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渡辺美里さんfanブログ。

■2008/4/5(土)赤坂Sacas ライブレポ

2008-04-26 00:15:33 | ライブ 2005-2010
◆2008/4/5(土) 赤坂Sacas さくら Sacas LIVE WEEK
misato アコースティックライブ「さくらの花の咲くころに」
at Sacas広場


■赤坂Sacasオープニング・イベントの一環として行われた今回のアコースティックライブ。
招待制でかなり競争率が高かったようです。
当選しただけでもとびきり幸運なのに実は番号も良く、最前列のど真ん中というスペシャルシート !
一緒に観ていたお友達に「近すぎて気持ち悪くなりそう・・・」
なんて言いながらしっかり堪能してきました(笑)。

■ステージ後方に大(?)階段。絶対に美里はあそこからドーンと登場だよね~!という予想通り、
メンバーがオープニングの短いインストを演奏している間に階段最上部の黒いカーテン奥に美里がスタンバイ(笑)。
そ~っと現れてスタンバイしているのにしっかり見えてしまって、ちょっと申し訳ない気も(笑)。

■1曲目「卒業」の演奏が始まり、スタッフ2人が両側からカーテンを開け(アナログですね・・・)、
美里登場。桜の花を散らした、丈の長い黒のガウン。
1コーラス目を歌い終え、階段を降りてメインステージへ。
かなり急な階段でしたが、真っ直ぐ客席を見たままほとんど下を見ずに降りてくるところはさすがです。
久しぶりに間近で観た美里は・・・可愛すぎ・・・。
この日の美里はうっとりするくらいキレイでした☆
瞳はウルウルキラキラ、くちびるはツヤツヤ。マニキュアは可愛らしい桜色。
も~、あんまりキレイで可愛くて、私ってば相当顔がニヤけていたかもしれません(笑)。

■今回のアコースティックライブは、ピアノ、ベース、ヴァイオリンといった、いつもとはまったく違った編成。
アコースティックとは言っても、単にしっとり・ゆったりとしたライブではなく、
美里らしい、いろいろな変化球が飛び出す面白いライブになりました。
「卒業」は、今まで聴いた中でいちばんシンプルなアレンジ。
すごく豊かにピアノとヴァイオリンの音色が感じられ、
だからこそメロディの良さが際立ち情景が鮮やかに浮かぶ、シンプルだけれど贅沢な「卒業」でした。

■続く「さくらの花の咲くころに」。
いきなり春の王道2連発。
この曲はどちらかというとアコースティックギターの印象が強いので、
ピアノが「さくらの花~」の旋律を奏で始めた瞬間ちょっぴり不思議な気持ちに。
ピアノとヴァイオリン(あ、もちろんベースは屋台骨でしっかりずっといてくれます)で、
「卒業」と同様にしっとりと・・・と思いきや、
サビ部分からいきなりヴァイオリンの弦一徹さんがマラカスのような楽器に持ち替えボッサ調のアレンジに。
「さくらの~」がまさかこんな軽快なアレンジに生まれ変わるとは。
「けんかした日も投げ出した日も輝きに変えていくよ」という決意を軽やかに飛び越えていくような、そんなアレンジ。

【MC】
2曲歌い終えて最初のMC。
3/20にグランドオープンしたばかりの『赤坂Sacas』。
これから様々なイベントや番組が発信されていくであろうこの場所の、最初の瞬間に立ち会えたことを嬉しく思うということ。
「卒業」「さくらの花の咲くころに」の2曲は、ずっとこんなシチュエーションで歌ってみたかったということ。
しかし『アカサカサカス』というのはとても言いづらく、TBSの番組の収録時には何度か失敗してしまったそうです(笑)。
また、地声が大きいのでご近所の方には迷惑をかけるかもしれないけれど、よろしくお付き合いいただきたいと(笑)。

