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虹のある星

おバカに真剣、じゅんめんの自由帳

サクラちってサクラ咲いて

2009-04-04 23:45:25 | じゅんゾーン
西暦1999年に聖飢魔Ⅱが解散した後も、
魔人倶楽部は存続していた。
聖飢魔Ⅱの実体がなくなっても、
心の拠り所が残っているようで嬉しかった。
しかし、2005年3月をもって、
規模が縮小されることが発表された。
これを機に、おそらく最後になるであろう、
信者の集ひが催されることになった。
その時のスケジュールの都合で、
デーモン閣下とルーク元参謀のみによって、
であったが、全国各地で信者たちが集った。
2月某日、私も渋谷O-Eastに参拝した。
懐かしく、あたたかい、
リラックスした空気に包まれた。
ここが、自分の居場所だと感じた。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、
最後に握手会が行われた。
一列に並んでステージに上がって行き、
閣下、ルークさん、の順で握手をした。
目線が同じだ、と思った。
その時の私は、不思議なくらい、
緊張していなかった。
これまでのように、
壁でごまかしている訳じゃなかった。
自分の目を見るまっすぐな目を、
まっすぐに見つめ返すことが出来た。
そして、初めて「お疲れ様」以外の、
たわいない言葉を交わし、
ステージを後にした。
これが、本当の卒業式だ、と思った。
今思えば、この時、私の心は決まっていた。
私は魔人倶楽部の継続手続をしなかった。
私はこの決断を後悔していない。
その年の秋に行われた、期間限定再集結ミサの、
チケット争奪戦に惨敗した時を除いては。

気を利かしたつもりが…

2009-04-03 01:04:32 | じゅんゾーン
聖飢魔Ⅱ信者倶楽部(ファンクラブのようなもの)
『魔人倶楽部』では、
ほぼ毎年一回、「信者の集ひ」という、
会員限定のイベントがあった。
稀に会員でなくとも参加できることもあったが…。
アコースティック小ミサとトークコーナー、
というパターンが一番多かったと思う。
そして、最後の締めをした後に、
御魔の手直触の儀(おまのてじきしょくのぎ)
というものがあった。
これは、いわゆる、握手会のようなもの。
しかし、会員限定とはいえ、
その数は大黒ミサ(コンサートのようなもの)
と変わりなかったりする。
時間の問題もあるので、
握手する時は会話してはいけない、
「お疲れ様でした。」と挨拶のみ、
決して足を止めてはいけない、
というルールがあった。
特に人数の多い東京会場では、
野球でホームランを打ったバッターが、
ベンチに帰って来た時にするように、
構成員の皆様が差し出した手の上に、
ポンポンとタッチするだけだった。
後に、東京でも、
普通に握手できるようになったのだが……。
滅多にない、悪魔様と直に触れ合える機会。
構成員の皆様は、私にとって教祖様。
崇拝の対象であった。
私はいつも彼らを見上げていた。
彼らはいつも、しっかりと手を握り、
まっすぐに私の目を見てくれた。
しかし、私には現実感が伴っていなかった。
それが本当に起こっていることだと、
完全には信じられなかった。
私は自分で自分の周りに、
透明な壁を作っていたのだ。

ある時、あれだけの人数と握手するのだから、
さぞ、御魔の手が痺れることだろう。
…と思った私は、
直触の儀の前に、ヒヤロンで手を冷やした。
握手した瞬間の、一瞬、目を見開いた、
構成員の皆様の御尊顔が、今でも忘れられませぬ。
ええ、もちろん、
教祖様を気遣っての行為でございます、はい。

わりと大きめ

2009-04-02 21:34:34 | scape
電車の向かいの座席の下に、
おにぎり落ちてる。
コンビニとかのじゃなくて、自家製。
めっちゃ気になる。
いつからあるんだろう?
お昼の残り?
朝落として、お昼に食べようと思ったらないって、切ない。
もしかして、トラップ?
拾おうとしたら、バチーンて手挟まれる?