ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

糸魚川サバイバルサイクリング2014

2014-08-04 05:14:02 | サイクリング
8月1日金曜日の夕刻18時に浜松を出発して、目指したのは、新潟の糸魚川
毎年恒例のイチヤサイクルさんのイベントです

思えば息子が高校3年生の時に一緒に参加して、二人とも無事に完走…
その後、息子は24時間走るのは懲りて参加してくれないけれど、親父は今年で数えて7回目
なんとか、いずれも完走したけれど、振り返れば、今回が一番きつかったと思う次第…
自転車仲間に助けられて完走できていることを実感しました 


1日は休暇を貰い、夜に備えて昼寝をしていざ出発 
出発前の一コマ

イチヤさん前には、大勢の参加者が集合しています


実は、糸魚川サバイバルサイクリングでは、本人が余裕も無い状態で走っている事と、夜間のライドが多いことから写真があまり無いのが実情…
で、、今回の参加者は60名、サポートして頂く方々が9名の、いつもながらの気心知れた大所帯
そして、今回は、いつもより出発が1時間遅いAⅡコースを選択… と言うことで出発は18時です

コースは例年と同じ以下のコース:
イチヤサイクル⇒257号で黒田の坂を上って山吉田のサンクスを経由して439号⇒151号で中設楽を経由して新野峠⇒飯田から153号で善知鳥峠⇒一気に下って19号⇒19号で、松本・明科・長野⇒18号に入り妙高越え⇒579号で上越経由8号へ⇒8号線で糸魚川まで⇒最終ゴールは姫川公園

走行データは以下のグラフ:

3つあるピークは、左から新野峠⇒善知鳥峠⇒妙高
走行距離:415km
平均速度:22.8km/h
獲得標高:3465m
計測時間(実際に自転車に乗っている時間):18時間16分

今回は、1時間後に出発するAコース(A級1班)が最後の組となる為、吸収されないように走る早いペースについていけず、新野峠手前ではAⅡ組の最終走者に…
一人で深夜の峠越えは嫌だなあと思っていると、4040仲間の「だ~はら君」が横に来て一緒に御馬鹿な話をしながら走ってくれて、ほんとに嬉しい限り 
今回、「だ~はら君」が居なかったら完走は出来なかったろうなあ…
そんな「だ~はら君」と飯田のサークルKで夜食を摂り、駒ヶ根を目指すと二人に強烈な睡魔が…
サポートカーのまっちゃんからも眠いなら無理せずリタイヤするかとの提案もあって、とりあえずコンビニで眠気覚ましのドリンク300円を補給
これ、眠眠打破と言う目がシャキとする高カフェインのドリンク…口の中を濃~い珈琲の味が満たしていきます…
普段コーヒーを飲まない僕は、かなり効いたんだけれど、コーヒーを飲み慣れている「だ~はら君」は僕より100円高いスペシャルを注文したのにあまり効果が無く、駒ヶ根のコンビニでサポートカーに乗って休眠を取ることに…
そんなこんなで、調子が回復しそうな僕は、ここから一人で善知鳥峠の分水嶺を目指すことになります 

善知鳥峠近くのひまわり畑での一コマ

ここで、撮影しているとAチームに抜かれることに…
カメラをポケットに収めてA列車に飛び乗って追走
何か、眠気覚ましのドリンクが効きすぎたのか、日が昇るにつれてアドレナリンが爆発 
一気にペダリングが速くかつ軽くなります

多分、思うに… 浜松を過ぎて早11時間…やっと脂肪が燃え始めたのか 

休憩しているAチームより先行して出発し先を急ぎます…
分水嶺での一コマ

Aチームにはまだ吸収されず、一人アドレナリンの高い状態で2つのチェックポイントを通過…逃げが決まってるゼ 

長野県庁の先のローソンを目指します

コンビニでの補給を終え、妙高の上りへ…
実は、妙高の上りはデータのグラフから見ても強烈な上りではありません…
しかし、ココを走るのが炎天下の昼頃ゆえ、体力の消費は半端なものではなく、青息吐息で妙高を上ります

実は、一番心配していたのが妙高からの長い下り坂での居眠り…
エアサロンパスをいっぱい掛けて、サングラスも外してM本さんとU山さんの3人で下っていきます
やっと見えた日本海…

サイクリングロードには立派な地図が掲げられています


サイクリングロードから一般道に下りて、Aチームとトレインを組んで30km/hでローテーションを掛けながらゴールを目指します
この感覚は最高

無事に姫川公園にゴール

サポートの方々や一緒に走った仲間に心から感謝です
GOALで呑むビールの味は格別でした ふぅ~ 

本日の宿はホワイトクリフ

いつもは辰巳旅館だけれど、ノムさんとY山さんと呑むのに、こちらを選択(人数が多いから二つの宿に分かれて宿泊)

呑もうと思っていたけれど、夕飯を食べ終えた頃には僕は即身成仏状態…トホホ
あっと言う間に落ちてしまいました…

早く寝たので、目覚めの時間は4時30分頃…
日が昇るのを待って、散歩にGO!!!!!!


朝の散歩は、いろんな発見がいっぱいです

散歩を終えて朝風呂に浸かり、部屋に戻ればノムさん、Y山さん交えて3人で朝6時50分から1升瓶の封を切って呑み会へ突入 

もう朝飯時には、ヨ酔いの宵状態…まあ、なんだねぇ~ 

帰りのバスでの一コマ

サポートカーとバス2台に乗り込んで糸魚川から浜松を目指します…

途中で立寄ったスイス村


ここまではマイクロバスの調子は良かったんだけれど、上り坂で急激にパワーが落ちてエンジンアラームが点灯する状態が発生
コレ、2年前と同じ状態… 浜松から代わりのバスを配車してもらって数時間待った事が脳裏を過ぎります…
とは言え、今回は飯田まで何とか走り、日も高いうちに我々を昼神温泉に置いて、バスを指定のディラーさんに持ち込んで修理すると同時に、最悪の場合を想定して浜松から代わりの代車を配車してくれたのは、さすがにレンタリースのCS力
トラブルが起きた時の対処力の凄さを実感です
ただし、前回と同じ触媒の詰まりによるエンジン保護が働いて車を停めようとするのが事象の発端…このフェ-ルの考え方は、この現象が恵那山トンネル等の長いトンネルの中で万一発生したと考えれば、強制排出機構をつける等の改善の余地はあるなあ…
トラブル発生の原因は、坂道が続く高負荷での低速走行に起因するカーボン堆積の様にも感じるけれど…これも製品改善の種か…

いずれにせよ、思いがけず温泉にも入り、自転車の疲れも癒せたことに感謝です 

実際、時間的に1時間半程度の遅れが生じただけで、楽しい思い出を追加して9時にイチヤさんに無事到着


終わり良ければ全て良し、車両トラブルもポジティブに考えれば楽しい思い出の1ページ
あらためて、思い出を振り返れば、今回が途中リタイヤに足を掛けるギリギリの状態
仲間に恵まれ、仲間に助けられて、完走できた事を実感…
サイクリング仲間は最高です 

GOALの姫川公園での記念写真(Hさんからの頂きもの)

皆さん、ありがとう 





コメント (4)
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