論文#16
Genes Cells. 2004 Oct;9(10):983-92.
In vivo potentiation of human oestrogen receptor alpha by Cdk7-mediated phosphorylation.
Ito S, Takeyama K, Yamamoto A, Sawatsubashi S, Shirode Y, Kouzmenko A, Tabata T, Kato S.
The Institute of Molecular and Cellular Biosciences, University of Tokyo, Bunkyo-ku, Tokyo, Japan.
責任著者:加藤茂明
指摘項目No.39 (参照 → 説明図No.39)
・論文#16のFig.1の「UAS-HEG0」の「TAM」の顕微鏡写真と、Fig.2の「UAS-HE15」の「wt」の顕微鏡写真が類似しています(縦横比が変更されています)。
指摘項目No.40 (参照 → 説明図No.40)
・論文#16のFig.1の「UAS-HE19」の「E2」の顕微鏡写真と、Fig.2の「UAS-HE15」の「UAS-tai」の顕微鏡写真が類似しています(縦横比が変更されています)。
指摘項目No.41 (参照 → 説明図No.41)
・論文#16のFig.1の最下段の「GFP」の画像において、「E2+ICI」の部分は、単なる白い画像であり、ゲル画像が掲載されていません。
指摘項目No.42 (参照 → 説明図No.42)
・論文#16のFig.2 で、「wt」の「-」の顕微鏡写真と、「nej3」の「-」の顕微鏡写真が類似しており、捏造改ざんが疑われます(縦横比が変更されています)。
指摘項目No.43 (参照 → 不正内容の説明図No.43)
・論文#16のFig.1の一番左の顕微鏡写真(「UAS-HEG0」の「-」)と、Fig.2の「tai k05809」の「-」の顕微鏡写真と、Fig.2の「UAS-tai」の「-」の顕微鏡写真と、Fig.4の一番左(「UAS-HEG0」の「RT」の「wt」「-」)の顕微鏡写真と、Fig.6の左から3番目の顕微鏡写真(「UAS-HEG0」の「UAS-tai」「-」)と、Fig.6の右から二つ目(「UAS-HE457」の「UAS-tai」の「-」)とが互いに類似しています(縦横比が変更されています)。
指摘項目No.44 (参照 → 不正内容の説明図No.44)
・論文#16のFig.3Cの「HEG0」の顕微鏡写真と、Fig.4の「UAS-HEG0」の「cdk7 ts」の「E2」の顕微鏡写真が類似しています(縦横比が変更されています)。
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ちょっとだけまじめな話
ttp://blog.goo.ne.jp/bnsikato/e/2fd4734564e0adcd6e201f9c0de1db34
のG2Cのコピペ論文なんかの場合hERαのリン酸化サイトだって言ってるS118は
hERαをクエリにDrosophilaのタンパク質をデフォルト設定でBLASTPすると、
そのセリンを含む領域と相同と思われる分子は皆無と思われる。
(黒色帯、低いホモロジーでわずかに引っかかるものはあるが上記のセリンは保存されていない)
それでhERαとハエのKinaseとの遺伝的相互作用?本気か?みたいな。
この実験を疑いもなく進めさせるボスは相当に頭がいかれてる。
その眉唾の実験系でコピペが大量に見つかるわけで、これでは誰が信用するのかという話になってくるわな。