■3曲目は全く予想していなかった「Breath」。
オリジナルに近い雰囲気で。
しかし途中(2コーラス目のあと)急にアップテンポなジャズテイストの演奏が挿入されて、
またオリジナルアレンジに戻るという小技(笑)。
美里は気持ち良さそうにリズムを取っていたけれど、個人的にはその箇所だけがちょっぴり違和感。
でも歌そのものは素晴らしかったし(この曲を歌うときの美里のヴォーカルは何ともセクシー)、
春の、まだ少し冷たい夜の空気にピッタリな選曲でした。あらためて、名曲。

【MC】
その昔、赤坂には毎週毎週通っていたというエピソード。
デビュー間もないころからパーソナリティを務めていたTBSラジオ『スーパーギャング』の思い出など。
ラジオ番組でリスナーに呼び掛けるときには、
「みんな」という言葉を使ってはいても、マイクの向こう側の1人1人に対して「あなたに。あなたに」という気持ちで呼び掛けていた。
これからも1人1人の心に届く歌を歌っていきたい。

■つづいての「ココロ銀河」はオリジナルアレンジを踏襲しつつも、
このメンバーならではのせつなくてドラマティックな演奏。
2コーラス目あとの間奏で、ピアノとヴァイオリンの応酬に美里のタンバリンが加わるスリリングさにはヤラレました
(ちなみに、『ココロ銀河ツアー』で「グリーングリーン」時に使用していたものと同じブルーのタンバリン)。
そこからスーッとオリジナルアレンジに戻っていく間合いが素晴らしく。
榊原大さんのピアノが印象的。

【MC】
ライブが行われた『Sacas広場』。
すぐ脇が通路になっており、出店があり人通りも多く。
ライブがスタートする前、お店のスタッフの「いかがですか~」という呼び込みの声が気になっていました。
「いくらなんでもライブが始まったらやめるよねぇ・・・」と友達と話していましたが、
7時閉店まで結局そのまま。これにはちょっとガックリ。
実は美里もこの呼び込みの声は気になっていたらしく・・・(笑)。
赤坂Sacasがオープンしてから約半月。
来場者が100万人を突破し、4月5日の1日だけでも10万人を超えたとのこと(←こういうリサーチ、さすが美里です(笑)。)。
「10万人の中の1人かと思うと責任重大でしょう(笑)?」
そして広場脇の出店について触れ、
「みなさん何か召し上がりましたか? それとも食べる間もなく並んでくれたのかなあ」
「歌いながら、お店の方の『いかがですか~』という声がすごく気になっていたけれど、もう終わりましたね !?
まあ、あちらもお仕事ですので持ちつ持たれつということで・・・」と軽くジャブ(笑)。
「じゃあ、ここからは本調子でいきたいと思います ! 」

■「My Revolution」 。
イントロはヴァイオリンを要にアレンジされてしまっているため、すぐには何の曲なのか分からず、
♪さよ・なら・・・と歌い始めた瞬間に拍手とどよめきが。
こういうのって、ステージ上のアーティストは最高に嬉しいでしょうね。
いちファンの私でさえこういったライブならではの瞬間がたまらなく大好きなのだから。
アコースティックライブだしいつもとは違う空間だし、
何となく遠慮がちだった観客もさすがにこの曲からはボルテージ上がり気味。
徐々に手拍子が広がっていく一体感。

■そのままMCを挟まず「10 years」へ。
ピアノとベースが跳ねる、アグレッシブなアレンジ。
弦一徹さんはヴァイオリンではなくリズム楽器で。
美里も曲の冒頭から黒い丸棒状のマラカスのような楽器をシャカシャカと。
オリジナルに漂っている「せつなさ」は皆無で。
「あれから」よりも「これから」を見据えた、力強くて前のめりで、立ち上がって踊り出したくなるようなゴキゲンな「10 yers」。
エンディングではマイクを外して歌いたおし(笑)。カッコ良かった !!

