心斎橋

2010-06-14 23:58:28 | 日記
週刊朝日と、朝日新聞社説にもザ・コーヴ上映中止の記事がありましたが、
特に前者には具体的な映画館名が書いてありました。
渋谷の単館と、シネマート六本木と心斎橋で、六本木は渋谷から本日の猫事情を
引き継いだ上映館、心斎橋はシンプソンズザムービー字幕版の拡大上映館です。

新聞の方にはYASUKUNIの事も書いてありますが、靖国も確かシネマートで、
同じく上映中止になったと思います。ただ靖国はメディアで大分抗議があって、
1ヶ月後くらいに別の映画館で上映が決定し、それも取り上げられて良かったと思います。

心斎橋は面白くて、時期はかぶりませんが字幕版が東京以外でただ一館上映するのに、
すぐそばに東宝の心斎橋もあって、もちろんTHXくらいの高画質で吹き替えを上映していました。
また近くにアップルの直営店があるところが、渋谷の「俺たちフィギュアスケーター」の
上映館と同じでした。この映画は、裏シンプソンズ扱いだったと思います。

だからフォックス大阪ではなく映画館が上映を求めたものとして
褒められ役をやっていただきたいのですが、それ程でもないのかもしれません。
やはり順当に、フォックス映画大阪が迅速に上映拡大を決めたのかもしれません。
とすれば、もうひとつの別バージョン、声優版の上映だって
射程範囲内に完全に入ってないとは言えないです。

「映画館の支配人さんに失礼な」と言った人がいましたが、逆に
本当か分かりませんがリチャード・サカイ氏とのパイプを持ってきた方を無視したのが
シネマート心斎橋の支配人さんだったような印象があります。

今回も、2日にネット上に抗議行動が載って、3日に中止を決めたとあります。
何と言うか、観客からの取り上げは早いです^^。

もうひとつ、目を引いたのは抗議行動の市民団体名です。また「何とかを何とかの会」です。
これがもう少し違ったら、上映中止、なかったかもしれません。
映画会社を徹底的に叩いてしまった数年前の団体が脳裏に浮かんだだけなのか知れません。
つまり、そういうセンスの人の共通のネーミングセンスなのかなあという事です。

映画の声優変更は、確かにショックな面もありますが、
でも社会問題として市民活動団体として取り上げるというのは、
創作という面から見るとあまりセンスが良くないなと、正直思いました。

何と言っても、冗談の通じなさそうなシリアスさが「オモシロ精神」に反すると思います。
オモシロ精神というのは、シンプソンズ精神という事です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