日本はＦグループになった。
ブラジルかぁ。思えばＪリーグ発足してから日本はやたらとブラジルと対戦している。発足前は、ビスマルクがいたブラジル代表とやってたことしか記憶がない。ここ１０数年でブラジルと何回戦ったろうか？Ａ代表が２度引き分けて、オリンピックが１度勝っている。あとは全部負け。これは愛称とかいう問題ではなくて、実力が違うのである。
そんなブラジルにサッカーを教えてもらったのが日本である。ブラジル人選手がＪに大量流入してきたことは、日本にとって良い教科書だった。数々のブラジル人の中で先頭を切って日本にやってきたのは、現日本代表監督のＺＩＣＯである。これほど、日本サッカー会に貢献している外国人はドイツ人のクライマー以外にないだろう。
弱小だった、住友金属（現鹿島）に入団して、鹿島を初代Ｊ王者に導いた。２度目の引退後は指導者として鹿島の黄金期を築いた。そして今は代表監督。代表監督の評価は厳しいことにＷ杯の結果が全てなのだが、現状ではかなり良い成績を残している。（日本人は結果ではなく、内容ばかりに文句をつけてるが・・・）
また、ＺＩＣＯはたくさんの教科書を日本に運んでもくれた。レオナルド・ジョルジーニョ・ドゥンガ・トニーニョセレーゾetc、他にもＺＩＣＯが開いた航路を使ってブラジルから日本に来たブラジル人選手は多いだろう。このブラジル人たちがＪの日本人選手のレベルを引き上げた。なにせ１人のブラジル人がチームを変えることが多かった。
磐田はドゥンガを呼んでから黄金期を築くことになる。圧倒的だった鹿島の前に磐田が立ちはだかるようになった。今ではＪリーグダービーと言われるまでになった。国内でもハイレベルな試合が見れるようになったことは、日本サッカー会のこれからにどれだけの影響を及ぼすか楽しみである。
さて、日本がブラジルに勝つ可能性は？
ブラジルに育てられた日本は今回のＷ杯出場国の中で、最もブラジルのことを知っている国だろう。ここ１０年でブラジルと試合をした数も他の国より多い。そして日本代表監督は神様ＺＩＣＯ。日本はブラジルのことをよく知っている。ここに活路を見出せないものか。
とはいえ、ブラジルは強い。９４年優勝・９８年準優勝・０２年優勝で３大会連続世界最強国決定戦に参加し、（出場枠は２つ）２勝１敗。結果を重視したら誰が見たってここ１０数年の世界最強はブラジルである。
９４年と０２年の優勝の時に共通したことは、Ｗ杯予選で苦しんでいるということ。本大会までの間に、謙虚な姿勢でチームを見直した。結果、Ｗ杯では別次元のチームになった。９８年は予選免除。（前回優勝国枠）この時のブラジルは弱かった。グループリーグ中、チーム内に内紛が起きたりしていた。決勝Ｔでもボロボロ。あのチームに強さはあまり感じられなかった。それでも自力でなんとか決勝まで行くのがブラジルなんだけど・・・。
０２年のＷ杯で、チョコカルチョを行ったときに私はブラジルを選んだ。それはブラジルが予選で苦しんでいたからだ。結果大量のチョコ（森風に言うとこの）を手に入れた私だった。０２年は不思議なことに、私以外の誰もブラジルを選ばなかった。（チョコ独り占め）では、０６年もブラジルを選ぶかと言うと正直迷う・・・。理由は今回の予選ではかなり調子良かったからである。苦戦していない。Ｗ杯予選で苦戦したブラジルはＷ杯で強い。予選で調子良かったときは弱い。なんの根拠もない。でも私は、このデータを結構当てにするのである。もし０６年でブラジルがコケたら、このテーマで研究する価値があるかも。
日本はブラジルをよく知っていること、ブラジルが今回のＷ杯予選で苦戦しなかったこと。この２つに可能性を感じている。
クロアチアには勝てるでしょう。というか勝って欲しい。９８年、ボバンのいないクロアチアに日本はいい勝負ができた。クロアチアはあの時が全盛期だった気がするが、日本はロペス・ワグナーなる急造日本人に頼っていた時よりは、間違いなく強くなった。レベルの差はなくなった。前回のロシアやベルギーに勝つよりは簡単だと思うが・・・。
