城門を入ったすぐ右手(左京)に「東寺」が、左手(右京)に「西寺」が建立されていたのです。
どちらの寺も落雷等により一度は焼失したりしているのですが、歴代の天皇や公家、武家からも庇護された東寺に対し、西寺は再建されることなく、現在は石碑と礎石がひっそりと残るのみ。

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