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bomberjuice ♪今日の1曲♪

「気になる1曲」を勝手に厳選し、それをテーマに一言二言三言。

Cassis Orange / D_Drive

2012-01-18 16:48:50 | インストゥルメンタル
 諸般の事情により、年明けから大型トラックに乗って荷物を運んでいる。

 僕はもともと運送会社で事務を行っている。
 場合によって荷物の積み降ろしを手伝っていた。
 年明けから、あるドライバーのヘルプで作業をすることになった。
 関東から中京方面に同乗して積み降ろしをし、翌日は関東方面に戻ってくる。

 ところが。
 「大型免許を持っているのに運転しないのは……」という会社の意向もあり、
とりあえず高速道路だけ運転することになった。

 実を言うと、僕は大型車を運転した経験がほとんどない。
 いわゆる「大型ペーパードライバー」だ。
 そんな僕がいきなり10トン車を動かせるのだろうか。

 まあ、高速道路は一般道より広いし、一部のトンネルを除いて信号機はないし、
対向車を気にする必要もないし、交差点は合流地点くらいなものだから、
運転に慣れるには最適な場所だと言えなくもない。

 夜中に走行するので、どうしても眠気との戦いになるが、
そんなドライブ中のBGMとして、このD_Driveはイチ押しだ。

 ジャンル的には「インスト・メタル」となるのだろうか。
 カーレースのゲーム・ミュージックっぽくて、ノリがいい。
 あくまでもリフで押しまくるタイプではない。
 歌詞がなくても、聴かせるメロディーはとてもキャッチーで、サラリと聴ける。

 ツイン・ギターでバリバリ弾きまくるスタイル。
 タッピングやスウィープなどといったテクニックに走っている部分も見えるが、
インストなのだからいいだろう。
 要するに、ギターがヴォーカルの代わりなのだ。

 つまらない歌詞をつけるくらいなら、思いっ切りメロディーラインで勝負をして、
歌詞などつけないほうがいいのかもしれない。

The Fanciful World / Tough & Cool

2011-05-22 20:46:59 | インストゥルメンタル
 落ち着いた気分でニュースを聞きたくなり、先日「NHKジャーナル」を聞いた。

 「NHKジャーナル」は、平日の22時からやっているラジオ番組だ。
 今のご時勢はポッドキャストが充実しているものだから、ラジオ番組もリアルタイムでなく、
自分の好きな時間に聞くことができる。
 それに、気になった部分を繰り返し聞けるのもいい。

 偶然知ったのだが、この「NHKジャーナル」もポッドキャストで聞ける。
 放送終了後すぐにアップされるようだが、ダウンロードできる期間は短い。
 ニュース(天気予報も入っている)という特性上、あまり古いものをアップしておく必要もないからだろう。

 先日、5/18放送分のポッドキャストを聞いた。

 声が非常に聞き取りやすい。
 「NHKは流石だな」と思ったのだが、よくよく考えてみればこれはNHKが醸し出している「イメージ」に他ならない。
 今まではなんとなく、「NHKはアナウンスが落ち着いていて聞きやすい」と思っていたのだが、
「声が聞きやすい」というファクターは、アナウンサーなら当然持っていなければならない資質であって、
別にNHKであろうと民放であろうと関係ない。

 そう思い直して放送を聞いていた。

 ……途中でイライラしてきた。
 やたらと「噛む」のだ。
 この回だけだったのかもしれないが、やたらと読み直しが多く、聞いていて非常にストレスがたまる。
 勝手なイメージだが、「NHKはよどみなく放送をする」という印象が強かったので、
非常にガッカリした。

 人間だからミスが出るのはしかたない。
 でも、これは多すぎる。

 それに、ニュースの伝え方がおもしろくない。
 公共放送という立場上、「広く浅く」というスタンスを取るしかないのかもしれない。
 でも、民放のニュース番組のほうが、ひとつのテーマに絞って討論を繰り広げていて、
場合によってはリスナーも参加しており、非常におもしろい。

 ……こんなことを書いていたら、なんだか疲れてきた。
 この曲を聴いて、少し気分転換しよう。

Earthquake / Jeff Beck

2011-03-13 15:34:46 | インストゥルメンタル
 そのとき、僕は会社で日報を入力していた。

 ものすごい揺れとともに、上司のデスクからパソコンのモニターが落下した。
 加湿器も落下した。
 女性社員のデスクでは、飲みかけの紅茶がひっくり返って書類を濡らした。

