9月13日水曜日から15日の金曜日まで東御市で行われた研修会に参加
登山やクッキングを通じたチームビルディングや、地域住民の方々との触れ合いを通じたWell-Being、自分探しの旅へ向かった次第…
休みを取って自費参加したけれど、結論から言えば64歳まで受けてきた研修の中でも1番印象深い刺激を得られた素晴らしい内容でした。
スタートは9月13日…
まず、、午前10時に北陸新幹線の佐久平駅に集合だけれど、なななんと、浜松駅から6時57分のひかりに乗れば、9時55分には軽井沢の次の佐久平駅に到着出来て、びっくり仰天。
新幹線網の整備で行動半径が物凄く拡大したことを改めて実感します。
13日は最高の晴天に恵まれて、車窓から見える富士山もクッキリ味わえる夏空
佐久平駅から、湯の丸高原へ
テレワーク施設を拠点に、語らいがスタート
湯の丸高原は高地トレーニングでアスリートも合宿するらしく、昼食のレストランはその名の通り「アスリート食堂」
昼食後は翌日の登山計画を皆で立ててから、チームクッキングへ
与えられた食材から、創造力を働かせて規定時間内に夕食を作ることに…
皆で知恵を出し合ってアウトドア版「料理の達人」がスタート
竈に火起こしすれば、キャンプ飯
僕は久しぶりに米を研いで、シメジに人参、鯖缶を使った炊き込みご飯を作ることに…
他の参加者は、ラぺも作っちゃった…で、、ラぺって何だ~
制限時間内に出来上がれば、デザートを入れて6品の豪華版
スパゲティも美味しかったし、大豆ミートのハンバーグから急遽変更したジャガイモを添えたキーマカレーも最高…
初対面同士が集まったのに、阿吽の呼吸で素晴らしいチームワーク
素敵な晩餐です
食事の後はローカルビールを飲みながらの焚火トーク
満天の星空
本音の語らい…素敵な宵が更けて行きます
14日は、いよいよ湯の丸山と、角間山への登山
13日に立てた登山計画をもとに早朝6時15分鹿沢温泉をスタート
最高の天候に恵まれた登山日和
とは言え、僕はスナックのママ達と秋葉山の下社から上社まで登ったことしか登山経験は無くて、登山靴もヤッケもレンタル品
自転車には乗っていても、歩き始めて直ぐに歩く速度と呼吸が合わず、酸素が足りないのかと思う感覚…
で、、僕以外は登山経験者だから、僕にペースを合わせての山歩きになって、なんとか歩みを進めて行きます。
途中の景色…ツツジ群落かな
振り返れば、遠くに富士山が見えます
青息吐息で到着した、湯の丸山山頂
遠くに槍ヶ岳も見えます
湯の丸山から角間峠を目指して、ひたすら下りの道中
自転車なら下りはスピードコントロールだけで楽なんだけど、登山の下りは、ホントに足に来るのを実感…
角間峠に到着して、角間山に向かうか、このまま帰るか皆で算段…
僕も角間山には行きたいけれど、体力はかなり消耗していて思案のしどころ…
その時突然、最年少だけれど登山経験豊富な若者が、僕の荷物を全部持ってくれる提案をしてくれて、お言葉に甘えることに…
これで、ペースはぐっと早くなって、角間山山頂には予定時間内に到着出来ました。
コレ、TOC理論が書かれた名著「The Goal」の中にある、ボーイスカウトの山歩き中にボトルネックとなった参加者を助けるシーンと全く同じ…
本当に素晴らしい体験をさせてもらいました。
湯の丸高原キャンプ場に戻って、牛に囲まれながら本日の振り返り
初心者でも行けるトレッキングコースでも、道に迷ったら思い込みで動くのではなく、冷静に立ち止まって「今」を見る事の大切さを実感した登山…
無事定刻で帰還し、あらためて良いチームだったなぁと思い返す次第です。
15時に湯の丸キャンプ場を出発し、日帰り温泉施設「湯楽里館」で汗を流して、本日の宿泊施設である民泊「清水さんの家」へ
清水さんの家の2階は昔養蚕に使っていた空間
この空間が、素晴らしいリノベーションで宿泊施設に変貌しています
清水さんの家の直ぐ近くにある関酒店
開いていればいつでも角打ちできるそう…
ここのテラスを使って、住民の方々との懇親会がスタート
BBQに地元の野菜を使った料理、地酒に地元のワイナリーで作ったワインの数々
食用のほおずき
おらほ村…ここには70過ぎのジジイ達が、自然の中でいつも楽しく生きている空間があります。
15日金曜日最終日
早起きして、清水さんの家の周辺を散策