オーストラリアにも勝てるでしょう。次回のＷ杯予選でライバルとなる国なんだから、ここで勝ってイニシュアチブをとっておきたい。これは「絶対に負けられない戦い」である。Ｗ杯初戦でもあるし。キューウェルとビドゥガは出るのかな？
と言うわけで、今回もクジ運の良い日本。確実に２勝は計算できる。アトランタ五輪の時に日本は２勝１敗で予選落ちしたことがあるので、ブラジルと引き分け以上にしておきたい。最低でも１勝２分けがボーダーになるのではないか？
今日当たりからＴＶでくどいほど、ジャーナリストやら、サッカー好きな作家やら俳優やら、解説者だから外せないというプレッシャーのかかる元Ｊリーガーやらが、早速予想をするのだと思う。みんなブラジルの存在を無視できないから、「１敗」を予想に入れてくるんだろうなぁ。予想なんだから「全勝！」って言ってもらったほうがよっぽど気持ちいい。予想の段階でクールに負けを計上する日本人って・・・？と思う。
ちなみに私の”予想”は本当に負けが決定するまで、負けを計上しないので常に「全勝」です。そうしないと応援の熱が下がるので。
「楽観視できません」とかニュースで言ってましたが、そもそもＷ杯を楽観視する奴なんていません。もっと商売道具である言葉選べっつうの！強国が２つ以上集まる「死のグループ」に巻き込まれなかっただけでも良かったよ。ありがとうマテウス。（クライマーといいマテウスという日本はドイツにも助けられてます。）
ブラジルかぁ。思えばＪリーグ発足してから日本はやたらとブラジルと対戦している。発足前は、ビスマルクがいたブラジル代表とやってたことしか記憶がない。ここ１０数年でブラジルと何回戦ったろうか？Ａ代表が２度引き分けて、オリンピックが１度勝っている。あとは全部負け。これは愛称とかいう問題ではなくて、実力が違うのである。
そんなブラジルにサッカーを教えてもらったのが日本である。ブラジル人選手がＪに大量流入してきたことは、日本にとって良い教科書だった。数々のブラジル人の中で先頭を切って日本にやってきたのは、現日本代表監督のＺＩＣＯである。これほど、日本サッカー会に貢献している外国人はドイツ人のクライマー以外にないだろう。
弱小だった、住友金属（現鹿島）に入団して、鹿島を初代Ｊ王者に導いた。２度目の引退後は指導者として鹿島の黄金期を築いた。そして今は代表監督。代表監督の評価は厳しいことにＷ杯の結果が全てなのだが、現状ではかなり良い成績を残している。（日本人は結果ではなく、内容ばかりに文句をつけてるが・・・）
また、ＺＩＣＯはたくさんの教科書を日本に運んでもくれた。レオナルド・ジョルジーニョ・ドゥンガ・トニーニョセレーゾetc、他にもＺＩＣＯが開いた航路を使ってブラジルから日本に来たブラジル人選手は多いだろう。このブラジル人たちがＪの日本人選手のレベルを引き上げた。なにせ１人のブラジル人がチームを変えることが多かった。
磐田はドゥンガを呼んでから黄金期を築くことになる。圧倒的だった鹿島の前に磐田が立ちはだかるようになった。今ではＪリーグダービーと言われるまでになった。国内でもハイレベルな試合が見れるようになったことは、日本サッカー会のこれからにどれだけの影響を及ぼすか楽しみである。
さて、日本がブラジルに勝つ可能性は？
ブラジルに育てられた日本は今回のＷ杯出場国の中で、最もブラジルのことを知っている国だろう。ここ１０年でブラジルと試合をした数も他の国より多い。そして日本代表監督は神様ＺＩＣＯ。日本はブラジルのことをよく知っている。ここに活路を見出せないものか。
とはいえ、ブラジルは強い。９４年優勝・９８年準優勝・０２年優勝で３大会連続世界最強国決定戦に参加し、（出場枠は２つ）２勝１敗。結果を重視したら誰が見たってここ１０数年の世界最強はブラジルである。
