行った先は東京ビッグサイトで開かれている「国際福祉機器展」。介護や福祉の現場で使われるものなら何でも展示しているイベントだった。
障害者が運転する車、体の不自由な人を送迎する車などの福祉車両、トイレ、入浴用品、ベッド、車椅子、入浴用品、コミュニケーション機器、日常生活用品（食事、衣料、家具）など、最新のものが所狭しと並んでいた。
その日の私のお目当ては、階段昇降機。
ひと月くらい前、私たちの地域でこの階段昇降機を実際に使ってみて、これなら、何とか私たちにも扱える、と考えたのだった。
これはキャタピラー型の階段昇降機。スムーズな動き方で乗り心地はいいのだけど、６８ｋｇ。とてもじゃないけど持ち上げられない! 運搬不可能。68万円。
2枚目は大きい車輪と小さい車輪が組み合わさって進んだりストッパーがかかったりしながら動く。以前、私たちが使ったものの改良型。使ってみたけど、それほど難しくはない。重さも約３２ｋｇ。3,4個ぐらいに分解できるので、持ち運びは楽。90万円。
写真には無いが、以前地域で試してみたものと同じものも展示されてあって、110万円。
いずれの昇降機ともドイツ製。ドイツはやっぱり福祉の先進国。
輸入物でなく、日本製の安価なものが出回ってくるのはいつのことだろう。
他の展示物も見たかったけど、夕方遅く会場に着いたので、終了時間まで50分しかなく、階段昇降機を3社、見るので精一杯だった。
階段昇降機の情報は集められたので、まあ、良しとしなくては。