葡萄畑が続く景色
蕎麦の花
黄金色に首を垂れる稲穂
道端にあるワインセラーの案内板…
野菜の無人販売所のメニューは凄く安価
おらほ村の周辺図
散策から帰り、清水さんの家で朝食
朝摘みのハーブに舌鼓
お世話になった清水さんの家をあとに、アルカンヴィーニュへ
こちらはワイナリーとワインアカデミーが併設された施設
で、、ワインアカデミーの卒業生たちが作ったワインを朝から試飲
シャルドネとピノノワールを試飲
ピノは開ききっていなかったけれど、シャルドネは抜群のお味
朝からこんな感じかな
続いて、ワイン用葡萄の収穫体験へ
今回収穫するのはロゼ用に育てたピノノワール
いよいよ収穫開始…皮が薄いピノは細心の注意が必要
結構ひとりで採れたねぇ
一粒食べさせてもらうと、このまま市販しても良いと思えるほどの糖度
とても美味しい葡萄でした
続いて訪れたのは、ヴィラテストワイナリー
こちらも素敵な空間です
最後に訪れたのは児玉邸
文化財のような御屋敷なのに、壁には家族の思い出がいっぱい
児玉さんの家で頂いた昼食
ナチュラルな素材の御味を十分に堪能できる昼食でした
児玉さんは海外に放浪しドイツ人の方と結婚して、大道芸で収入も得ていたと言うまさに自由人の経歴
児玉さんは、とってもオープンな性格
歴史ある建物に住み、広大な土地も有しているのに、決して贅沢に走る訳でもなく、スローライフを楽しんでいる姿
誇りを持って自分のやりたいことをやっていながら、家族をとても大切にしている姿
人を幸せにしないかぎり、自分の本当の幸せは得ることはできない事を表している生き方…
どれもが参考になり、自分が素直に生きる事の大切さを伝えてくれました。
蚕を育てていた建物も、いつかはワインセラーになるのかも…
児玉さんの家を後に、自分の身近な人を幸せにするには、自分もハッピーであることの大切さを改めて知りました…
いつもそんな自分でいたいなぁ…
そして、おらほ村の方々との触れ合いを通じて、固定概念に縛られていては何も見えないことを実感した次第です。
いつになく充実した3日間。
今回の出会いも、動かなければ得ることが出来なかった何かの御縁…
素敵な出会いに心から感謝です。
登山やクッキングを通じたチームビルディングや、地域住民の方々との触れ合いを通じたWell-Being、自分探しの旅へ向かった次第…
休みを取って自費参加したけれど、結論から言えば64歳まで受けてきた研修の中でも1番印象深い刺激を得られた素晴らしい内容でした。
スタートは9月13日…
まず、、午前10時に北陸新幹線の佐久平駅に集合だけれど、なななんと、浜松駅から6時57分のひかりに乗れば、9時55分には軽井沢の次の佐久平駅に到着出来て、びっくり仰天。
新幹線網の整備で行動半径が物凄く拡大したことを改めて実感します。
13日は最高の晴天に恵まれて、車窓から見える富士山もクッキリ味わえる夏空
佐久平駅から、湯の丸高原へ
テレワーク施設を拠点に、語らいがスタート
湯の丸高原は高地トレーニングでアスリートも合宿するらしく、昼食のレストランはその名の通り「アスリート食堂」
昼食後は翌日の登山計画を皆で立ててから、チームクッキングへ
与えられた食材から、創造力を働かせて規定時間内に夕食を作ることに…
皆で知恵を出し合ってアウトドア版「料理の達人」がスタート
竈に火起こしすれば、キャンプ飯
僕は久しぶりに米を研いで、シメジに人参、鯖缶を使った炊き込みご飯を作ることに…
他の参加者は、ラぺも作っちゃった…で、、ラぺって何だ~
制限時間内に出来上がれば、デザートを入れて6品の豪華版
スパゲティも美味しかったし、大豆ミートのハンバーグから急遽変更したジャガイモを添えたキーマカレーも最高…
初対面同士が集まったのに、阿吽の呼吸で素晴らしいチームワーク
素敵な晩餐です
食事の後はローカルビールを飲みながらの焚火トーク
満天の星空
本音の語らい…素敵な宵が更けて行きます
14日は、いよいよ湯の丸山と、角間山への登山
13日に立てた登山計画をもとに早朝6時15分鹿沢温泉をスタート
最高の天候に恵まれた登山日和
とは言え、僕はスナックのママ達と秋葉山の下社から上社まで登ったことしか登山経験は無くて、登山靴もヤッケもレンタル品
自転車には乗っていても、歩き始めて直ぐに歩く速度と呼吸が合わず、酸素が足りないのかと思う感覚…