９４年と０２年の優勝の時に共通したことは、Ｗ杯予選で苦しんでいるということ。本大会までの間に、謙虚な姿勢でチームを見直した。結果、Ｗ杯では別次元のチームになった。９８年は予選免除。（前回優勝国枠）この時のブラジルは弱かった。グループリーグ中、チーム内に内紛が起きたりしていた。決勝Ｔでもボロボロ。あのチームに強さはあまり感じられなかった。それでも自力でなんとか決勝まで行くのがブラジルなんだけど・・・。
０２年のＷ杯で、チョコカルチョを行ったときに私はブラジルを選んだ。それはブラジルが予選で苦しんでいたからだ。結果大量のチョコ（森風に言うとこの）を手に入れた私だった。０２年は不思議なことに、私以外の誰もブラジルを選ばなかった。（チョコ独り占め）では、０６年もブラジルを選ぶかと言うと正直迷う・・・。理由は今回の予選ではかなり調子良かったからである。苦戦していない。Ｗ杯予選で苦戦したブラジルはＷ杯で強い。予選で調子良かったときは弱い。なんの根拠もない。でも私は、このデータを結構当てにするのである。もし０６年でブラジルがコケたら、このテーマで研究する価値があるかも。
日本はブラジルをよく知っていること、ブラジルが今回のＷ杯予選で苦戦しなかったこと。この２つに可能性を感じている。
クロアチアには勝てるでしょう。というか勝って欲しい。９８年、ボバンのいないクロアチアに日本はいい勝負ができた。クロアチアはあの時が全盛期だった気がするが、日本はロペス・ワグナーなる急造日本人に頼っていた時よりは、間違いなく強くなった。レベルの差はなくなった。前回のロシアやベルギーに勝つよりは簡単だと思うが・・・。
オーストラリアにも勝てるでしょう。次回のＷ杯予選でライバルとなる国なんだから、ここで勝ってイニシュアチブをとっておきたい。これは「絶対に負けられない戦い」である。Ｗ杯初戦でもあるし。キューウェルとビドゥガは出るのかな？
と言うわけで、今回もクジ運の良い日本。確実に２勝は計算できる。アトランタ五輪の時に日本は２勝１敗で予選落ちしたことがあるので、ブラジルと引き分け以上にしておきたい。最低でも１勝２分けがボーダーになるのではないか？
今日当たりからＴＶでくどいほど、ジャーナリストやら、サッカー好きな作家やら俳優やら、解説者だから外せないというプレッシャーのかかる元Ｊリーガーやらが、早速予想をするのだと思う。みんなブラジルの存在を無視できないから、「１敗」を予想に入れてくるんだろうなぁ。予想なんだから「全勝！」って言ってもらったほうがよっぽど気持ちいい。予想の段階でクールに負けを計上する日本人って・・・？と思う。
ちなみに私の”予想”は本当に負けが決定するまで、負けを計上しないので常に「全勝」です。そうしないと応援の熱が下がるので。
「楽観視できません」とかニュースで言ってましたが、そもそもＷ杯を楽観視する奴なんていません。もっと商売道具である言葉選べっつうの！強国が２つ以上集まる「死のグループ」に巻き込まれなかっただけでも良かったよ。ありがとうマテウス。（クライマーといいマテウスという日本はドイツにも助けられてます。）
ようやくブログができましたね！
こういう楽しいことをいっぱい書いてくれると楽しいのです。
あなたの記事を読んで、楽しんでくれる人がいっぱいいるのです。
なので、めげずにいっぱい書いてください。定期的に。
さっそくお気に入りにいれておきました。
じっくりゆっくり読ませていただきます！
今日、大学の友達と飲みました。私は経営情報学部という希少な学部でして、最先端のＩＴ情報学を８年前から学んでいたのです。
私の友達の中でも、最もサイバー野郎だった人も久々にあらわれ、「mixiやってる？」「ブログ知らないの？」と立て続けに発言し、知らないと言った者、知ってるけどなんだかなぁと言った私を、「終わってる。置いていかれるよ。間違いなく。」とまで、罵られ現代人失格という烙印を押されました。
非常に気分を害した訳ですが、yutaさんに励まされているので、僕はなんとかブログを続けるつもりです。
同時に文章力も身に付けられれば、ポジティブに考えてみることにします。