ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

年末年始の思い出は

2020-01-19 12:26:44 | 日常
2019 年の瀬は、休暇初日の28日から埼玉へGO!!!!!
XVにSIX-13を乗せて、雪を被った富士山を見ながら、ガラガラの東名高速を東へ走ります

帰省ラッシュと逆方向ゆえ、首都高速もガラガラで、いつになく早く埼玉の婆ちゃん家に到着
さあ、活動開始です

婆ちゃん家の大掃除を29日に済ませば、夜は旧知の関東方面仕事仲間と川越呑み会
先ずは、川越駅近くの立ち飲み屋から4時スタート

タコウインナーを摘みに、レモンサワーで一杯呑むのも乙なもの

2時間呑んで河岸を変え、本日メインのイタリアン コポリへ

再会を祝い店長選りすぐりのワインで乾杯

とっておきのワイン3本と、それに合う摘みに舌鼓…
ヨ酔いの宵で、カミサンの待つ婆ちゃん家に向かう足取りも、直進安定性に欠ける始末…


年末押し迫る30日は、予てから婆ちゃんと行きたかった銀座へXVに車椅子を積み込んでGO!!!!!
首都高はガラガラで、電車で行くより早く着く銀座も乙なもの

GINZA SIXから銀ブラを開始

昼のランチをカミサン、息子、そして婆ちゃんを囲んで楽しめば、非日常の中で楽しい時間を満喫するひと時


早朝のポタリングはいつもの日課
31日も荒川土手にマッタリとペダルを進めれば、自由の翼が伸びる一瞬

落ち葉のプロムナードを抜けて、浮間舟渡


いつもの戸田漕艇場

年の瀬はボートも少なく、静かな水面がここにあります

2020年元旦
日付が変わる少し前から近くのお稲荷さんへ

初詣の列に並んで年越しを祝います
広場では焚火も焚かれて、お汁粉、甘酒、振る舞い酒…

材木屋さんも正月の佇まい

やっぱりこの風物詩は良いなあ
そう言えば、今年浜松の自宅近くのお寺は、除夜の鐘をたたく時間を日付の変わる深夜ではなく、昼間にしたそうな…
なんか住民の苦情があったらしいけど、少人数の馬鹿者の意見がまかり通る世の中は、風物もあったもんじゃない…
除夜の鐘を午前零時を挟んで打つ意味は人の心にある百八つの煩悩を祓う為だから、煩悩を祓ってもらっては困る連中が言ってるんだねえ…
除夜の鐘を打たれて困る連中は、物の怪か…

で、、、今年の元旦はいつもと違うのは、オープンカー大好き仲間との新年会に参加する事
今回、XVは家族が使う為、足が無いことから仲間の皆さんの助手席に乗せていただいて、正月早々オープンカー三昧
普段はゆっくりの元旦から、アドレナリン全開で過ごす至福の時間を満喫です

関内駅から981ボクスターに乗せていただいて大黒PAへ

2.7Lの水平対向6気筒エンジンに純正オプションのスポーツエキゾーストを装備したボクスターで幌を開けて走れば、背後から聞こえるのは高周波音で奏でられる最高のバックミュージック
PDKだけれどスポーツモードにした時に自動でブリッピングされる排気音を聞くと、PDKの魅力を感じずには居られません
現行型ボクスターのマニュアルシフトのGTSはディーラーさんで試乗させていただいたけれど、個人的にはシフトストロークの長さと、シフト操作時の僕の癖と少しずれる自動ブリッピングの介入に違和感を感じたのも事実
その後、GTSのPDKを運転させていただいた時には、電光石火でシフトするPDKの出来の良さには驚きを隠すことが出来ませんでした
RX7、R32そして愛機のS2000も含めて、自分が運転する車はずっとマニュアル…自分でクラッチとシフトの操作をしないと車を動かしている気がしないというのが染みついた癖にもなっているマニュアルフリーク…そんな僕でもPDKにはそそられるものがあります
確かに現行ボクスターの4気筒ターボのスポーツモードの加速はワープする感覚で異次元の速さを実感するし、野太いエキゾーストノートは畏怖を感じるものだけれど、たとえ加速性能は落ちても官能的な高周波音を奏でる2.7L自然吸気6気筒には感性に訴える大きな魅力を感じます
2.7L自然吸気水平対向6気筒の981ボクスターは十二分に速く、官能的に背後から押し寄せるオープンライドで聞く高周波音に身を任せば、最高のピュアスポーツであることを五感で感じる至福の時間…981ボクスターは最高です

