コートを少し強めに間引き抜きして、その後クリッパーでざっと落としてからどの位経ったでしょうか ・・・
その間に一度クリッパーで3mmほどの長さで調整して全体の被毛の長さを揃えました。
その時にはまだ間引き抜きした後に新しい硬い被毛は来ておりませんでした。
最近背中の部分に少し毛先が焦げた様な被毛が増えてきたようです。
思った通り、新しいオーバーコートが出てきたようです。
頭部の被毛は、あまり硬い被毛が来ないようです。
両わき腹は、背面ほど硬く太くはありませんが白くかたい被毛が来ている様です。
コートは、やや硬め厚みはあまりありませんが体に貼り付く様になっています。
S&Pならばもう少しコートに厚みが出るのでしょうが ・・・
夏毛の関係もある程度関係しているのかもしれません ・・・
白い仔は、被毛の伸びが少しばかり遅いようですね。
特にオーバーコートは思った長さに伸びてくるまでに時間が掛かる様です。
少し強めに落としたせいなのかもしれませんが ・・・
っと思っておりましたが、いつの間にかオーバーコートが少し生え揃ってきておりました。
ゆっくりでしたが ・・・ 特に両サイドのボディー部分なのですが ・・・
背骨を中心にトップの被毛は、毛先をバーナーで焦がしたような色合いになります。
もう少し伸びたところで毛先をクリッパーで落とせば
白いミ二チュア・シュナウザーに仕上がって行くのではないかと思われます。
本来ならばこの長さよりもう少し短い長さでコートを維持して行くところでしょうが ・・・
間引きながら維持するには、白いこの被毛の密度の関係か、毛質 ( 太さ ) の関係か
コートの厚みが良い具合にとれず、皮膚が透けて見える事がありがちになる様です。
全体に少し長めに生え揃った頃合いを見計らって被毛表面を撫でるようにクリッパーをかけ
焦げたような毛先を落とすために若干長めに並刈りでクリッパーをかけます。
ザックり短目に行っても良いのですが、被毛の流れ具合を表現するのには
表面の焦げた様な毛先を落とすだけで十分かと思われます。
短目が好きな場合は、3mm程度のクリッパーできっちり並刈りすれば
サッパリした短目の白いミニチュア・シュナウザーが楽しめるでしょう。
逆刈りで仕上げると被毛の流れ具合を見て楽しむには短すぎてしまうでしょう。
均一な長さに刈るのには逆刈りでしょうが、美しい被毛の流れを楽しむのには
被毛の生える方向に添った並刈りがベターでしょう。
短すぎても皮膚が透けて見えてしまいますのでやや長めがベターかと思われます。
白いミニチュア・シュナウザーの場合、フルストリッピングから仕上がりまでかなりの時間を要する様です。
控え目に間引き抜きしながら時間をかけてコートを仕上げていく事が
白いミニチュア・シュナウザーには向いているようです。
純白に表現したい時は、毛先の部分をクリッパーでさっと落としてあげればよいでしょう。
それが本来のミニチュアシュナウザーのお手入れに受け入れていただけない事は周知の事実ですが
純白を目指すという観点からは、あるべき一つの方法と思われます。
何が正しくて何が間違っているかは表現の自由にはあまり意味のない事の様に思われます。
ご自分の目指すものは何か、それに向けての試みは決して無駄は無いものと思っております。
ただし、彼らの体に負担の無い範囲で行われる事を心より望んでおります。
ミニチュア・シュナウザーほどお手入れに手間が掛かる犬種はありませんが
美しく仕上がった時ほど素晴らしい犬種はミニチュア・シュナウザー以外にはないのではと思っております。
それだけに毎日お手入れを通して彼らと関われるという事は、他の犬種にはない親近感を覚えます。
毎日嫌であろうお手入れをされても常に体を私たちに寄せてくる彼ら ・・・
少しでも彼らに負担の少ないお手入れ方法を考えて行きたいと思っております。
これからも試行錯誤を重ねていきたいと思っております。
ハイ !
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by ちぃ君 & もっ君 の パパ