 外へ出てみると、クルマがバウンドするように激しく揺れている。

 会社のテレビではニュース速報が流れ、やがて特別番組に切り替わった。
 僕にとっては滅多にないことだが、しばらくテレビを見ていた。

 名取川の津波映像が流れてきた。
 次々とクルマや家、畑などを飲み込んでいく。

 定点映像というものは、見る人の感情を時には無視して映し続ける。
 見ていて、切ない気分になった。
 自然の力に対して、人間はあまりにも無力なのだ。

 電話はまったく通じない。
 時間を置いてみたが、状況は変わらなかった。

 父の実家が福島県にあることを知っている上司の一声があり、
幸運なことに少し早退させていただけた。

 電車で通勤している人々の多くは、いわゆる「帰宅難民」になってしまったが、
僕は自動車通勤なので、比較的早く家に帰ることができた。

 途中で実家に寄り、家族の安否を確認した。
 福島県には祖母と伯母が住んでいるが、伯母からメールが届いたので、
とりあえず無事なことはわかった。

 実家を出てしばらく行くと、停電で信号が消えている。
 もちろん街灯も、そしてコンビニなどのネオンもない。
 真っ暗な山の中を走っているような感じだ。
 僕は団地住まいだが、団地も停電だった。
 暗闇の中で建物の影だけが浮き上がり、廃墟のように見えた。

 実家から懐中電灯をもらってきたので、それを点けて階段を上がる。
 家財道具が散乱しているかと思いきや、それほどでもなく、本棚を片付ける程度で済んだ。

 電気が復旧するまで暖房が使えない。
 余震が気になったが、とにかく今は身体を休めることが先決だ。

 朝になったら電気は復旧していた。
 ラジオはずっと災害特別番組になっている。

 インターネットで、震災にあった陸前高田市の写真を見た。
 多数の被災者が中学校の体育館に避難している。
 体育館は卒業式用の紅白幕で覆われていた。
 なんとも筆舌に尽くしがたい感情が湧いてきた。

 病気に罹ったとき、健康であることに感謝する。
 それと同じように、災害に遭ったとき、電気・ガス・水道のありがたみを再認識する。

Precious Days / 中村幸代

2010-09-11 06:36:35 | インストゥルメンタル
 ピアノの透明感あふれる音が、朝の清々しい空気を感じさせる。
 アコースティック・ギターの音も粒が立っていて、ピアノを引き立たせている。

 この曲は天気が悪い朝はもちろんのこと、湿気の多い朝にも聴きたくない。

 朝はアラームに頼ることなく自然に目を覚まし、深呼吸とともに大きく伸びをして、
爽やかな風を感じながら散歩をしよう。
 通勤前で忙しいのは承知の上だが、そんな贅沢な時間の使い方をしてみたい。

Led Boots / Jeff Beck

2010-08-15 03:51:04 | インストゥルメンタル
 名盤「Wired」の1曲目。
 初めて聴いたとき、違和感が走った。
 たしかに完成度は高い。
 文句のつけようがないのだが、でも何かが違う。

 そう、「凄さ」は感じたが、「感動」はしなかったのだ。

 僕は「Wired」の前作である「Blow By Blow」が絶対的な名盤だと思っている。
 「Blow By Blow」と比較すれば「Wired」はシンセサイザー色が強く、
インパクトも強烈だった。
 ハッキリ言ってしまえば好みの問題なのだが、僕はその硬質な音が好きになれなかった。
 テクニックは素晴らしい。だがあまりにも無機質。そして機械的。
 人間が演奏しているのに、「人間味」を奪い去ってしまったように思えたのだ。

 最近は「これもアリ」と思えるようになったが、「Wired」よりも「Blow By Blow」という考えは変わらない。

BREEZE AND YOU / T-SQUARE

2010-02-17 22:14:29 | インストゥルメンタル
 先週の終わりから風邪を引いてしまい、ようやく復帰した。
 平熱が低いものだから、微熱でもかなりダメージが大きく、
ここ数日間寝てばかりいた。

 寝ながらよく聴いていたのがこの曲。

 この曲はキーボードの和泉宏隆が作っている。
 こういうノリの曲はオシャレでいい。

 サラリと弾けたらカッコいいのだが、それは「夢のまた夢」の話だ。
 なぜなら、僕は鍵盤楽器が基本的にダメだからだ。
 もし仮に弾けたとしても、大汗かいて四苦八苦することだろう。

