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BONOBONO DIARY

BONOさん音響・照明奮闘記

戦場は荒野

2010-02-22 | ガンダムレビュー
 ガンダムのTVシリーズのレヴューを続けます。全43話ってとてつもなく長い気がしてきましたが、とりあえずジャブローくらいまで頑張りたいかな。てなわけで第8話「戦場は荒野」です。このサブタイトルなんですけど、「戦場はこうや!」って関西の人が、戦場の何かしら真実を語ろうとしているような気がするのは私だけ?


 今回はグレートキャニオンが舞台になっているようです。グレートキャニオンって、現アメリカ合衆国のアリゾナ州北部にある峡谷のグランドキャニオン?劇中に出てくる“ミッド湖”ももちろん架空の湖です。もしグランドキャニオンが宇宙世紀にグレートキャニオンと呼ばれていたとするなら、世界遺産でもあるこの地で戦闘して欲しくないなあ。ホワイトベースが大気圏突破後、どこに降りたかは解りませんが、ガルマが散る「ニューヤーク」はもとニューヨークらしいから今は東に向かって飛んでいると思われます。その後は反転、太平洋に抜けるから、ホワイトベースは北米大陸をものすごい迷走することになります。



 アムロとフラウが何やら運んでいる時にサブブリッジから声がします。避難民のペルシア親子です。このサブブリッジは、ガンペリーが入っている中央格納庫の上、主砲が格納してある部分のすぐ前にあります。後にランバ・ラルが立て篭もるのもここかな。避難民が自由に出入りできるところを見ると、そんな大した所ではないような気もします。



 ミライの操艦で岩にガンガン当たっていることに、腹を立てているリード中尉…、ってこの人“中尉”でしたよね?この回では、ブライトから“大尉”って呼ばれています。シナリオミスか、ブライトが前世紀の言葉で“おっちょこちょい”か。


 ここでホワイトベースがなぜ高度を取りたがらないか…?ブライトの考えでは頭をドップに押さえられているから、と言うもの。でも渓谷沿いに飛んでいたらミサイル飛んできても避けれないんじゃないかな~。避けたとしても岩にぶつかってやばいんじゃない?ここで、敵であるシャアが解説してくれます。「ミノフスキースクリーン」。ホワイトベースが山脈を応用してミノフスキー・スクリーンを展開する様子を図解入りで説明してくれています。まあどっちにせよ、これは今回ホワイトベースに低空を飛ばせたい“前フリ”ですね。やっぱり前回の自由落下のときに、シャアにエンジンを壊させておいて、ホワイトベースが高度を取れないようにする…、そんなシナリオにしておくべきだったと思います。

 

 あれれ、ドップが引き上げていきます。「何かある」とブライト。地図上で現在位置の確認に入ります。敵はおそらくミッド湖辺りに戦力を結集してくる、つまり渓谷の出口で待ち伏せていると、ブライトもリードも予想します。ならドップのいない間に上昇して振り切っちゃうとかすればいいのに。それより前路哨戒機くらいたまにゃ出せよな(出しても強力なミノ粉のせいで無線は使えません)。

 「ガンダムの働き如何で我々の運命が決まる」とブライト。「アムロ頼むわよ」とミライ。何でもかんでもアムロ任せかよ~って、アムロも腹立てるかと思いきや素直に「はい」と返事しています。「俺たちはどうでもいいんだとよ」って言う、カイのほうがよほど常識的な感じがします。

 そこへフラウに連れられて、前回に比べて、ぜんぜん大人しく入ってくる避難民たち。「私たちをここで降ろしてもらいたいんです」と丁寧な口調でお願いに入るペルシア。ここでブライトに何かひらめいたみたいです。



つづく




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