■「10 years」までで本編は終了。
アンコールの拍手に迎えらて登場した美里は衣装チェンジ。と言ってもガウンを脱いだだけ。
『ココロ銀河ツアー』本編で着用していた、青ジャケットを脱いだ状態の上下黒のパンツルック。
この日集まってきてくれたことへの感謝と、夏に行われる東京での美里祭りの話など、短いMC。
「みんなのお家にもきっといると思います」という曲紹介で歌われたナンバーは「青い鳥」。
この曲のアレンジもまたゴキゲン。
冒頭の、♪泣きたいくらい1人でも・・・の部分はオリジナルに近い感じ。
「さすがにこの曲はそうだよね~」と思ったら、違いました(笑)。
♪1人ぼっちじゃないよ・・・♪のすぐあとからブンブン鳴るベースと叩きつけるピアノでオリジナルよりもアップテンポ。
そして弦一徹さん!何やら小脇に抱えて手で弾いている・・・。
一瞬ウクレレかと思ったけれど、それはヴァイオリンでした。
エンディング近くに、通常のヴァイオリンとしてベースとピアノの間に入り込んでいく感じがジャムセッション的で何とも愉快。
こういう賑々しいエンディング、好きだなー。
ただし、いつもみたいに腕を振るよう美里は促していたけれど、あのリズムには合わなかったっす、美里さん(笑)。

■ライブはジャスト1時間。無料の招待制ライブですから、時間的にはそんなものかもしれません。
けれど内容的には大満足。
こういったイベント的なライブでは数曲の代表曲をごくごく普通に、
レコードのアレンジ通りに演奏するのが当たり前かもしれませんし、それでも誰も文句はないはず。
しかし、それでは終わらせない、「いつでも真剣勝負」が渡辺美里。
ずっと聴いてきた曲たちの進化形を、鮮やかに見せてくれました。
偶然通りかかった人たちにも届いていたらいいなあ。


◆メンバー◆
ピアノ:榊原大
ベース:竹下欣伸
ヴァイオリン:弦一徹





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3 コメント

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お待ちしてました♪ (ジャム)
2008-04-26 02:23:33
はぁ~~~~~行きたかった。
これに尽きます。
「卒業」と「さくらの花の咲くころに」を同時に聴けるなんてもうないかも(ToT)
(まぁ、今年は桜の季節に京都に行ってきたので良しとするか…ぶつぶつ)

それにしても私が関東を離脱してからナゼこんなにフリーライブが。。。
返信する
も~う!!! (eat)
2008-04-26 10:13:07
 Makiさん こんにちは☆

レポ・・読んでるだけで大興奮!でした。
美里 メチャクチャ可愛かった様で。
ちょっぴりブラックだった様で(笑)
そして、相変わらずの「歌力」だった様で。

 やっぱり、無理してでも行けば良かった~~~~~(泣)
返信する
Unknown (Maki)
2008-04-27 23:31:47
■ジャムさん、こんにちは !
ライブレポ、UPするのに結局時間がかかってしまいました(笑)。
たしかに「卒業」と「さくらの花の~」を同時に演奏することってまれかもしれませんね・・・。しっかり大掛かりな撮影隊も入っていたし、こういう貴重なライブこそきちんとDVD化してほしいですけどね・・・。MCを除けばきっと40分くらいでしょうし。
ジャムさんがまだ関東にいらっしゃれば、この赤坂とか次の自由が丘なんかでもお会いできたかもしれないのに~。残念。いつかジャムさんのお住まいのところでもフリーライブがあると良いですねー。

■eatさん、こんにちは !
レポお待たせしちゃいました。
申し訳ないです。赤坂での美里ってばホントにうっとりするくらい可愛かったです~。他の友達もみんな口を揃えて「うっとり」と言ってました(笑)。でもそんな中にもブラック美里が見え隠れするところがファンとしてはたまらなかったり(笑)。
今回、アレンジも全て素晴らしかったので、eatさんやその他ライブを観れなかった方たちのためにもDVD化してほしい~。
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