そんな981ボクスターの助手席に乗せてもらって大黒SAへ
元旦の大黒SAはスーパーカーだらけで大混雑…こちらも離れた1画に固まって駐車します

大黒SAからは、スーパーセブンの助手席へ

こちらは、Super Seven160
車重490㎏の超軽量車体に、乗せるエンジンはSUZUKIの軽自動車用660㏄ターボ
軽自動車用と舐めて考えたら大きな間違いで、80psまでチューンされたエンジンは、完全なピュアスポーツとしての個性をセブンに与えています
加速は軽自動車のレベルをはるかに凌駕しており、ポルシェと走っても何ら過不足ない走り
軽量化のマジックはもの物凄い!!軽量化は正義であることを身を持って体感しました

ペダル配置もスロットルとブレーキは近接しており、ヒールアンドトゥも右足をほんの僅かだけ傾ければ出来そう…
ハンドルも遊びが少なく、片手でペットボトルをもって運転したら、どこかに飛んでいきそう…
200psオーバーのセブンもあるけれど、今の自分では絶対にまともに運転できないと思う次第…
スーパーセブン乗りには畏怖の念を感じずには居られません
兎にも角にも、今まで乗せてもらった中でも最もスパルタンなスポーツカーの1台です
これは、ホント車好きの夢の一つを具現化した物かなぁ…Super Sevenとっても欲しくなりました
セブン独特の隙間風で喉が渇く楽しい経験もし、終始笑顔で会話が途切れる事もなく、最高のドライブは続いていきます…

振り返って、愛車のS2000の生い立ちは、当時の開発責任者だった上原LPLによれば、彼がS2000の開発スタディでSuper Sevenに乗って、軽くてレスポンスが良いことに感銘を受けた事に始まるという記述を読んだことがあります
軽ければ動きも早く素晴らしい運動性能を実現できるというベクトルに沿って、如何にレスポンスを高めるかを主眼に置いて、セブンに比べて量産車として社会的要件から車重が倍以上になるS2000にそれを実現させる為にどうしたら良いか…
目指すべきは車体各部の応答遅れをミニマムとするための車体剛性の向上とした、このレスポンスの追求作業によって、結果的にS2000をライトウエイトスポーツではなくネイキッドスポーツの実現に向かわせたのは、他ならぬSuper Sevenであった訳です
S2000実現のベンチマークだったSuper Sevenに乗せていただくと、改めて感慨もひとしおであると共に、運動中の車体から伝わってくるインフォメーションも非常に親近感をもって五感を震わせるものでした


大黒SAから都内に向かってひた走り、東京ビックサイト横にある東京ベイコートへ到着
東京ベイコートは、エクシブの上に位置する会員制クラブ…
会員の方が居たから入れる、今わの際の土産話になるかと、楽しみな昼食会です

