森さん辞任 2

オリンピック準備委員会の会長後任は川淵さんに決定とばかり思っていたら、選考プロセスが不透明ということでご破算になったようだ。

普通の組織ではトップが辞める時に後任を実質的に指名するのが一般的なので、森さんの動きには特に違和感はないけど、選んだのがやはり同世代のおじさんということが良くなかったのかな。

多くの人が開催に疑問を持っている五輪だが、それを実行まで漕ぎつける手腕は相当なもので、やはりある程度は年の功で、あの人が言うなら仕方ない、と周りを説得できる器量のある人でないと難しいのでしょうね。

普通の時なら川淵さんという選択は悪くないけど、森さんの辞任が女性蔑視発言がキッカケなので、ここはイメージチェンジを狙って女性を、というのは一つの考え方だと思う。問題は適任者はいるのか？という点です。

橋本大臣が候補に挙がっているようですが、会長をやるだけの器量があるのかよくわかりません。また、以前セクハラまがいのスキャンダルもあった人なので、どうなんでしょうかね。

いずれにせよどのような「透明なプロセス」で決まるのか、見守りたいと思います。