ブラッシングはイヤイヤっ!!

2009-11-01 00:37:26 | むすめ

  うちのむすめはシーズー犬だ。シーズー犬は触るととても細くて柔らかい毛をしている。気持ちがいい。しかも、思った以上に猫のようには毛は抜けやすくない。そういう意味では飼いやすい。

  しかしその一方で、ほっておくとどの毛もドンドン伸びていき、床まで着いても伸び続けてしまう。その姿が優雅だという人もいるが、でも、毛が細くて伸びていくということは、毛と毛が絡まりやすく、ちょっとでもほっておくとてきめんに毛玉があちこちに出来てしまい、指を入れると引っかかってしまう。そうなるとなかなか真っ直ぐには解けない。 

  それを知らなかった去年の冬は、1カ月ほど毛糸の服を着せたまま過ごさせていた。だから、服で隠れた部分はまったく櫛を入れずにいた。

 小生は長い毛のシーズーよりも、両耳と尻尾以外は短くカットされたむすめのほうが好きなので(かわいいきょとんとした顔もよく見えるし)、櫛を入れない状態でペットサロンに毛のカットに連れていった。すると、トリマーさんから「これカットできないよ。背中に指を入れてごらん。表面はきれいな毛だけど、中はもう毛が絡まってビロードの布のように層を作ってるよ。これ、もうつるつるにカットするしかないし、まずシャンプーしてあげても乾かない。もう寒くなる時季だし、それはできない。温かくなったら連れて来て。」と追い返されてしまったのだ。

 とにかく、絡まった毛を毛梳き用の櫛で辛抱強く1カ月ほど梳いてほどいてくれば、シャンプーと適度なカットをしてくれるということだったので、必死で解いた。それに懲りてその後も毎日欠かさず毛を梳く習慣がついたのはよかったが。。。

 しかし、その梳き櫛は平面にびっしりと細くて鋭い針が何百本も生えたようなものなので、ちょっとでも地肌に当たると非常に痛いのである。間違って小生の手を梳いたものならその針が刺さって血が出るくらいなのだ。刺さらなくてもしっかりと毛玉や死んだ毛をキャッチして否応なく引っこ抜くしろものだ。

 だから、むすめはそのたびにとても嫌がり、櫛に噛みつこうとする。しかし、むすめがかわいいのは、櫛を見せ、オイデオイデすると、なぜか逃げるそぶりも見せずに低姿勢で寄ってきて、覚悟を決めたようにベタッと板の上にうずくまることだ。とても父親に従順でいい子なのだ。しかしそれでも、父親の容赦なき拷問が始まるのだぁ。

  拷問の成果が、上の写真だ。今回はあまりとれなかった。普段はこの倍ほどの毛を梳き取ることが多い。数か所、毛玉が引っかかっているのが分かる。か・い・か・ん~

 

 


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