非日常の空間で食べる元旦の中華料理

元旦早々、好奇心を刺激される出会いに、幸せなひと時を満喫

続いてSuper Sevenで首都高を大回りし、夕暮れ間際に到着したのは千葉フォルニア

カリフォルニアのコーストラインを彷彿させる椰子がたなびく中、夕陽の彼方には富士山が見えます

オープンカーが夕日に映えるコントラスト

夕陽を背にして立つ仲間のシーン…ホテルカリフォルニアのBGMが似合いそう


ここから、埼玉迄の帰路はMR-Sの助手席に乗せていただきました

もう、あまり見かけなくなったMR-Sだけれど、乗せていただいたのは極上の1台
セブンから乗り換えると室内の広さを実感します
この車は、トヨタとしてもかなり意欲的なトライをした車であることは、小排気量、ミッドシップ、オープン、ツーシーターと言う事でも見て取れるけれど、何より凄いのはシーケンシャルマニュアルトランスミッションを乗せている事
これは、足元のクラッチ操作レスのシングルクラッチ仕様… 80年代前半にISUZUがNAVI 5と言う同様のシステムを世に出したものを想像すると技術の変遷を感じずには居られません
以前、LEXUSのLFAを体感させていただいた際、VWのDSGやポルシェのPDKに代表されるツインクラッチのシーケンシャルマニュアルトランスミッションが主流となり始めたのに、何故LFAがシングルクラッチを採用したのか疑問に思っていたけれど、実情はどうあれ、MR-Sで培ったシングルクラッチ仕様の技術が生かされたと考えれば合点がいきます
改めてMR-Sに触れると、TOYOTAのチャレンジ精神の凝縮を垣間見ることが出来た次第です
思えば、No.1メーカーは守りに入り、No.2メーカーはチャレンジャーとも揶揄されるけれど、No.1のトヨタがチャレンジ精神にあふれているのは素晴らしいことだと改めて実感…
以前、トヨタの河合副社長の講演会に何度か足を運んだけれど、中学を卒業してトヨタに入社し鍛造職場の現場から叩上げてトヨタの副社長になった河合さんは、素晴らしく魅力あふれる方だでした
社長の豊田章男さんも魅力的だし、改めて日本を代表する企業が硬直した組織とならずベンチャーの心を持っていることに思いを馳せて、MR-Sと一体になったオープンライドの風にあたれば、思わず笑みがこぼれます
千葉フォルニアから川口までの道程は、MR-Sの中でも車談義に花が咲いて最高の時間を満喫しました


続く正月2日はカミサンの姉ちゃんの旦那と連れ立って西川口アンダーグラウンド梯子酒へGO!!!!!
正月2日は空いている店は少ないかと思い、まず入ったのはトルコ料理屋さん

この近辺はクルド人難民も多く住んでおり、隣の蕨市は通称ワラビスタンと称されるくらいの多国籍都市です
日本人のお客は我々2人だけで、あとは全員トルコ人…
まずは、トルコビールで乾杯


ケバブを食べればビールも進んでヨ酔いの宵

西川口の中華料理街は完全に中国語だらけのアウェイ状態で理解不能


この金?農村に書かれた、注意書き8か条は何を意味しているんだろう??

正月3日目は、いつもの上野で国立西洋美術館散策

いつ来てもここは心落ち着く場所です
常設展では一番のお気に入りの悲しみのマリアは展示されていなかったけれど、近年発見された水連が展示されていたりして、また楽しみが増えました


そんな、お気に入りの展示作品を写真に収めれば…








やっぱり、松方コレクションは素晴らしい
何度訪ねても本物に触れるこの時間は感性への刺激を誘発してくれます

上野から秋葉原のいつものコースで昼食は青島食堂

正月三が日は空いているかと思いきや、なんと待ち時間は1時間
そうしてまで、食べる長岡市民ソウルフードは格別の味わいです

4日はいよいよ帰省最終日
行きと同じで首都高はガラガラ…
甲高い音がするスポーツカーが接近してきたかと思いきや、幻のホモロゲ仕様のNSX-R

そして、、新東名もガラガラ状態…

道中は真っ白い富士山がお出迎えです

思い返せば、元旦からアクティブに動きながらも最高に充実した帰省を満喫した長期休暇
婆ちゃんへの親孝行もできたし、いいスタートが切れそうな2020年です





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