華音のカノン

<４月４日の日記>
久し振りにクラシックのコンサートへ行ってきました。
訪れたのは、いつもよく利用するザ・シンフォニーホール。

演奏会は、松田華音のＣＤ発売記念のピアノリサイタルです。
だから、演奏曲目もほぼＣＤに入っている曲ばかり。
演奏曲目は以下のとおりです。

（前半）
・ベートーヴェン：ピアノソナタ第２１番 ハ長調「ワルトシュタイン」作品５３

・ショパン：バラード第１番 ト短調 作品２３

・ショパン：ポロネーズ第６番 変イ長調「英雄」作品５３


２０分の休憩を挟んで・・・

（後半）
・ラフマニノフ：幻想的小品集 作品３～
　　　　　　　　　第２曲 前奏曲 嬰ハ短調「鐘」
　　　　　　　　　第３曲 メロディ ホ短調

・ラフマニノフ：１０の前奏曲　作品２３～
　　　　　　　　　第５番 ト短調
　　　　　　　　　第４番 ニ長調
　　　　　　　　　第２番 変ロ長調

・スクリャービン：８つの練習曲 作品４２～
　　　　　　　　 第４番 嬰ヘ長調
　　　　　　　　　第５番 嬰ハ短調

・スクリャービン：ワルツ 変イ長調 作品３８

・シューマン（リスト編曲）:献呈


（アンコール曲）
・チャイコフスキー：１８の小品～５拍子のワルツ

・パッヘルベル（藤満 健編曲）：カノン


華音（かのん）ちゃん、やっぱり最後はパッヘルベルのカノンで締めてくれました(^o^)

今回初めて聴きましたが、とても１８，９歳の女の子とは思えない風格すら感じる堂々とした重厚な演奏。
第一拍目に嫌味にならない程度の‘溜め’があり、そこからその後に流麗な瑞々しい響きが続いたりするような結構メリハリのある演奏であったように思います。
プレトニョフが惚れ込む気持ちが分かる気がします。

演奏会の後はサイン会もあったのですが、営業時間が迫ってきてたのでそのまま帰ってきました。残念～(>_<)