またまた、トーストかよぉ~と思われる方が多いと思いますが、今日はトーストが主役ではありません。
今回のトーストの具は、タマネギとキャベツを塩コショウで炒めて最後に玉子を絡めたもの。これに豚肉とかウィンナーを加えるのが定番といえば、定番でしょう。小生が中高生の頃の高度成長期、これが我が家の朝食の基本型でした。
さて、普通はこの上にケチャップやソースをかけるのでしょうが、最近の小生はその代わりに、ナカモ(株)のつけてみそかけてみそをかけて焼くので~す。
これ、いっとき、秘密の県民ショーで紹介されブームを起こし、ご存知の方々も多いと思います。あの名古屋(にゃごや)では食卓に欠かすことのできない調味料なんです。
名古屋人は、なんにでもつけたりかけたりするそうで(まあ、広島のおたふくお好みソースのようなものでしょうか、いや、それより徹底しているようです)、食パンにそのままつけて食べることも普通のようです。それは、確かにそのとおりで、美味しいです。
それをトースターで焼いて食べるわけですから香ばしくなって、もっともっと美味しくなります。
これ、地方ではまだまだ、なかなか売っていないんですが、ひとつぐらい冷蔵庫にあってもいいと思います。カレーに入れてもいいし、以前、このブログのモロヘイヤカレーの中でも紹介したと思います。
ずっと捜していたんですが、広島ではイズミ系列のゆめタウンで見つけたんですっ!イトーヨーカ堂系列にもあるんじゃないかなぁ。いずれにせよ、仕入れ担当者の方に感謝感謝ですネ。
ついでにですが、今回野菜の上に乗っているのは、トンカツではありません。
それは、がんす 。
かまぼこの原料のすり身に、野菜や一味唐辛子などを混ぜ、長方形に成形し、パン粉を付けて揚げたもので、広島や呉で見られる揚げ物(広島ではこれをテンプラという)です。これも子供のころから、おやつとか軽く焼いたものをおかずとして食べていたので、最近まで全国的な食べ物だと思っていました。広島東部の竹原市のそばに浮かぶ大崎上島には『かんすバーガー』というのがあって、非常においしいそうです。
ちなみに、がんすというのは、古い広島弁の「~です」という表現でもあるんでがんす。