季節のブログ『ほっとひといき・四季の便り』

日本の美しい四季の移り変わりのなかで、季節の風景や食べ物など何気ない日常を綴る日記です

『巴里祭・フランス革命記念日』

2018年07月14日 | 季節のきねんび

本日7月14日は『巴里(パリ)祭』、フランスの革命記念日です。

1789年7月14日、パリ市民たちはバスチーユ牢獄を攻撃し、いわゆる「フランス革命」のキッカケを作りました。これがフランスを絶対王政から共和制へ移行させた発端です。

フランスではこの日を「革命記念日」とし、共和国の成立を祝って軍事パレードや花火の打ち上げ、空軍のアクロバット飛行などを行ないます。

パレードはフランス大統領の出席のもと、シャンゼリゼ通りからコンコルド広場まで続きます。コンコルド広場はフランス革命のときに、ルイ16世やマリー・アントワネット王妃が処刑された場所でもあります。

当時はルイ15世の騎馬像が飾られていたものの、革命後には像は撤去され「革命広場」という名前が付けられました。現在の「コンコルド広場」と呼ばれるようになったのは1795年のことです。

実は、この「フランス革命記念日」を『巴里祭』と呼ぶのは日本だけ。

フランスの名監督ルネ・クレールの映画「7月14日」の邦題を『巴里祭』としたのが由来です。映画公開当時は「ぱりまつり」と呼んでいたものが、現在ではいつのまにか「ぱりさい」と呼ばれるようになりました。

(※画像は「フランス革命記念日」の軍事パレード。フランス観光局公式サイトより)

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