で、、僕以外は登山経験者だから、僕にペースを合わせての山歩きになって、なんとか歩みを進めて行きます。
途中の景色…ツツジ群落かな
振り返れば、遠くに富士山が見えます
青息吐息で到着した、湯の丸山山頂
遠くに槍ヶ岳も見えます
湯の丸山から角間峠を目指して、ひたすら下りの道中
自転車なら下りはスピードコントロールだけで楽なんだけど、登山の下りは、ホントに足に来るのを実感…
角間峠に到着して、角間山に向かうか、このまま帰るか皆で算段…
僕も角間山には行きたいけれど、体力はかなり消耗していて思案のしどころ…
その時突然、最年少だけれど登山経験豊富な若者が、僕の荷物を全部持ってくれる提案をしてくれて、お言葉に甘えることに…
これで、ペースはぐっと早くなって、角間山山頂には予定時間内に到着出来ました。
コレ、TOC理論が書かれた名著「The Goal」の中にある、ボーイスカウトの山歩き中にボトルネックとなった参加者を助けるシーンと全く同じ…
本当に素晴らしい体験をさせてもらいました。
湯の丸高原キャンプ場に戻って、牛に囲まれながら本日の振り返り
初心者でも行けるトレッキングコースでも、道に迷ったら思い込みで動くのではなく、冷静に立ち止まって「今」を見る事の大切さを実感した登山…
無事定刻で帰還し、あらためて良いチームだったなぁと思い返す次第です。
15時に湯の丸キャンプ場を出発し、日帰り温泉施設「湯楽里館」で汗を流して、本日の宿泊施設である民泊「清水さんの家」へ
清水さんの家の2階は昔養蚕に使っていた空間
この空間が、素晴らしいリノベーションで宿泊施設に変貌しています
清水さんの家の直ぐ近くにある関酒店
開いていればいつでも角打ちできるそう…
ここのテラスを使って、住民の方々との懇親会がスタート
BBQに地元の野菜を使った料理、地酒に地元のワイナリーで作ったワインの数々
食用のほおずき
おらほ村…ここには70過ぎのジジイ達が、自然の中でいつも楽しく生きている空間があります。
15日金曜日最終日
早起きして、清水さんの家の周辺を散策
葡萄畑が続く景色
蕎麦の花
黄金色に首を垂れる稲穂
道端にあるワインセラーの案内板…
野菜の無人販売所のメニューは凄く安価
おらほ村の周辺図
散策から帰り、清水さんの家で朝食
朝摘みのハーブに舌鼓
お世話になった清水さんの家をあとに、アルカンヴィーニュへ
こちらはワイナリーとワインアカデミーが併設された施設
で、、ワインアカデミーの卒業生たちが作ったワインを朝から試飲
シャルドネとピノノワールを試飲
ピノは開ききっていなかったけれど、シャルドネは抜群のお味
朝からこんな感じかな
続いて、ワイン用葡萄の収穫体験へ
今回収穫するのはロゼ用に育てたピノノワール
いよいよ収穫開始…皮が薄いピノは細心の注意が必要
結構ひとりで採れたねぇ
一粒食べさせてもらうと、このまま市販しても良いと思えるほどの糖度
とても美味しい葡萄でした
続いて訪れたのは、ヴィラテストワイナリー
こちらも素敵な空間です
最後に訪れたのは児玉邸
文化財のような御屋敷なのに、壁には家族の思い出がいっぱい
児玉さんの家で頂いた昼食
ナチュラルな素材の御味を十分に堪能できる昼食でした
児玉さんは海外に放浪しドイツ人の方と結婚して、大道芸で収入も得ていたと言うまさに自由人の経歴
児玉さんは、とってもオープンな性格
歴史ある建物に住み、広大な土地も有しているのに、決して贅沢に走る訳でもなく、スローライフを楽しんでいる姿
誇りを持って自分のやりたいことをやっていながら、家族をとても大切にしている姿
人を幸せにしないかぎり、自分の本当の幸せは得ることはできない事を表している生き方…
どれもが参考になり、自分が素直に生きる事の大切さを伝えてくれました。
蚕を育てていた建物も、いつかはワインセラーになるのかも…
児玉さんの家を後に、自分の身近な人を幸せにするには、自分もハッピーであることの大切さを改めて知りました…
いつもそんな自分でいたいなぁ…
そして、おらほ村の方々との触れ合いを通じて、固定概念に縛られていては何も見えないことを実感した次第です。
いつになく充実した3日間。
今回の出会いも、動かなければ得ることが出来なかった何かの御縁…
素敵な出会いに心から感謝です。