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bomberjuice ♪今日の1曲♪

「気になる1曲」を勝手に厳選し、それをテーマに一言二言三言。

GLORIA / ZIGGY

2009-12-07 01:36:20 | 過去にコピー
 ライブを演った。
 なんと13年ぶりだ。

 スポットライトを浴び、大音量でギターを弾くのはとても愉しいことだが、
本番中は自分のギタープレイを振り返る余裕などない。
 自分の技量不足を棚に上げるわけではないが、コードを間違えることもあるし、
どうしてもミストーンは出てしまう。

 しかし、それがライブだ。

 ライブはミスを認めることから始まると言っても過言ではない。
 ミスやハプニングが起こるからライブは面白い。
 それがまたライブの醍醐味であり、魅力でもあるのだ。

 年末の忙しい中、時間を作ってライブを観に来てくれたお客様、
ライブを企画してくれた元バンドメンバーのHくん、ライブに参加したバンドの皆様、
そしてスタッフの皆様に対し、この場を借りて御礼申し上げたい。

WILD HEAVEN / TMN

2009-11-20 20:00:36 | 過去にコピー
 TM NETWORKは好きだが、TMNはあまり好きではない。

 彼らがTMNにリニューアルしたとき、ものすごく違和感を覚えた。
 温かみのあるのサウンド(アナログシンセ)がポップな雰囲気をかもし出し、
それが彼らの魅力でもあり、特色であった。
 その後サンプリングやFM音源を使用することによって音質は硬くなってきたが、
近未来的なサウンドという基本は忘れていなかったように思う。

 リニューアル後は近未来的なサウンドからハードロック路線へ。
 そしてトランスっぽいサウンドになり、どことなくつまらなくなってしまった。

 学生時代、TMのコピーバンドに参加することになり、この曲もコピーしたが、
ギターを弾いていてつまらなかった。

 好きではない曲をコピーするのは、拷問に近い。

Bridge Over Troubled Water / Simon & Garfunkel

2009-09-30 23:17:39 | 過去にコピー
 かつて「A Hazy Shade Of Winter(邦題:冬の散歩道)」を「四畳半一間」というバンドで
コピーしたことはすでに述べた。

 そのバンドでコピーした中に、この曲も含まれている。

 ベース、アコースティックギター、ヴォーカルというシンプルな構成だったので、
アレンジを変えざるを得なかった。
 なにしろ、ドラムもピアノもストリングスもない。
 全般的な伴奏は、必然的にアコースティックギターが弾くことになる。
 つまり僕だ。

 キーがギター弾きにとってツラいもので(たしかE♭だったと思う)、
えらく左手が疲れた記憶がある。

 アコースティックギターを弾く方ならお気づきかもしれない。
 こんなことは、カポを使えば解決する話だ。
 仮にE♭→Cm→A♭→B7というコード進行をより簡単に弾きたければ、
3フレットにカポをつけ、C→Am→F→G7のローコードを弾けばすむ。

 しかし、カポを装着するのが面倒だということと、カポを使うことへの抵抗から、
僕はカポを使うことを拒否した。

 こうなれば意地である。
 左手が痛くなっても強引に弾き切るしかない。

 この唄(邦題は「明日に架ける橋」だ)は、ヴォーカルやコーラスのラインが非常に美しい。
 しかし、コードを押さえるのに必死で唄うどころではなかった。
 ある意味で、苦い思い出の曲だ。

A Hazy Shade Of Winter / Simon & Garfunkel

2009-09-11 00:49:19 | 過去にコピー
 邦題「冬の散歩道」。

 大学の学園祭でアコースティックのバンドが企画され、それに参加した。
 ベース、アコースティックギター、ヴォーカルというシンプルな構成。
 僕はアコースティックギターとコーラスを担当した。

 学園祭の持ち時間から考えると、1バンド4~5曲程度が限界となる。
 いちおう5曲選んだ。
 その中でボブ・ディランの「I Want You」を「補欠曲」にした。
 要は、練習する時間が「あったら」コピーすることにしたのだ。

 練習できる日数は限られている。
 普通のバンドは5~6人。
 全員が集まらないと合わせることができない。

 しかし。
 このバンドは3人→合わせの練習時間が絶対的に増加。
 どの曲も短かった→合わせの回数が飛躍的に増加。

 結果。
 完成度は上々→持ち時間が「余る」ことが判明→補欠曲もコピー。

 ちなみにバンド名は「四畳半一間」。
 とはいえ、日本のフォークは1曲も弾かず。

 このバンドでは、譜面台も小道具として使うことにしていたので、
譜面を見ながら演奏ができた。
 したがって、暗記をする必要性に迫られなかったため、
歌詞もコード進行もまったく覚えていない。

 原曲とは違い、イントロのギターのリフはベースが弾いた。
 僕はひたすらコードストロークとコーラスに専念。

 今から思えば、キチンとハモれたかどうか、はなはだ怪しい。

STAND BY MY LOVE / UP-BEAT

2009-08-25 23:24:37 | 過去にコピー
 楽器を弾きながら初めてコーラスを入れた、ある意味で記念碑的な曲。

 「楽器を弾きながら歌う」のは意外と難しい。
 やってみればわかる。

 前にも書いたことがあるような気がするが、僕の場合、
ドラムを叩くときはドラムのリズムを、ベースを弾いてるときはベースラインを
口ずさんでいる。
 ギターを弾いてるときは、歌う余裕なんてありゃしない。
 コードチェンジするときは指板を確認するため、顔がマイクから離れてしまうし、
コード進行か歌詞のどちらかが飛んでしまう。