 さて。
 T-SQUAREとよく比較されるのがCASIOPEAだろう。

 個人的にはCASIOPEAのほうが好きだ。
 実際に持っているアルバムもCASIOPEAのほうが多い。
 だからといって、T-SQUAREの曲が嫌いだというわけではないし、
曲が悪いということでもない。

 曲が気に入れば、どちらも聴くのだ。

Air Blower / Jeff Beck

2009-12-23 21:28:26 | インストゥルメンタル
 デスクトップパソコンの調子が悪い。
 なにしろ寒いと起動しない。

 ところが。
 先日までは多少部屋を暖めれば問題なく起動したのだが、
今回は部屋が暖まっても起動しない。
 これは困った。
 どうしてもパソコンを使わなければならない用事があったので、
サブマシン(要は古いノートパソコンだ)で急場をしのいだ。

 こんなことが続くとなると、対策を考えなければならない。
 最悪買い替えも視野に入れる必要がある。

 とりあえず、ケーブルの類をすべて引き抜いて挿し直してみることにした。
 マシンの裏側を見ると、えらく埃がたまっている。

 ……まさか!?

 エアダスターがないので、とりあえずハンディモップで拭くことにする。
 静電気は怖いがしかたがない。

 埃を取り、ケーブルを挿し直して電源を入れてみる。
 ……見事に起動した。

 今度エアダスターを買ってこよう。

Roy's Toy / Jeff Beck

2009-09-12 19:15:08 | インストゥルメンタル
 ライブ盤とスタジオ盤を聴き比べてみた。

 この曲はライブ盤で先に知ったものだから、原曲を後追いで聴いたことになる。

 個人的にはライブ盤のほうが好みだ。
 もちろん完成度はスタジオ盤に劣る。
 しかしライブ盤(とくにリフとドラム)は躍動感に溢れており、
スタジオ盤とは迫力がまったく違う。

 リフは、ワウペダルを半分だけ踏み込んで刻んでいるのだろうか。

 ライブ盤のCDには「編集・加工なしのライブ音源」と明記されている。
 逆に言えば、「ライブ盤」と銘打ってあったとしてもスタジオで編集されていたり、
オーバーダビングを施されたりするものもある、ということだ。

 多少のミストーンを気にせず弾きまくるジェフ・ベックには圧倒される。

Diamond Dust / Jeff Beck

2009-02-17 06:16:36 | インストゥルメンタル
 名盤「Blow By Blow」のエンディングを飾る曲。

 個人的にはイチ押しの曲だ。
 独特の浮遊感。
 変拍子であることも見逃せない要素。

 初めて聴いたのは学生時代だった。
 しかし、そのときはまだ彼に傾倒していたわけではない。
 当時はもっと「わかりやすい音楽」を嗜んでいたこともあり、
彼の偉大さがわからなかったのかもしれない。

 僕は「Blow By Blow」のスコア(楽譜)を持っているが、
「持っていること」と「弾きこなせる」ことはまったく別の話だ。

 完璧にコピーすることを「完コピ」という。
 だが、僕は彼の域にはとても及ばない。
 せいぜい半分の「半コピ」といったところか。

 今でもたまに弾く。
 弾くたびに自分の未熟さを痛感することになるのだが、それでも弾く。
 だって、好きな曲だもの。

Toastmaker's Revenge / Jake Shimabukuro

2009-02-08 20:22:50 | インストゥルメンタル
 クルマのオイル交換をしてもらった。

 本当は先々週にやってもらう予定だったのだが、
先々週は札幌へ出張だったし、先週はバンド練習だったので、
今日になったのだ。

 ディーラーの待合室には、マッサージチェアがあった。
 そういえば、ここ最近背中が凝っている。
 独占的に使わせてもらった。

 背中も楽になり、クルマの調子もよくなり、いいことずくめだ。

 さて、この曲。
 速くてスリリングなカッティング。見事だ。
 帰ってから、この曲をウクレレで弾いてみた。
 (耳コピなので、コード進行が合っているかどうか定かではないが)

 ナイロン弦なので指が痛くなりにくいのはありがたいのだが、
コードチェンジが忙しい。
 それにウクレレは小さいので、指がスライドしすぎてしまうときもある。
 まあ、お遊び程度には弾けたのだから「よし」としよう。