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bomberjuice ♪今日の1曲♪

「気になる1曲」を勝手に厳選し、それをテーマに一言二言三言。

孔雀 / KAN

2011-10-16 20:50:29 | 邦楽(か行)
 KANというと、「愛は勝つ」でヒットした一発屋と決めつけていないだろうか!?
 しかし、個人的にはもっと売れていいアーティストだと思っているし、
先入観だけで評価しないでほしいアーティストでもあるのだ。
 だからぜひ聴き込んでほしい。
 アルバムを吟味してみると、彼の楽曲がいかに優れているかがわかるはずだ。

 バラードを中心に佳曲が多いKANだが、この曲では「ダンサブルな曲もあるぞ」という意気込みを感じさせる。
 20年近く経つが、色褪せる気がしない。

 実を言うと、発売当時はあまりこの曲のよさがわからなかった。
 KANに「ダンサブル」というイメージがなかったからである。

 だけど歌詞をよく見ると、ダンサブルでありながらも面白味がある。

 ♪もしもほれたら 君 きっとおれを2番目にまわす

 そんな歌詞だから、どことなく親近感が湧いてくる。

 男はどんなに努力したって木村拓哉になれるわけではないし、
女はどんなに努力したって藤原紀香になれるわけではない。

 自分の「立ち位置」をよく認識しておけ。
 それをKANは教えてくれているような気がするのだ。

ドスコイ・ダンシング / 小錦八十吉

2011-07-02 06:23:34 | 邦楽(か行)
 イントロで哀しく響くギターのGmコード。たまらん。
 聴いた瞬間、菅原文太と愛川欽也の唄う「一番星ブルース」が頭をよぎった。

 全般的に鳴っているカッティングのオシャレな響き。こりゃまたたまらん。

 ちなみに作曲は杉本眞人。
 フォークのテイストを思わせるこのコード感は、なんとなく頷ける。

 唄が始まればなかなかファンキーで好印象。
 唄も上手い。
 多少唄い回しが拙く聞こえるように思える部分もある。
 しかし、これは彼がハワイ出身だということを考慮しなければいけない。
 英語圏の人が聞けば、日本人が唄う英語の唄は拙く聞こえるだろう。それと同じことだ。

 最後に「ごっちゃんです」と終わるのも、なんとなくいい感じ。

 暑いこの季節、これをカラオケで唄うとちょっと盛り上がるかもしれない。

決まりだもの / KAN

2011-06-18 07:11:13 | 邦楽(か行)
 転勤して約1ヶ月が経過した。

 新しい土地で人間関係を構築するのは時間がかかる。
 ようやく慣れてきたが、最初の1週間は疲労感がたっぷりだった。

 転勤してから、今までの生活パターンがいくつか変わった。

 まず、毎日弁当を持参するようになった。
 ただ、どうしても毎日似たようなメニューになってしまう。
 スーパーの惣菜や冷凍食品のオンパレードになっても、自分が食べるのだから別にかまわない。

 出社時間が1時間早くもなった。
 そのぶん、退社時間も1時間早くなった。
 1時間早いと、クルマも空いている。

 燃費からすればバイク通勤のほうがよいのだが、当面はクルマで通う。
 新しくバイクを買わなければならないのも理由のひとつ。
 それに、バイクは趣味性の高い乗り物だと思っているので、仕事場に向かう憂鬱な気分をバイクに持ち込みたくないのだ。

 ところで。
 この唄は非常にファンキーで、自分のルックスに対するコンプレックスを歌っている。
 突き抜けているというか、開き直っている。

 生活するためには、転勤も(ある意味開き直って)受け入れなければならない。
 だって、決まりだもの。

PSYCHIC BEAT / 久保田利伸

2011-05-31 20:21:58 | 邦楽(か行)
 ラジオを聴いていたら「エナジー」という言葉が聞こえてきた。
 その瞬間に思い浮かんだのがこの曲。

 歌詞の中に「エナジー」という言葉を使っているのは、決して彼だけではないし、
もちろんこの曲だけでもない。
 しかし、ラジオで耳にした「エナジー」という言葉に反応したのがこの曲なのだ。

 ちょっとしたことで弱気になっていた部分があったので、久々にこの曲を聴いて充電した。

 久保田利伸はバラードも素晴らしいが、やはりこういうリズム感のあふれる曲が似合う。

To the Limit / 久保田利伸

2011-04-13 23:59:42 | 邦楽(か行)
 たしかCMにも使われたように記憶している。
 1992年発表の「Neptune」というアルバムに収録されているが、
シングル・カットされているかは定かではない。