 当時歌ったのはH川くんだったが、彼はギターもカンペキに弾き、
歌詞も間違えなかった。

 彼はUP-BEATのファンだった。
 だから、「もともと歌詞を暗記していた」ということはあるだろうが、
それを差し引いてもすごいことだと思う。

 この曲は学生時代に耳コピした。
 ベースを担当したのだが、僕はベースを持っていなかった。
 練習では部室に転がっていたものを、本番は先輩のものを拝借した。

 演奏中にチューニングが狂ってしまうことがある。
 僕は演奏中であっても、チューニングが狂ったら直すことにしている。
 演奏中にチューニングを直すのは、そんなに難しいことではない。
 ロングトーンを出しているときに直せばいいのだ。

 この日、本番中に3弦のチューニングが狂ってしまい、音が少し低くなった。

 タイミングを見計らって、ペグをきつくした……つもりが、逆に緩んでしまった。
 先輩のベースは、ペグが逆巻きだったようだ。

 この曲を聴くたび、そのハプニングを思い出す。

ANY COLOUR / CUTTING CREW

2009-08-04 08:57:05 | 過去にコピー
 邦題「虹色の彼方に」。
 「虹の彼方へ」と名前が酷似しているが、曲調はまったく違う。

 何年ぶりかでCDを聴いてみた。
 学生時代を思い出した。
 全体的に爽やかな音色で、えらく気に入っていたのだ。

 20歳頃にギターをコピーした。
 同じフレーズの繰り返しが多い。
 ちょっと油断すると、どこを演奏しているのかわからなくなってしまう。

 懐古趣味というわけではないが、1980年代の音楽を聴くと何となく落ち着く。

SMOKE ON THE WATER / DEEP PURPLE

2009-06-24 06:44:29 | 過去にコピー
 ハード・ロックの「古典」とも言うべき曲。
 「時代を超えて語り継がれる名曲」というのは、こういう曲のことを言うのだろう。

 ギターのリフはシンプルだ。
 少し練習すればすぐ弾けるようになる。
 速弾きが苦手だから言うわけではないが、ムダが一切省かれたこのリフを聴くと、
「ギターは速弾きがすべてじゃない」ということを再認識させてくれる。

 速弾きを否定するつもりはない。
 しかし「速弾きこそが素晴らしい」というわけでもない。

 そして、名曲はいつの時代でも名曲だ。

 さて、この曲のギターソロを初めてコピーしてから現在に至るまで、
かなりの年月が経過している。
 しかし、本当の意味で「弾けるようになった」とは言えない。

 なにしろ誰もが知っているような名曲のギターソロなので、ミストーンは許されない。
 演奏中に力が入りすぎてしまう。
 完成されたフレーズなので、下手に崩して弾くことも難しい。

 この曲のギターソロは、ギタリストに与えられた最初の課題であり、
そしてまた最後の課題であるのかもしれない。

HOME OF THE BRAVE / TOTO

2009-02-20 21:24:14 | 過去にコピー
 1988年発表の「THE SEVENTH ONE」に収録。

 TOTOのボーカルは「初期のボビー・キンボールがいい」という人もいるが、
僕はこの時代、つまりジョセフ・ウィリアムスの声のほうが好きだ。

 イントロのメロディーが大好きだ。

 コピーしていた当時(つまり学生時代のことだ)は思いもしなかったのだが、
何かの曲に似ている。
 とくに最近、同じようなメロディーラインを、どこかで聴いたような気がしていた。

 思い出せそうで思い出せないことほど、もどかしいことはない。
 いろいろ悩み(別に悩むようなことではないのだが)、片っ端から曲を聴いた。

 モヤモヤ感がずっと残っていたのだが、先日その曲名がようやくわかった。
 わかった瞬間は本当にスッキリした。

 その曲とは、ジェフ・ベックの名曲、「Where Were You」。
 (この曲については後日書くことにしたい)

 もっとも、ジェフ・ベックが「Where Were You」を発表したのは1989年だから、
(このメロディーラインに関しては)TOTOのほうが先鞭をつけていたことになる。

 ジェフ・ベックもTOTOの影響を受けていたのだろうか。

日本印度化計画 / 筋肉少女帯

2008-12-06 21:08:02 | 過去にコピー
 カレーを作りながらこの文章を書いている。

 自分で作るのはけっこう面倒だと思っていたのだが、
煮ている間は意外と有効活用できるものだと気付いた。

 風呂掃除をしたり、洗濯機を回したり、メールの返事を書いたり。

 繰り返しになるが、今日はカレーを作りながらこの文章を書いている。

 僕はほぼ毎朝味噌汁を作る。
 そういう意味では、意外と(食に関しては)マメなのかもしれないが、
料理にあまり興味はない。

 だから、カレーだって特別な作り方はしない。
 カレーの箱に書いてある通りに作る。
 肉や野菜の量は、その日の冷蔵庫の具合で変わってくるが、
水の量だとか煮込む時間は説明書きの通りだ。

 逆に言えば、箱に作り方が書いてなければ作れない。

 カレーの場合、よく「隠し味」という言葉を耳にする。
 僕の場合は一切入れない。
 入れるのが面倒だ、ということではない。
 入れなくても美味しいからだ。

 この曲は学生時代にコピーし、ドラムを叩いた。
 かなり面白かった。
 スコア(譜面)があったわけではないので、
僕以外のメンバーは、コピーに手間取ったかもしれない。
 とくに初心者キーボーディスト(本人の名誉のため名前は伏せる)のコピーは、
ほとんどの箇所で半音違っていたのを思い出す。

 ……失礼、たった今キッチンタイマーが鳴った。
 そろそろ仕上げの時間だ。