そりゃないぜ

＊お誕生日祝い ミニ胡蝶蘭６本立/ランラン　　　　＊石原洋蘭園さん






ゆうべの就寝前、
お得意様から突発的なご注文をメールでいただいた。

「今日の午前中までに。」
とのことだったので、
予定より少し早く起きて市場へ向った。


４時３０分頃出発したのですが、
外はまだ うっすら明るい程度。
日に日に 朝の気温も下がってきて、
日の出の時間も遅くなる。

今年は残暑を感じることもなく秋に突入してゆくのだろうか・・



今朝の空は曇っていたので朝日を見ることは出来なかった。
風邪で体調があまり良くない俺的には、
朝日でも見て元気を出そうと思っていただけに残念。

体調不良と言っても、
昨日のコメントで花屋仲間のお姉様から、
“風邪が良くなる魔法”
をもらったお陰か、
昨日よりは体調が良いみたいだ。


ゆうべから飲み薬を変えたせいかも

というのは黙っていた方がよいのかな、こうゆう場合（笑）


うそうそ、うそだよ～
いつもあなた様からは元気を頂いておりますよ☆
ありがとうです(^^)








今日は市場へ向う途中、おもろい光景を見ました。

稲城から多摩川沿いをずっと走り、
世田谷街道にぶつかるところを左に曲がるんだけど、
そこは多摩水道橋になる。

いつものように橋を渡っていると、
左側の歩行者道路に誰かいるのが目に入る。

男だ。

その男は何かを手に持ち、
まわりには、いくつか荷物が置いてある。

徐行より少し早い速度で通過して見てみると・・・







その男は・・・











ギターを抱えて熱唱してるではないですか！？






なぜここで？
なぜこんな時間に？
弾き語りですか・・・



朝一番で川をバックに歌うのって気持ちいいんだろうけど、
通る人なんて、
散歩してるジィちゃんバァちゃんかジョギングしてる人くらい。

よほど歌唱力に自信がないのか？？


なぁんて俺は思っちまったぜよ。










話しは変わって。

今朝、
仲卸でお花を探しているときの出来事。

俺はいつものように６件の仲卸街を行ったり来たりしてたんだけど、
あるお店で足を止めてお花を見ていると、
老舗花屋のオジサマがいた。

アンスリュームの箱を手に取り品定めをしている模様。

この方、
世田谷市場の買参人の中ではけっこう権力があり、
若手の花屋さんはちょっと逆らえない的存在の方。

そこへ、
仲間のオジサマが現れ、


仲間のオジサマ：「そのアンス買うのかぁ？」


権力者のオジサマ：「いや、高けぇから買わねぇ。」


と言って次の瞬間、






バンッ！

と、放り投げるように箱を置いた






そりゃないぜ○○○さん。

お花が傷付いたらどうすんねん。
ふだん、あなたはお花にどう接しているんですか？
自分のお店で、お客さんの目の前で同じこと出来ますか？

それに、
そもそも 持っていたアンスはあなたのものじゃない。
仲卸の商品です。
それをそういった扱い方をするのもどうかと思います。




前から大きな声で言いたかったんだけど、
仲卸を利用する人のマナーが悪い！

仲卸の店頭にあるお花は商品です。
ナマモノです。

確かに俺だって、
急いでて少し雑に扱ってしまったことがあるかもしれない。
でも、
お花に対して必要最低限の気は使ってるつもり。

箱の中から、
より綺麗な１０本、より使い勝手の良い１０本を探すことだってする。
でも、
自分が選ばなかった束だって商品なんです。
ちゃんと丁寧に戻しましょうよ。


水についてたお花を戻すときに浮いちゃてたり、
バケツにちゃんと入れなかったり、
バラを雑に扱ったり、

ちょっとこれはヒドイなぁ
って光景を見ることがあります。


仲卸を利用してるみなさん、

・お花はナマモノである
・仲卸さんの商品である

このことをもう一度認識し直しませんか。


傷付いた花を自分が取ってしまったら気分悪いでしょ。
しかも自店に帰ったあとに気付いた日にゃあ、もっとイヤでしょ。





ペーペーの俺がブログでこんなこと書いて、
「ナマイキ言ってんじゃねーよ！」
って怒られちゃうかもしれないけど、
書いたからには、
俺も今以上に気を付けて仕入れをするよう心掛けます。

なので、
もし俺が仲卸でお花を雑に扱っていたら、
その場で後ろから頭をごついて下さい。
マジでそうして下さい。

よろしくお願いします。








さすがに、
権力者のオジサマの名前をイニシャルで書けなかった、
小心者の青空でした。