 個人的な意見だが、「Neptune」はアルバム全体でひとつのグルーヴを醸し出しており、
いわゆる「隠れた名盤」である。

 お得意のレゲエ・テイストも健在で、やや夏向きな印象。
 今の季節にはまだ早いような気がするが、いい曲はいつ聴いてもいいものだ。

 でも、彼の新譜はもうチェックしていない。

 久保田利伸を「過去の人」と位置づけているつもりはないのだが、
ラジオなどで彼の曲が流れると、学生服を着ていた頃を思い出す。

酒と泪と男と女 / 河島英五

2011-03-10 21:53:01 | 邦楽(か行)
 文字は違うものの、「涙」でこの曲が思い浮かんだ。

 なぜ「涙」なのか。
 それは、突然やってきた「アレ」がきっかけだ。

 クシャミに鼻水、目のかゆみ。
 そう、花粉症だ。

 もともと花粉症体質なので、この季節はどうしても憂鬱になる。
 集中力は切れるし、ティッシュの消費量は激増するし、いいことは何もない。
 今日、鼻水に効く漢方薬「小青竜湯」を調達した。

 目がかゆくなるうえにやたらと乾くので、目薬も頻繁に点している。
 正直、眼球を取り外して丸洗いしたいくらいだ。
 さすがにそれは不可能なので、水で顔を洗う。
 冷たいが、すべてが洗い流されたようで、本当に気持ちがいい。

 今日は寝る前にもういちど顔を洗い、スッキリとした気分で寝ることにする。

GRAVITY OF LOVE / 小室哲哉

2011-01-16 12:56:24 | 邦楽(か行)
 中学時代、TM NETWORKをひたすら聴いていた。
 その延長線上で小室哲哉のソロもよく聴いていたから、歌詞はなんとなく覚えている。

 この曲を初めて聴いたときは、正直あまりピンとこなかった。
 当時は、もっとスピーディーでノリのいい曲がわかりやすくて好きだったのだ。

 それにしても、小室哲哉はなぜソロ名義でこの曲を出したのだろう。
 改めて歌詞を見れば、TM NETWORKの世界観にピッタリと合致する。
 今思えば、TM NETWORK名義で出し、宇都宮隆に唄わせたほうがよかった。

 小室哲哉は確かに日本のミュージック・シーンを牽引し、一時代を築いたミュージシャンではあるが、
歌唱力はあまりにも貧弱であり、軟弱である。
 オリコン1位に輝いてもいるが、それは決して歌唱力が評価されたのではなく、
TM NETWORKのファンが熱狂的に追いかけたからではないか。

 年月は容赦なく、最新の音楽を懐メロに変えていく。

私のハートはストップモーション / 桑江知子

2010-07-26 04:45:10 | 邦楽(か行)
 1979年、桑江知子のデビュー曲。
 作詞は竜真知子、作曲は都倉俊一。

 歌唱力の高い桑江知子だが、ヒット曲にはあまり恵まれなかった感があるのが残念。
 
 聴きようによっては竹内まりやに似ているかもしれないが、
竹内まりやよりも発音がハッキリしている。
 歌詞を噛み締めているようにも思える。

 1979年といえば、竹内まりやは「September」を発表している。これも名曲だ。

 エンディングのアレンジがいかにも歌謡曲っぽいが、これが当時の流行を物語っているような気がする。

ヨーデル食べ放題 / 桂雀三郎withまんぷくブラザース

2010-06-20 21:52:00 | 邦楽(か行)
 ラジオで耳にして、追いかけるようにしてCDを購入。

 「意外に」といっては失礼だが、非常にハーモニーがいい。
 調べてみたら、「まんぷくブラザース」は別に落語家ではないようで、
リピート山中(ギター)、エルエール田中(マンドリン)、
そしてリストーラ久留島(ベース)というミュージシャンだった。

 焼肉バイキングに行く機会はなかなかないが、この唄を聴くと行きたくなってくる。
 大渋滞にハマっても、この唄を聴くとイライラが収まってくる。

 世の中には、能天気で無条件に楽しめるコミックソングも必要だ。

夜の国道 / 風

2010-06-18 07:22:21 | 邦楽(か行)
 会社で人事異動があり、夜勤にシフトが変わった。
 10日ほど経つが、まだ慣れない。

 慣れないのは新しい業務だけではない。
 いちばん問題なのは体内時計の調整だ。

 もともと朝型なので、学生時代から徹夜はあまりしたことがない。
 完全な夜型に変えるのは至難の業だ。
 昼寝は得意だけれども、それとこれとは別だ。

 夜勤には夜勤にしかできない業務というものがあるから、
当然新しい仕事を覚える必要がある。
 まあ、少しずつ覚えていくしかないのだから、あまり焦る必要はない。

 メリットはいくつかある。
 まずは、上司の目をあまり気にしなくてよいことだ。
 上司だって人間だから、朝から朝まで働くことはできない。
 夜勤には夜勤なりの苦労があるが、上司の目がない以上、
少しは苦労が緩和されているような気がする。

 それと、時間帯が時間帯なのでクルマの通行量も少なく、
したがって通勤時間が短く感じられる。

 行きは多くの不安を抱えながら、僕は夜の国道を走り、
帰りは少しクルマの窓を開けて、僕は朝の国道を走る。