初恋

控えめ、古風、純朴

まるで初恋のように
俯き頬を赤らめ
柔らかに微笑むその姿

何度となく幼き頃より
連れて歩いてくれた
姉の「やさしく白い手」

懐かしい数多の帰り道

今日はその手に添える花を贈りたくて
昨年父がくれたシクラメン鉢より
ちょっと失礼

披露宴まであと２週間
今回は和装のお写真撮り

「私のことは気にせず結婚していいからね」

お姉ちゃん、
あの言葉から１年後結婚する人に出会えたこと
そして交際２年経て間もなくその日を迎えることに
順序を守らなかった妹は
ようやく今一人
心の中で静かに静かにほっとしています。

とっても綺麗ですよ・・・

披露宴では『世界に一つだけの花」を
みんなで演奏します♪

練習しなくっちゃ！