少し暑さの戻った朝。
たぶん目新しいことはないだろうけど、
まあ、デジカメは持って行こうと、
期待せず散歩に出た時ほど、あるんですねぇ、
事件！？
◇
平和公園に近づくにつれ、
救急車のサイレンの音が近づき、
パトカーが拡声器で何か言いながら交差点を通り過ぎ、
あれよあれよという間に 何台もの消防車が、
元安川沿いの とうさんのヒーリングスポットである場所に向かって
走っていくのに気がつきました。
ラジオ体操が始まる午前６時半。
会場は見えるのですが、
サイレンの音がうるさくて、集中できるばずがない、と
勝手に決めて、というか、
なにが起きたのか、見たくてたまらないという欲望に負け、
即、方向転換して 消防車が集まってくる場所の対岸に
つうをグイグイ引っ張りながら、向かいました。
◇
現場？に近づくにつれ、
うじゃうじゃと 消防レスキュー隊員、救急救命士、警察官が、
集まり、川の中を覗いているが、見えて来ました。
見えにくいのですが、
画面の右端に集まっているヒトの群れに、
つうも やや興奮気味でした。
よく見ると、
川の中に すでに 男の人がいて、何かを 探している様子です。
でも、岸の上の隊員たちが、慌てて動いているふうでもないのです。
そうこうするうちに、
するするとハシゴが降ろされ、
ドライスーツを着込んだ潜水隊員？が下りて行き、
まさか、誰かが溺れて 水中に倒れているのかなぁと 一瞬
焦ったのですが、
そのまま、先に川の中にいた 男の人を促すように
梯子に誘導して登って行きました。
◇
なんだったんだろう？と思いながら、
ゆっくり散歩しているふりをして、事件のあった側に
橋を渡って近づいていくと、
橋の上には、パトカーや派出所のスクーターなども
停まっており、雰囲気はいまだに 大事件のあとのようでした。
ほら、誰でも目が醒めてしまうような
鮮やかな赤い消防車が６台以上も 集まり、
３、４０人もの各種隊員の皆さんが、声掛けしながら
帰り支度？を始めつつありました。
初めて間近に、しかも 大量の消防車を見て、
つうは 少しビビリ気味でした。
で、
消火車だと思っていた車ですが、回り込んで見てみると、
救助工作車というものでした。
知っていましたか？
同じように集まって来ていた(笑）散歩仲間と
ちょっとばかり情報交換し、男の人は
そのあとすぐに毛布にくるまれて救急車に乗り込んで行ったということでした。
なにはともあれ、大事件でなくてよかったです。
ちなみに
つうの今日のファッションは、雨上がり後の路上の泥跳ね予防の
バティック様の布をおなかに巻いたものでした。
◇
結局、そのあと いつもの散歩コースを歩いたのですが、
さきほどの ただならぬ気配に 神経質になってしまったのか、
つうが、まったく ウンチをしてくれる感じではないので、
もう２０分、歩くことにしました。
すると、
あるマンションの駐車場の上を見て、つうが足を止めたのです。
ネコが２匹。
こちらを見ていたのですが、
二匹とも、これまで見たこともないような
細い目をした目付きの悪いネコでした。 怖
おい、この野次馬野郎っ、て言われているような気がして、
急いで その場を離れたのは、いうまでもありません。悲
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