10月12日(土)
去年も行われましたが、今年も地区レクのグラウンドゴルフ大会がありました。
去年以来、2度目の挑戦になります。
前回は59打でフィニッシュでしたが、今年は51打。順位も上から数えた方が早いです。
商品をもらえるような順位ではないのですが、でもまあ満足。
それでですね、みなさん芋煮ってご存知でしょうか?
全国的な知名度がどの程度なのか分からないのですが、その名の通り芋の入っている鍋です。
煮込みって感じではないです。サラサラした汁になります。
材料は里芋、牛肉(地域によっては豚肉)、ネギ、こんにゃく、ごぼう、しめじ、等々。
醤油ベース(地域によっては味噌)の味付けで、各種材料のダシが出るおいしい料理です。
山形では巨大な鍋で芋煮を作る「日本一の芋煮会」というイベントがあるくらい有名なのですが・・・。
日本一の芋煮会とは、山形の一級河川である最上川ではなく、なんの変哲もない馬見ヶ崎川の河原で行われるイベントである。
もちろん野外なのだが、どういうわけか開催日は十年以上晴天が続いている。
アホみたいにでかい鍋で大量に作るため、味がおかしかったり味がうすかったり具材が固かったり大量に余ったりするが、
多くの観光客や近所のジジババで賑わう、歴史ある会食の場である。
炎天下でアツアツの鍋を食べるため、熱中症や脱水症への注意が必要。
なお、直径10メートル以上の鍋から芋煮をすくう際に大型ショベルカーを用いるが、アーム部分はちゃんと消毒されている。
・・・と信じるしかない。
この芋煮会が、グラウンドゴルフ大会の後に行われました。
ところで12日の天気予報を覚えている方はいらっしゃるでしょうか?
山形では11日の午後3時ころ、台風による大雨や暴風は弱まってきました。
ですが台風通過後も少しの間、雨が降り続けます。その後、快晴になります。
俺、何を好んで雨の中、野外で芋煮作ってたんだろ。
パラパラとかっていう小雨じゃなかったです。ザーザーです。
かまどに火をおこして、それが雨水で消されるのを防ぐために急いで鍋を置いて、俺は頭にタオル巻いて火を見守り、
薪が少なくなってきたら風通しを気にしながら互い違いに組んでいき、その過程で熱や煙と戦いながら、
その隣で上司は傘をさしながら「芋煮のあとはカレーとうどんを入れっべ」とか談笑しつつ、
その傘にたまった雨水を俺にかけたり、芋煮鍋の中にぶちこんだり、しまいにゃ雨水は隠し味だなどどほざき、
ようやく芋煮が完成したぞヤッターしてたらザーザーところでなく土砂降りになって、
簡易テントの中に避難してギュウギュウ詰めの状態で立ったまま芋煮を食わなければならず、
そんな状況でも美味しいと感じられる芋煮は偉大だなと思いました。
雨の中でも、作る価値、あります。
10月18日(金)
この日は課内の芋煮会。駅前の飲み屋に行くらしいです。
BOMBさんは17日から18日にかけて、泊まり込みの出張中。
その出張も17時終了予定ではありましたが、どのくらい延びるか分からなかったので、泣く泣く芋煮会のほうは欠席として提出しました。
18時から芋煮会が始まります。
17時30分、上司からBOMBさんのスマホへメール。
「出張は延びそう? 芋煮会は飛び入り参加も大丈夫そうだよ」
「まだ自分の成果発表も終わっていない状態です。出張は延びそうです。」
(1班終わるたびに小休憩があったから返信したのであって、決してずっとスマホいじってたわけではないですと予防線)
18時、上司から再びメール。
「芋煮会、はじまるよ~」
「すみません、途中参加も難しそうです。」
18時半、上司からまたもやメール。
「課長の話、全然面白くなかったけど、それ以降は楽しくやってまーす ビールはいいネ」
「最近、露骨に課長を嫌うようになりましたよね笑 楽しくやっちゃってて下さい。自分はもう少しで終わりそうです。」
19時、上司からしつこくメール。
「メインディッシュは鶏肉とホタテのソテーみたいなやつが出た」
いや芋煮食うんじゃなかったのかよいい加減にしろ!!!!!
と、ここでスマホの電源を完全に切る。
翌朝スマホを確認したところ、21時くらいに着信が4人からあり、「2次会行くぞ車カモーン」とメールが続いていました。
切って正解!!